「新潟せんべい王国」で世界に一つだけのおせんべいを作ろう！

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日本の代表的なお菓子のひとつ、おせんべい。お米から作られるおせんべいは、日本人にとって身近な食べ物の一つです。そんなおせんべいを自分で焼くことができる場所が新潟県にあります。日本有数の米の生産地、新潟県で日本ならではの思い出作りをしてみませんか？

ライター

madoka hasegawa

新潟生まれ。日本文化と古い建物が好きな社会人。日本を、地方を好きになってもらえるような記事を綴っていきたいです。

日本の代表的なお菓子のひとつ、おせんべい。お米から作られるおせんべいは、日本人にとって小さな頃から身近にあるお菓子です。そんなおせんべいを自分で焼くことができる場所が新潟県にあります。日本有数の米の生産地、新潟県で日本の思い出作りをしませんか？

「新潟せんべい王国」は新潟駅からJR白新線に乗り15分の新崎駅で降り、駅から徒歩20分程度です。建物は２つに分かれていて、ひとつは「おみやげ館」、もうひとつは工場見学＆おせんべい焼き体験ができる「体験館」になっています。

新潟せんべい王国の敷地内には、「米菓(※1)」の発展を願う神社、「ばかうけ稲荷」が目をひきます。「ばかうけ」とは、新潟せんべい王国を運営する株式会社栗山米菓が製造する、人気おせんべいのひとつ。日本各地で購入することができる、お米型のおせんべいです。

※1：米菓(べいか)……せんべい、おかきなど、お米から作られたお菓子。

超巨大おせんべい作りに挑戦！

おせんべい作り体験をすべく、「体験館」へ！通常おせんべいは手のひらサイズのものが多いですが、ここでは直径25cmの巨大おせんべい作りが税込み1,500円で体験できます。

お会計を済ませ、おせんべいを焼く場所に案内されると、用意されていたのはおせんべいと呼ぶには大きすぎる、白い物体。この白い物体が茶色いおせんべいになるそうです。

ここでは、おせんべい作りを各ステップごとに紹介していきます。

STEP1.網のうえで焼く

白いおせんべいを網の上で焼きます。少し長めの時間をかけて焼いていきます。1組に1人ナビゲーターの方がついてくれるので、「どのタイミングで次の作業に移ればいいんだろう？」と思っても安心です。

STEP2.おせんべいに好きな絵をペイント

ナビゲーターの方からOKが出たら、次は筆に醤油をつけて、描きたい絵柄を描いていきます。「何を描いたらいいんだろう？」「絵が苦手だから不安……」そんな人もご安心ください！絵柄を描く場所には、日本の人気キャラクター『アンパンマン』や『ドラえもん』など様々なイラストの見本があるので、それらを見ながら描くこともできます。

STEP3.網に置いて焼き色が付くまで焼く

醤油で好きな絵を描いたら、次は目の高さ位まで上げておせんべいを温めます。

おせんべいが温まったら、網の上に置き、焼き色が付くまで均等に焼き上げます。網の上で焼くことで最初は見えなかった絵も徐々に見え始めてきました。

STEP4.おせんべい全体に醤油を塗り、味付け

焼き上がったら、両面全体にお醤油を塗り、最後は、網には置かず、目の高さ位におせんべいを上げてお醤油を両面乾かします。

STEP4.おせんべいを冷ます

しばらく焼いたら、今度はおせんべいを機械で冷まします。

STEP5.ラッピングをして、完成！

ある程度冷めたら透明な袋に入れてラッピングし、特製の箱に入れて完成！世界に一つしかない、超巨大おせんべいの出来上がりです。

「せんべいソフト」と「ばかうけコロッケ」とは？

体験以外にも、「新潟せんべい王国」ならではの食を楽しむことができます。「せんべいソフト」(税込420円)は、ソフトクリームとせんべいをサンドして特製醤油をかけたスイーツ。予想外に醤油とソフトクリーム、せんべいがマッチして美味しく食べきることができました。

「ばかうけコロッケ」(税込160円)は、ブラックペッパーが効いたスパイシーな味つけのコロッケです。ばかうけの形で揚げたコロッケに青のりをかけ、ばかうけらしい見た目を表現しているそうです。話題のネタにも、お腹にも嬉しい、楽しい商品でした。

新潟ならではのお土産を買おう！

「おみやげ館」には、日本各地のご当地ばかうけや、ここでしか買えないばかうけグッズなど様々なおみやげが並んでいました。新潟県にいながらにして、千葉県限定の「あさりバター味」や、大阪府限定の「お好み焼き味」など、各地のばかうけはもちろん「せんべいソフト味」や「イカマヨネーズ味」など、ここでしか買えないばかうけも置いてあります。

地域限定のばかうけは400円(税込)、新潟せんべい王国限定のばかうけは450円(税込)で購入できます。試食ができる商品もあるので、自分の舌で確かめながら、ぜひお好みのばかうけを見つけてみてください。