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神奈川観光ガイド。アクセス、エリアガイド(横浜・鎌倉、葉山、箱根)、オススメスポットなどまとめ
神奈川とは、関東地方に位置する都市。県内には横浜・みなとみらいや中華街などの観光スポットや、古都・鎌倉、温泉地・箱根、ビーチリゾートしてとしても知られる逗子・葉山など、さまざまな顔をもつ魅力的な県です。そんな神奈川への東京からの行き方、エリア別のオススメ観光スポットなどをまとめました。
神奈川県とは
神奈川県とは、関東地方に位置する自治体。東京に次ぐ日本第2位の人口を擁しながら、県内にはみなとみらいや中華街などのショッピング&グルメスポット、鎌倉・箱根・逗子といった美しい自然を誇る観光地もある、魅力的な県です。
東京から1時間ほどで行ける観光地、神奈川のよさをまとめました。
目次:
1.神奈川県のハブ駅、横浜駅へのアクセス
2.神奈川県内の移動手段・交通事情
3.横浜のエリア説明&観光スポット
4.湘南エリア説明&観光スポット
5.箱根エリアの説明&観光スポット
6.神奈川県の観光スポット&ショッピングスポット
7.神奈川県のイベント&まつり
8.神奈川県のホテル
9.神奈川県のグルメ
10.神奈川県のおみやげ
11.神奈川県の気候と服装&まとめ
12.旅のお役立ち情報
神奈川県のハブ駅、横浜駅への行き方
とにかく広い神奈川県内ですが、観光の要となるのは横浜駅です。
羽田空港から横浜駅の行き方
羽田空港からは、乗り換えのないリムジンバスが便利。バスは、YCAT(横浜駅)と国内線第1ターミナルを約24分、国際線ターミナルを約40分で運行しています。片道大人580円、小人290円です。
成田空港から横浜駅への行き方
成田空港からは、成田エクスプレスかリムジンバスかの2つの方法が便利です。どちらも乗り換えなく横浜駅に到着します。
成田エクスプレスは所要時間1時間40分、料金は4,300円。リムジンバスの所要時間は1時間半、料金は3,600円です。
成田エクスプレスを使用する場合は、日本全国の鉄道・路線バス(JR社が運行する物に限る)が乗り放題になるJapan Rail Passの利用もオススメ。
東京駅から横浜駅への行き方
東京駅からはJR東海道線の下り線に乗りましょう。所要時間は35分、料金は470円です。
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神奈川県内の移動手段・交通事情
JR
鉄道が多く通っている神奈川県内では多くの観光スポットに電車で行くことができます。
主な観光エリアを走るのは東京から、横浜・小田原と走っている東海道線、同じく東京方面から横浜を通り、鎌倉・逗子・久里浜へと続く横須賀線です。
逗子や鎌倉など主な観光地にはJRの駅があります。
バス
神奈川県内にはバスの路線も充実しています。横浜では、みなとみらいや中華街エリアを周遊する「あかいくつ」という観光バスもあります。
江ノ電(えのでん)
県東部の藤沢から鎌倉まで、海沿いの道を走るのが江ノ電。鎌倉の社寺めぐりや江ノ島へ行くときなどに利用する電車です。鎌倉高校前は絶景スポットとしても知られています。
京急線(けいきゅうせん)
品川から横浜・金沢八景・横須賀中央・三崎口などへ運行している列車です。金沢八景にある海のテーマパーク、八景島シーパラダイスへ向かうときは、この路線を利用してください。
小田急線(おだきゅうせん)
新宿と小田原、江ノ島、厚木方面をつなぐ列車。都内から江ノ島などの観光地に向かうときには、この路線が便利です。小田急のロマンスカーは、新宿から箱根湯本までを結ぶ路線。箱根観光ではこの列車を利用してみましょう。
東横線/みなとみらい線
渋谷と横浜をつなぐのは東横線。横浜駅から先は、横浜高速鉄道のみなとみらい線に接続しています。中華街や元町、みなとみらい、馬車道といった観光地へはこのみなとみらい線を利用してください。
箱根登山鉄道(はこねとざんてつどう)
箱根登山鉄道は、神奈川県南部の小田原から箱根湯本、小涌谷(こわくだに)、強羅(ごうら)などの観光スポット、そして終点の早雲山(そううんざん)までを結ぶ列車。箱根町内の観光ではこの路線を利用しましょう。
レンタカー
横浜市内の観光では、公共交通機関の利用で十分ですが、箱根や逗子などではレンタカーが便利な場合もあります。
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〜神奈川のエリアガイド&観光スポット〜
それぞれのエリアの特色、名産品、観光スポットを紹介します。
<横浜エリア(横浜駅周辺・中華街・八景島)>
横浜は神奈川県内では一番の都会で、グルメやアミューズメントが揃った観光地です。出発地にもよりますが東京都内から30分前後で行くことができるのも魅力。
横浜の 観光の中心地は、みなとみらい、中華街周辺です。みなとみらいには横浜赤レンガ倉庫や中華街、ランドマークタワー、あんぱんまんミュージアムなどの観光スポットはもちろん、夜景が美しくショッピング施設も多いので、デートスポットとしても人気のエリアです。
中華街は、横浜でも最大級のグルメスポット。本格的な四川、上海、広東などの中華料理の名店が揃っています。中華風雑貨などのおみやげも買えます。
他、海を眺めることができる広々とした中華街からほど近い山下公園や、日本庭園の三渓園といった歴史ある観光地もオススメです。横浜から少し離れた八景島には、海のアミューズメント施設として知られる八景島シーパラダイス、新横浜にはラーメン博物館があります
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横浜のオススメの観光スポット
1.みなとみらい
みなとみらいは、みなとみらい線、JRの桜木町周辺の地区です。ランドマークタワー、クイーンズスクエア、赤レンガ倉庫などの商業施設にはショッピングスポットや飲食店が集まっています。海を含む美しい景色が見渡せる他、のんびり過ごせる公園もあり1日中遊べるスポットです。
2.ランドマークタワー
みなとみらいにある展望台施設を兼ね備えた商業ビルです。夜景が見渡せるほか、ショッピングが楽しめます。
3.赤レンガ倉庫
横浜赤レンガ倉庫は明治末期から大正時代に国の模倣倉庫としてつくられた歴史的建物です。おみやげが買えるお店や飲食店が集まっています。イベント広場では季節ごとにさまざまなイベントが開催されています。
4.アンパンマンミュージアム
日本の子供たちに大人気のアニメ『アンパンマン』のミュージアムです。かわいいキャラクターたちが勢ぞろいするジオラマや見ているだけで楽しいいアンパンマンのキャラクターのパンをはじめとする食事にもテンションがあがります。子供連れにはオススメです。
5.元町・中華街
横浜最大級のグルメスポットが中華街。中華料理店は220以上あるといわれ、本格的な広東料理、四川料理、点心やスイーツなどが味わえます。
6.新横浜ラーメン博物館
新横浜ラーメン博物館は、ラーメンに関するフードテーマパークです。日本中から選ばれたラーメン店およそ10店が出店しています。ラーメン好きにはたまらない施設です。
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<湘南エリア(鎌倉、江ノ島、逗子・葉山)>
「湘南エリア」とは、江ノ島、鎌倉、逗子、葉山などのエリアのことを言います。鎌倉は多くの社寺と自然を楽しむことができるスポットです。江ノ島は鎌倉から江ノ電で行くことができる小さな島。
逗子や葉山はビーチ沿いの町で、マリンスポーツや散策、夏は海の家や海水浴が楽しめます。
湘南エリアは自然が多く、また、カフェや飲食店も都内と比べ、どことなくゆったりとした雰囲気。東京の喧騒から離れてのんびりと過ごしたい! というときにオススメのエリアです。
鎌倉周辺のオススメ観光スポット
鎌倉には、大仏のある高徳院や竹寺(bamboo temple)と言われる報国寺など、お寺がたくさん。日本の歴史的建造物、自然を楽しめるほか、おしゃれなカフェなどが多く、ゆったり散策するにはぴったりのエリアです。
1.鶴岡八幡宮
鎌倉のシンボルともいえるのが鶴岡八幡宮。鎌倉駅から徒歩10分とアクセスも良好です。途中は小町通りでグルメやショッピングを楽しみながら鶴岡八幡宮に向かうのが鎌倉の定番コースです。
2.報国寺
”bamboo temple(=竹寺)”の名で知られる報国寺には美しい竹林が広がっています。竹を眺めながら抹茶をいただくことができるのも魅力。
3.高徳院・大仏
江ノ電の長谷駅から歩いて7分の場所にある高徳院。座高 約11.4m、重さ 約121トンの巨大な大仏をひと目みようと土日は多くの人がここを訪れます。20円で大仏の中を見学することもできます。
4.長谷寺
高徳院と同じ、江ノ島電鉄の長谷駅にある長谷寺は四季折々の景色を楽しむことができる観光名所として海外からも多くの人が訪れています。特に紅葉のシーズンは夕方から夜にかけてライトアップが行われ幻想的な雰囲気に包まれます。
5.江ノ島
江島神社や江の島岩屋などで知られる江の島は、周りを海に囲まれた小さな島です。自然の織りなす絶景スポットも多くあります。また「生しらす」など海の幸を使ったグルメもオススメです。
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葉山・逗子のオススメビーチ
逗子・葉山エリアは、絶景スポットとして知られる一色海岸や森戸海岸のあるエリア。ビーチで夕日を眺めたり、シーカヤックやウィンドサーフィンをするのもよさそう。葉山は日本の富裕層の別荘地としても知られていて、優雅な雰囲気が流れるエリアです。
1.逗子海岸
写真提供:逗子市経済観光課
JR逗子駅から徒歩15分の逗子海岸。夏は多くの人で賑わうビーチです。駅から海岸までの道のりにはおしゃれで個性的な飲食店が多くあります。
2.一色海岸(いっしきかいがん)
天皇の別荘、葉山御用邸があることでも知られる一色海岸。夏は洒落た海の家が並び、海水浴客で賑わいます。他の季節は落ちついた雰囲気。山々と海の絶景はオールシーズン楽しめます。
他、近隣には葉山しおさい公園や長者ヶ崎、森戸大明神、葉山マリーナなどの趣あふれるスポットがあります。
<箱根エリア>
箱根とその周辺エリアは、神奈川県を代表する温泉地。箱根湯本をはじめ、強羅、湯河原町、真鶴町などの温泉地があります。箱根湯本周辺では透き通る水をたたえた芦ノ湖や火山の煙を間近に見られる大涌谷(おおわくだに)など、山岳地ならではの自然が見所です。美術館もたくさんあるのでアートめぐりしてみるのもオススメです。
箱根のオススメ観光スポット
1.箱根湯本
箱根湯本は、東京方面からの電車が発着する箱根湯本駅があり、箱根の玄関口と呼ばれるエリア。駅周辺にはおみやげ屋が並ぶ商店街や歴史の古い建造物があります。が、なんといっても、箱根湯本は40軒以上の温泉宿が並ぶ温泉街としても有名。駅から徒歩圏内に温泉があるのも魅力です。
2.大涌谷
大涌谷は、箱根の活火山の迫力を体験できるスポット。辺り一帯に白煙が立ち込め、その独特な景観から江戸時代には”地獄谷”と呼ばれていですたそう。箱根ロープウェイでアクセスすることができます。
3.芦ノ湖
かつての火山爆発によって誕生した湖、芦ノ湖は、神奈川県最大の湖で海賊船を模した遊覧船であたりの景観を見て回ることができます。
4.箱根神社
芦ノ湖の一角に浮かぶのが箱根神社の大鳥居。芦ノ湖を訪れる際は、こちらも立ち寄りたいスポットです。山々の中で神聖な空気に包まれた神社です。
5.彫刻の森美術館
「彫刻の森美術館」は、開放的な大自然の中にある数々のアート作品を見て回ることができる、美術館。都会で楽しむのとはひと味違ったアート鑑賞ができます。
箱根の観光スポットについて詳しくは「温泉と豊かな自然が魅力の箱根エリアガイド〜箱根湯本・強羅・宮ノ下・仙石原・芦ノ湖・小涌谷〜」や「箱根エリアでできること。箱根観光の基本情報と観光名所6選」の記事をご覧ください。
神奈川県のショッピングスポット
神奈川県で観光ついでにショッピングをするなら横浜駅周辺やみなとみらいが便利です。クイーンズスクエア横浜やMARK IS みなとみらい、三井アウトレットパーク 横浜ベイサイドのような大型ショッピングモールがあります。
神奈川のイベント&まつり
日本で初めて外国に対して開港した横浜のある神奈川県ならでは、国際色豊かなお祭りが開催されます。
2月:中華街・春節
旧暦の正月を「春節(しゅんせつ)」と呼び、中華街では街をあげてお祝いをします。パレードなど、中国さながらのパレードと催しが行われ、毎年多くの人で賑わいます。
5月:小涌谷つつじまつり
箱根町小涌谷蓬莱園(はこねまちこわくだにほうらいえん)で行われるおまつり。3万株ものつつじが咲き誇り、園内ではビールや軽食などの屋台も出店します。
6月:逗子海岸花火大会
逗子市の花火大会は他の町よりひと足早い、6月に行われます。音楽にあわせて打ち上げられる花火は壮観です。
12月:横浜山手西洋館 世界のクリスマス
その昔、イギリス人やアメリカ人が住んだ西洋館の残る山手。各洋館がテーマとなる国を決め、その国のクリスマス装飾と文化の紹介をします。オーストラリア人の住んだ洋館でイタリアがテーマになるなど、洋館とテーマとなる国の組み合わせがおもしろいです。
スウェーデンやブラジル、フィンランド、ベトナム、日本など世界各国のクリスマス文化に触れられると評判です。イルミネーションやキャンドルガーデン、コンサートも開催されます。
神奈川県のホテル
神奈川にはビジネスホテルや高級ホテル、リゾートホテルまでさまざまなホテルがあります。横浜駅付近には、ビジネスホテルや外資系の高級ホテルが揃っています。予算に合わせて好みのホテルを選んでください。
箱根地区には温泉施設のある旅館やホテルがたくさん。箱根を訪れたら、旅館の畳と障子のある部屋で、和食を食べてのんびりと過ごすのもよいでしょう。
神奈川のグルメ
神奈川県では、エリアごとにそれぞれオススメのグルメがあります。
横浜エリア
横浜エリアには、洋食の老舗や本格中華のお店が充実しています。中華街で肉まんを食べながらブラブラするのも楽しいですよ。
ラーメン好きの人は、日本各地のラーメンが揃うラーメン博物館で食べ比べをしてみてください。
湘南エリア
湘南エリアでは、近隣の海でとれた新鮮なしらすを使った料理がオススメ。しらす丼やしらすピザ、しらすパスタなど、バリエーションも豊かです。鎌倉で生産される野菜は、鎌倉野菜と呼ばれ、グルメな人々から支持を受けています。鎌倉では、鎌倉野菜を使った料理を提供しているレストランに行ってみましょう。
箱根エリア
箱根では、そばのおいしいお店が数軒あります。田むら銀かつ亭の豆腐かつ煮など、ここでしか食べられないグルメも。
大涌谷では、温泉で卵を茹でた黒たまごが名物。殻に温泉の鉄分が付着し、黒く酸化したことにより真っ黒な見た目をしています。
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神奈川のおみやげ
神奈川県のオススメのおみやげを、エリア別に紹介します。
横浜
船や港をモチーフとした雑貨をみかけることがあります。また、スイーツのおみやげでは上品な見かけや味わいの商品が揃っているので、見つけたらぜひ試してみてください。
また、中華街には可愛い雑貨のお店も。「倭物や カヤ」では、和柄の小物などがたくさん揃っています。
湘南
湘南・鎌倉のおみやげといえば、鳩サブレー。鳩の形をしたサックリとした焼き菓子で、お茶請けにぴったりです。このほかにも、鎌倉彫りや漆器などの伝統工芸品もオススメ。正宗工芸と呼ばれる日本刀も生産されています。
また、江の島ビールや葉山ビールといった現地のスーパーや清酒店だけで買えるご当地ビールは、お酒好きの人のおみやげに向いています。
箱根
箱根では、寄木細工と呼ばれる伝統工芸品をオススメします。寄木とは、色や模様の違う木の板をパッチワークのように組み合わせて独特の模様を作る技術。最近では、ネックレスやオルゴールなどおみやげにぴったりの品が登場しています。
神奈川の気候と服装
比較的温暖な気候の神奈川県ですが、箱根エリアは横浜市内より2,3℃気温が低いこともあります。冬は防寒対策をしっかりしましょう。夏でもショールや羽織ものを1枚持っておいたほうが安心です。
湘南エリアでは歩きで移動することも多いので、スニーカーなどの歩きやすい靴で行くとよいでしょう。
神奈川観光を楽しむために
横浜、鎌倉、箱根など見所いっぱいの神奈川観光ですが、江ノ島などの横浜・湘南エリアと箱根エリアは電車で1時間〜1時間半ほどの距離があります。箱根では観光スポット同士が離れており、移動に時間がかかることもあります。そのため、神奈川県内を1日で回るのはあまりオススメできません。
横浜で1日、箱根で1日を過ごすなど、余裕のある旅行プランを立てるのがよいでしょう。
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