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府中「大國魂神社」へ、武蔵野国(東京・埼玉・神奈川一部)の守り神に会いにいこう!
東京都府中市に、東京や埼玉を開いた神様が祀られていることをご存知ですか? 1900年以上の歴史を持ち、東京・埼玉の守り神やその他たくさんの神様に参拝できる「大國魂(おおくにたま)神社」を紹介します。
東京都府中市は、都内では珍しい自然が多く残された緑あふれる街です。複数の路線(京王線、JR南武線、武蔵野線)が乗り入れているためアクセスも抜群。
そんな府中市に、東京や埼玉、神奈川の一部を含めた、武蔵国(むさしのくに)を開いた神様が祀られていることをご存知ですか? 本日は1900年以上の歴史を持つ、「大國魂(おおくにたま)神社」を紹介します。
武蔵国を見守り続けてきた「大國魂大神」
現在の東京都や埼玉県、神奈川の一部は、かつて「武蔵野国」と呼ばれていました。
参考:現在の埼玉県の範囲
参考:現在の東京都の範囲
参考:現在の神奈川県の範囲
大國魂神社で祀られている大國魂大神(おおくにたまのおおかみ)は、その武蔵国を開き人々に衣食住の道を教えた神様。現在の東京や埼玉を作り、見守ってきた守り神なのです。
さらに境内には大國魂大神以外にも、武蔵国各地の著名な神社の神様6柱、通称:六所(ろくしょ)が一緒に祀られています。神奈川の一部、そして東京や埼玉中の神様を一度に参拝できる、非常にありがたい神社だと言えます。
また、現在は福と縁結びの神様としても、広く知られています。
大國魂大神の祀られる本殿へGO!
大國魂神社には、大國魂大神や武蔵国の六所以外にも、いくつもの神様が祀られています。まずは迷わず大國魂大神を参拝できるよう、本殿へのルートを案内します。
大國魂神社は、京王線府中駅、JR南武線、武蔵野線の府中本町駅から徒歩5分と、とてもアクセスしやすい場所にあります。
神社に到着して最初に目に飛び込んでくるのは大鳥居。御影石製の鳥居の中では日本一の大きさを誇ると言われています。長い参道は、行事があるときには多くの人でにぎわいます。
鳥居をくぐると、小さな神社や相撲場などが現れますが、目指す本殿はそのまま真っ直ぐ進んだ先にあります。
大木が植えられている参道を進むとこちらの隋神門(ずいしんもん:邪悪な存在が侵入するのを防ぐ門)に到着します。お参り前には、その手前にある手水舎で身を清めてからにしましょう。
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本殿の前にはもう1つ、こちらの真っ赤な中雀門(ちゅうじゃくもん)が建っています。ここをくぐれば本殿はもうすぐ!
宝塚・ミュージカル鑑賞、Jリーグサッカー観戦、WWE観戦、お酒、読書、料理、旅行が大好きな、元フジロッカー。東京西部の魅力を中心に、日本の素敵なところを、たくさん発信していきたいです。