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東京から1時間のプチリゾート!逗子・葉山の魅力まとめ~絶景スポット、ビーチ、ホテル、グルメなど~
逗子は東京の隣、神奈川県にある街です。逗子海岸、森戸海岸、御用邸があり美しいビーチとして知られる一色海岸などがあり、美しい景色や自然を楽しむことができる場所。夏には花火大会や海の家を楽しむこともできます。そんな逗子までの行き方、逗子の観光スポット、移動手段やホテル情報など、逗子を楽しむための情報をまとめました。
逗子(ずし)とは、神奈川県東部の海辺の町。逗子近郊にある逗子海岸や一色(いっしき)海岸は、東京から電車で2時間で行けるビーチとしてマリンスポーツが盛んです。週末になるとウィンドサーフィンやシーカヤックをする人で賑わいます。
また、葉山マリーナやリビエラ逗子マリーナといったマリーナも存在します。ヨットやクルーザーを所有する人々が集う、洒落たリゾートという顔も持つ逗子周辺。その魅力を紹介します。
目次:
1.逗子駅へのアクセス
2.逗子市内の交通事情
3.逗子のエリアガイド
4.逗子のオススメ観光スポット21選
5.逗子のイベント
6.逗子のホテル
7.逗子のグルメ&おみやげ
8.逗子の気候と服装&まとめ
逗子駅へのアクセス
国内の主要な空港と駅から逗子駅までのアクセスを紹介します。
東京駅からの行き方
東京駅からは横須賀線で向かうのがオススメ。乗り換えなして1時間で逗子駅に到着します。運賃は920円です。
新宿駅からの行き方
【新宿or渋谷駅】(湘南新宿ライン)→【大船駅】(横須賀線)→逗子駅
新宿や渋谷駅からは湘南新宿ラインで行くのがオススメです。大船まで湘南新宿ラインで行き、大船から横須賀線に乗り替えてください。運賃は920円です。時間帯によりますが、1時間に1〜2本逗子行きの湘南新宿ラインもありますので、それに乗ると乗り換えなしで向かうことができます。
羽田空港からの行き方
羽田空港国内線ターミナルからは、京急空港線エアポート急行・金沢文庫行に乗って、横浜へ。横浜から、JR横須賀線逗子行きか湘南新宿ライン逗子行きで逗子駅に向かいます。
所要時間は1時間。料金は820円です。
成田空港からの行き方
成田空港からは、成田エクスプレスで大船駅へ。料金は4,620円(普通車)。大船から逗子まで、横須賀線逗子行きか湘南新宿ライン逗子行きで3駅、170円で逗子に到着します。
料金は合計で4,790円、所要時間は1時間40分です。
成田エクスプレスは、japan rail passを使って乗車することができます。もし、日本で新幹線に乗って長距離を旅行する予定があるのなら、Japan Rail Passを事前に申し込みしておくとよいでしょう。
Japan Rail Pass について詳しくは、「Japan Rail Passを使ってあなただけの日本旅行へ」をご覧ください。
逗子市内の交通情報
逗子市内を回るには、バスが便利です、逗子海岸には徒歩で行けますが、一色海岸や森戸海岸やその周辺などに向かう場合はバスを利用するのがオススメです。
JR(横須賀線、湘南新宿ライン)
逗子と横浜、東京を結ぶ庶民の大切な足の役割を果たしています。
バス
逗子駅からは、湘南国際村や葉山一色海岸、衣笠駅行などに向かうバスがあります。逗子近郊の主要な観光スポットを網羅しているため、観光ではバスが便利です。
タクシー/レンタカー
逗子駅前には、タクシー乗り場とレンタカーのショップがあります。バスの待ち時間をなくし、自分のペースで観光したいのならタクシーやレンタカーを利用してもよいでしょう。
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逗子のエリアガイド
逗子近辺には、逗子駅や葉山、湘南国際村などの観光スポットがあります。それぞれの特色を見ていきましょう。
逗子駅周辺
逗子駅の周りは、逗子銀座商店街やなぎさ通り商店街が存在する、市内随一のショッピング&グルメスポット。商店街では、地元で獲れた鮮魚を使った料理を提供する居酒屋のほか、スイーツ、雑貨などのお店も。
逗子海岸周辺
披露山公園や逗子マリーナなど、のんびりと過ごせるリゾートスポットが点在する逗子海岸周辺。週末はマリンスポーツを楽しむ人々で賑わいます。
くわしくは「東京から2時間以内のプチリゾート!神奈川県&千葉県ビーチ6選」の記事もご覧ください。
葉山
天皇の別荘、葉山御用邸があることでも知られる葉山。関東地方を代表する別荘地のひとつとして、数々の著名人に愛されてきました。周辺には、一色海岸、葉山しおさい公園や長者ヶ崎、森戸大明神、葉山マリーナなどの趣あふれるスポットも。
湘南国際村
湘南国際村は、ホテルやマンション、レストラン、企業の研修施設、講演会場などが1カ所に集まった多目的区画地域です。眼下には相模湾が広がり、富士山、箱根、丹沢、伊豆半島の絶景が見られます。葉山だけでなく、鎌倉や江ノ島観光の拠点にしてもよさそうです。
〜逗子の観光スポット21選〜
逗子近辺で訪れたい観光スポットをまとめました。まずは、史跡や神社仏閣から。
1.蘆花記念公園(ろかきねんこうえん)
明治の文豪、徳富蘆花(とくとみろか)ゆかりの地に建てられた公園。紅葉の名所としても有名です。
2.逗子市郷土資料館
蘆花記念公園内にある資料館。大正時代に建てられた建物の中に、逗子ゆかりの文学作品に関する展示や、市内で使われていた調度品などを展示しています。
3.名越切通(なごえきりどおし)
江戸時代に使われていた神奈川県鎌倉市南東部から逗子市に抜ける道を指します。いまでは道路として使う人はいませんが、石塔や櫓(やぐら)など、趣あふれる史跡が残っており、散策にぴったりの場所です。
4.浪子不動(なみこふどう)園地
逗子海岸近くにある小さなお寺。徳富蘆花の小説『不如帰(ほととぎす)』の舞台となりました。目の前の海には、不如帰の石碑が建っています。
5.神武寺(じんむじ)
かながわの景勝50選にも選ばれた、趣(おもむき)あるお寺。大きな楼門をはじめ、薬師堂、客殿宝珠殿など見所がいっぱいです。
6.池子遺跡群資料館
この地で発見された、弥生時代から近現代までの遺跡の資料や出土品を展示する資料館。いまから50万年ほど前のシロウリガイの化石についての展示もあり、歴史好きな人にオススメです。
7.森戸神社
森戸神社は、いまから800年ほど前に源頼朝によって建てられた神社。海上安全と豊漁を祈る潮神楽の奉納や、鎌倉時代に行われていた弓の儀式「三三九手挟式(さんさんくてばさみしき)」など、季節ごとにさまざまな神事を行っています。
8.逗子海岸
元東京都知事、石原慎太郎の短編小説『太陽の季節』の舞台となったビーチ。当時、社会現象を巻き起こすほど人気を博したこともあり、逗子海岸には『太陽の季節』の記念碑が建てられました。
夏にはたくさんのビーチハウスが設置され、若者や家族連れで賑わいます。
9.一色海岸
夏にはおしゃれなビーチハウスやビーチバーが建つ一色海岸。海水浴の安全性や自然環境のよさが評価され、日本の水浴場88選にも選ばれました。波は穏やか。子どもの水遊びにも向いています。
詳しくは「東京から2時間以内のプチリゾート!神奈川県&千葉県ビーチ6選」の記事もご覧ください。
10.森戸海岸
森戸神社周辺のビーチ。葉山の中で一番広い砂浜といわれています。江ノ島や富士山が見える絶景スポットでもあります。マリンスポーツはできますが、周辺では環境保護のためにバーベキューが禁止されています。
11.長者ヶ崎海岸
横須賀と葉山町の境界にあるビーチ。海に突き出したような岬は、長者ケ崎と呼ばれ、ここから眺める夕日が最高だとか。
12.リビエラ逗子マリーナ
マリーナにリゾートマンション、結婚式場、レストランが併設された地域。海を背景にヤシの木と白い外壁のマンションが建つ様子は、まるで海外のビーチリゾートのよう。逗子市内とはまた違った雰囲気を楽しめる観光スポットです。
13.葉山マリーナ
葉山マリーナは、50年以上もの歴史を持つマリーナ。レストランやショップも併設しています。江ノ島、富士山を望む事ができるのも魅力です。
14.披露山公園
逗子市披露山の頂上にある公園で、江ノ島、富士山、逗子マリーナを見おろせる絶景スポット。園内には猿やくじゃく・うさぎ・ニワトリなどの小動物もいます。
15.葉山しおさい公園
葉山御用邸付属邸跡地に開設された公園。園内には、「噴井(ふけい)の滝」と呼ばれる滝を持つ日本庭園があります。
16.葉山しおさい博物館
葉山しおさい公園内にある、葉山周辺の海に生息する魚類、貝類、甲殻類、海藻類などを展示する博物館。昭和天皇のコレクションや深海生物の展示は要チェック。
17.大崎公園
披露山公園から少し下った場所にある大崎公園。富士山や江の島、小坪港、逗子マリーナが見渡せます。
18.南郷上ノ山公園(なんごうかみのやまこうえん)
緑豊かで散策にぴったりなのが、南郷上ノ山公園。公園内には、野球場やテニスコートもあります。
19.秋谷の立石
秋谷・立石海岸にある、海上に突き出た大きな奇岩。こちらも夕日が美しいことで有名です。
20.花の木公園
約15000株のツツジ植えられた公園。毎年4月下旬が見頃です。
21.湘南国際村グリーンパーク
70000株のツツジが植えられた場所。「かながわ花の名所100選」に選ばれました。
逗子のビーチでできるマリンスポーツ
逗子近海では、サーフィンやウィンドサーフィン、パドルサーフィン、シーカヤック、ダイビングなどのマリンスポーツが可能です。
最近では、フライボートを楽しむ人も増えています。
逗子のイベント
逗子の季節ごとのイベントを紹介します。
1月 小坪みかん投げ
1年の豊漁と海上での安全を願って、漁師たちが集まった人に向かってみかんを投げる行事です。
6月 逗子海岸花火大会
逗子市の花火大会は他の町よりひと足早い、6月に行われます。音楽にあわせて打ち上げられる花火は壮観です。
8月 精霊おくり
各寺の住職がお経を唱えるなか、市民たちが灯篭を船に乗せて海に流すイベントです。
11月 逗子海岸流鏑馬
鎌倉時代を偲んで行われるイベント。馬に乗りながら弓で的を射る流鏑馬(やぶさめ)が披露され、華やかな衣装を身につけた子供達の稚児行列、サムライたちの武者行列が市内を練り歩きます。
逗子のホテル
逗子・葉山エリアにあるビジネスホテルは2、3軒と少ない代わりに、リゾートホテルが充実しています。
「葉山ホテル音羽ノ森」や「小坪海岸 凛花」に代表されるように、1泊30,000円以上のところが多いよう。逗子のリゾートホテルは、設備、ホスピタリティに定評のある場所が多く、宿泊すれば旅をよい思い出にしてくれるでしょう。
逗子のグルメ
逗子では、近隣の海で採れるシーフードがオススメ。葉山港や小坪港で揚がった新鮮な魚を使った料理を地元のレストランや居酒屋で食べてみましょう。
魚介類の他には、ラ・マーレ・ド・茶屋といった老舗のフランス料理も地元の人や観光客に評判。
また、フィッシュアンドチップスThe Gazeboは、葉山にいながら本格的なフィッシュアンドチップスが頂ける店として、若者を中心に人気を集めています。
逗子のおみやげ
葉山をイメージしてつくられた葉山ビールや、ひとつひとつ手作りのミサキドーナツがおみやげによさそう。
また、Beach Muffinは体に優しいスイーツのお店。ベジタリアン使用の商品もあります。
逗子の気候と服装
逗子・葉山エリアの気候は比較的温暖です。夏は紫外線が強くなることもあるため、帽子やサングラス、日焼け止めで対策をしましょう。冬は冷え込むことも。寒い日はダウンのコートや帽子、手袋で防寒しておくと安心です。
逗子観光を楽しむために
逗子では歩きで移動することも多いため、スニーカーのような歩きやすい靴を履いていくのが安心。
逗子・葉山は比較的治安のよい地域として知られますが、猛禽類のトンビの攻撃に気をつけましょう。とくにビーチ近くでは、トンビが人間の持っている食べ物を狙って急降下し、食べ物を奪うアクシデントが多発中。食べ物の持ち歩きはトンビに気をつけて。
以上に気をつけると、逗子・葉山観光をとことん楽しめるでしょう。
All pictures from PIXTA
本記事は2016年10月に公開した記事をリライトしたものです。