プロレスファン必読!日本を代表する団体「新日本プロレス」の魅力と観戦方法を徹底解説!
プロレスに興味のある人は、まずはこちらの記事をチェック! 新日本プロレスの魅力や観戦方法、メイン会場となる後楽園ホールへのアクセス、観戦チケットの買い方を解説しています。
プロレスとは「プロレスラー」と呼ばれる選手たちがリングで闘う格闘技です。
基本的なルールはシンプルで、相手の両肩をリングマットにつけてレフェリーが3カウントを数える「フォール」、あるいは降参の意志を示す「ギブアップ」で勝敗が決まります。※この他の決着方法もあります。
1対1で闘う「シングルマッチ」、2対2、3対3など多人数での「タッグマッチ」、たくさんの選手が勝ち残りを競う「バトルロイヤル」など、試合形式が豊富なのも特徴です。
プロレスラーがすごいのは、技を受けるのを恐れないこと。相手の得意技を受ければリスクが伴いますが、それを回避せず技を受けきるのです。勝敗を競うだけでなく、心揺さぶられる闘いを見るのもプロレスの楽しみの1つと言えるでしょう。
本記事では日本で最も歴史の長いプロレス団体・新日本プロレスの魅力と観戦方法、メイン会場への行き方、チケットの買い方などをご紹介します。
目次:
1.新日本プロレスの魅力と観戦方法
2.試合の行われる主要会場
3.観戦チケットの購入方法
新日本プロレスの魅力と観戦方法
新日本プロレスとは?
新日本プロレスは、"燃える闘魂"の名で日本人によく知られているアントニオ猪木が、1972年に創立したプロレス団体です。
1980年代は長州力、藤波辰爾、タイガーマスク、1990年代は武藤敬司、蝶野正洋、橋本真也などのスター選手を輩出し、高い人気を誇りましたが、2000年代に入り選手の大量離脱などの影響で苦しい時期を送りました。
しかし、残った選手たちと新たなスター選手の台頭で復活。「東京ドーム大会」などのビッグマッチを開催し、ほとんどの大会でチケットが完売するほど人気を集めています。
またその人気は日本国内に留まりません。動画配信サービス「NJPW WORLD」は海外だけで契約者が1万人を突破しているほか、アメリカや台湾、最近ではタイなど様々な国でテレビ放映もされています。
2017年7月にはアメリカ・ロサンゼルスで2日間の単独興行を開催。チケットが発売開始から2時間で売り切れるなど、今注目を集めている団体です。
新日本プロレスの観戦方法とは?
お住まいの国によってはテレビ放映されているかもしれませんが、一番手軽に新日本プロレスの試合が見られるのがこちらの動画サイト。まだ見たことがないという人はチェックしてみて!
NJPW WORLD公式サイト:http://njpwworld.com/
試合をライブで見てみたいという人向けに、本記事の後半で、日本の試合会場とチケットの購入方法をご紹介しています。また、以下の記事で、観戦レポートを紹介しているのであわせて読んでみてくださいね。
【日本でのプロレス観戦レポート】プロレスファンなら新日本プロレスの試合を見に行くべし!
絶対知っておきたい新日本プロレスの代表選手はこちら!
■オカダ・カズチカ
24歳で新日本プロレスの王座であるIWGPヘビー級王座を獲得。以降、新日本プロレスのトップに立ち続けている選手です。
191cmと大型で、打点の高いドロップキックを繰り出すなど優れた身体能力をもっているのが魅力。必殺技は背後から相手の手首をとって回転させ、自身の腕で相手の首を刈る「レインメーカー」。
■内藤哲也
大きな期待を受けてデビューしたものの、ケガに悩まされるなど不遇の時代を送っていた内藤選手。ところが、相手選手だけでなく団体にも歯に衣着せない発言をするようになってから人気が爆発し、トップ選手に。
率いるチームの名前は、制御不能を意味する「ロス・インゴベルナブレス・デ・ハポン」。必殺技は肩越しに相手の頭を抱え込んで後方回転し、後頭部をマットに突き刺す「デスティーノ」です。
■棚橋弘至
団体の苦しい時期を支え続け、復興の足がかりをつくったスター選手。IWGPヘビー級王座の戴冠回数・連続防衛回数・通算防衛回数において、最多記録をもっています(2017年10月時点)。
必殺技はコーナーから高く舞い、全身で相手を圧殺する「ハイフライフロー」。華やかな技だけでなく、緻密なレスリングも得意なオールラウンダーです。
■ケニー・オメガ
カナダでデビュー。湖や砂山で闘っている映像をYouTubeで公開したところ注目を集め、それがきっかけで来日することに。
飯伏幸太とのタッグ「ゴールデン☆ラヴァーズ」でIWGPジュニアタッグを王座を獲得。2014年から新日本プロレスを主戦場にし、新日本プロレスの最強決定リーグ戦『G1 CLIMAX 26』で外国人選手初優勝を果たしました。
日本のアニメやゲームをこよなく愛する選手で、必殺技「片翼の天使」はゲーム『ファイナルファンタジーVII』内の曲に由来するもの。
新日本プロレスの魅力とは?
新日本プロレスの元選手で、現在は広報宣伝部に在籍する井上亘さんに、新日本プロレスの魅力についてお話をうかがいました。
PROFILE:井上亘
1973年東京都生まれ。1999年デビュー。気迫あふれるファイトで人気を博し、IWGPタッグ、IWGPジュニアタッグ、IWGPジュニアヘビー級王座などを獲得。2014年惜しまれつつ引退。引退後は新日本プロレス社員として広報宣伝部に在籍。新日本プロレスの魅力を発信し続けている。
■魅力その1:個性豊かな選手たち
幻想的な入場を見せるEVIL
"100年に一人の逸材"と呼ばれている棚橋弘至
「まず注目してほしいのが個性豊かな選手たち。1つのイベントで30~40人の選手が参戦するので、会場で観戦すれば必ず一人はお気に入りの選手が見つかるはず」と井上さん。
気になる選手ができるとほかにも気になる選手が次々と見つかって、どんどん面白くなっていくのだそう。
■魅力その2:選手と一緒に闘っているような臨場感を味わえること
空中殺法を得意とするウィル・オスプレイ
オカダ・カズチカの必殺技「レインメーカー」が炸裂!
たくさんの人が新日本プロレスの試合会場へ足を運ぶのは、なぜでしょう?
それは、"観ること"以上に"感じること"が大事だとファンのみんながわかっているからだと井上さんは言います。選手の息づかい、技の衝撃、観客の大熱狂などを"感じられる"のは、会場で観戦してこそ。
臨場感あふれる観戦を一度体験すると、やみつきになってしまうかもしれません!
■魅力その3:湧き上がる力
通称"ヤング・ライオン"と呼ばれる若手選手が頑張る姿
「プロレスラーの闘う姿は、何かに立ち向かうときに大きな力をくれるんです」と井上さん。井上さん自身も、プロレスから多くのことを学んだのだそう。
パワーがほしいとき、背中を押してほしいとき……、何度叩きつけられても立ち上がって挑んでいく新日本プロレスのプロレスラーの姿を見れば、「よしやるぞ!」と力が湧いてくるに違いありません!
新日本プロレスが見られる主な会場とは?
東京でプロレスが見られる場所といえば、東京ドームや両国国技館、国立代々木競技場、後楽園ホールなどが有名です。その中でもプロレスファンの「聖地」として崇められているのが、新日本プロレスの大会が最も多く開催される後楽園ホールです。
「聖地」後楽園ホールへ行こう
後楽園ホールへは、JRの水道橋駅、三田線の水道橋駅、丸ノ内線・南北線の後楽園駅、大江戸線の春日駅からアクセスすることができます。
各駅からの行き方をご紹介します。
▼JR水道橋駅から:
東口を出たら、横断歩道を渡り、目の前の橋「後楽園ブリッジ」を渡りましょう。そのまま直進してください。途中にファミリーレストランやカフェ、コンビニもありますよ。
直進して宝くじ売り場が見えたら、右手の階段を降ります。
階段を降りると、後楽園ホールビルに到着です。
▼都営地下鉄三田線 水道橋駅から
A3出口から出ると、コインロッカーがたくさん並んでいるので道なりに進みます。
東京ドームが見える広場に出たら、「PRISM HALL」入口左の道をまっすぐ進むと到着です。
▼東京メトロ丸ノ 内線・南北線 後楽園駅から
2番出口に直結している歩道橋を渡り、東京ドームの外壁に沿って直進します。
さらに進み、突き当たり左手の階段を降りると到着です。
▼都営地下鉄大江戸線 春日駅から
6番出口から東京ドームまで道なりに進みます。
階段で歩道橋に上がったら、東京メトロ後楽園駅から同じルートをたどれば到着します。
観戦チケットの購入方法とは?
観戦チケットは日本国内であれば、空港などにあるチケットぴあのカウンターや、コンビニ等の端末で購入可能ですが、旅行者のみなさんにとって一番簡単な購入方法は、当日券を購入すること。ここでは後楽園ホールの当日券の購入場所をご紹介します。
当日券を買って入場しよう
当日券は、後楽園の1階にある当日券売り場で購入することができます。ホールは5階です。チケットを買ったら、エレベーターで上がりましょう。
※当日券は売り切れの場合もあります。確実にチケットを入手したい場合は、前もっての購入をオススメします。
※毎日試合を開催している訳ではありませんので、詳しい大会日程等は新日本プロレスホームページにてご確認ください。
エレベーターを降りた目の前がホール入口です。
ホール入り口から右に進んだ展示会場がグッズ売り場。ホールへの再入場にはチケット半券が必要になるのでご注意を。
チケットに書かれた席で試合開始を待ちましょう。
こちらは、立ち見券で入ることのできるバルコニーです。リング全体を上から見たい方にオススメです。
日本を訪れる際はこの記事を参考にして、新日本プロレスのライブ観戦に行ってみてくださいね!
新日本プロレス公式サイト:http://www.njpw.co.jp
Photos and text by Yuichiro Hotta.
Sponsored by New Japan Pro-Wrestling Co.,Ltd.