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【東京人形町】茶室に泊まれる?ひとり旅に便利なカプセルホテル「hotel zen tokyo」
ホテル選びはアクセスと価格を重視するひとり旅の方。空港から電車で1本の人形町駅には、徒歩1分の場所に「禅」をテーマにしたカプセルホテル「hotel zen tokyo」があります。落ち着いた雰囲気の内観は、旅の疲れを癒してますよ。
アクセス抜群!「禅」をテーマにしたカプセルホテル
ひとり旅で東京を訪れた時、宿泊場所は駅から近い所や、空港からのアクセスがよい場所を重視し、ほかは特にこだわらない人も多いのではないでしょうか。
2019年4月にオープンしたカプセルホテル「hotel zen tokyo」(以下、hotel zen)は、「人形町」駅から徒歩1分の好立地。駅からの最寄りの出口はエレベーターのため、スーツケースを持って階段を登る必要もありません。また駅は2つの路線が通っており、浅草や秋葉原、上野へ1本で行けます。
ホテルは「泊まれる茶室」をコンセプトとし、部屋によっては日本独特の文化が体験できる畳の空間もあります。きっと楽しめること間違いなしです!
都会の森に隠れた茶室
Picture courtesy of hotel zen tokyo
都営浅草線「人形町」駅のエレベーター専用A6出口を出て、左に曲がるとシンプルな外観が目に入ります。白い暖簾(のれん)がかけられている場所が入り口。入り口はコンパクトで、まるで隠れ家に入るようです。これも入り口が狭く造られている日本の茶室の特徴に似ています。
Picture courtesy of hotel zen tokyo
一般的なカプセルホテルは近代的なデザインですが、こちらは木を基調とし、間接照明を採用。落ち着いて休める雰囲気があります。
チェックインと同時に2つの鍵とアメニティをもらいます。鍵の1つは大型の荷物をおくロッカー用、もう1つはベッドの頭のところにある金庫スペースの鍵です。
シンプルな伝統とモダンさが融合した茶室
Picture courtesy of hotel zen tokyo
hotel zenとほかのカプセルホテルとの大きな違いは、暖簾で各部屋の入り口が仕切られていることです。さらに、宿泊客を迎えるのは高度なIT技術よりも、シンプルな空間。各部屋に掛けられている日本画はみな異なる作家の作品です。
Picture courtesy of hotel zen tokyo
部屋は全部で5タイプ。スタンダード「葵(あおい)」、スーペリア「富士(ふじ)」、スーペリア畳付き「桜(さくら)」、ほかの部屋よりゆとりのあるコーナー「椿(つばき)」そしてデラックスコーナー「蘭(らん)」です。
どの客室にも縦幅約200センチのベッドがあるだけでなく、高級ブランド・シモンズのマットレスを採用。圧迫感のない空間で質の高い眠りを提供しています。
Picture courtesy of hotel zen tokyo
客室の中でもっとも広い「蘭」は、小さな部屋のような作りになっていますが、暖簾で仕切られ鍵はありません。女性ひとりで不安な方は、1Fと5Fの女性専用フロアを選択しましょう。
地下2Fはシャワーエリア。洗濯機と乾燥機も併設されています。洗濯機はスウェーデンの高級ブランド・エレクトロラックスを採用しています。
女性専用のシャワールームでは、女性が必要とするアメニティを提供しています。ヘアアイロンも準備され、旅行の持ち物が減るだけではなく、アイロンが冷めるのを待って片付ける時間の短縮にもなります。
一期一会の東京の記憶
Picture courtesy of hotel zen tokyo
地下1Fにはバーもあります。今後は料理の提供も始める予定とのこと。「東京ミッドタウン日比谷」のフレンチスレストラン「RESTAURANT TOYO」が監修し、厳選した国産の食材に茶道の精神を組み込み、和とフレンチを融合させた料理が計画されています。
周辺のレストランや観光スポット
人形町駅周辺には、有名な老舗店「玉ひで」の親子丼、ホテルの徒歩30秒圏内には、大衆酒場「ご馳走居酒屋 三船(みふね) 人形町店」、昭和レトロな家庭料理「京和」、懐石料理「よし梅」などがあります。
大きな交差点を渡り、路地を入っていくと韋駄天(いだてん)を祀(まつ)っている寺院があります。周辺の楽しい思い出も畳の空間にもち帰り、素敵な思い出の1ページにしてください。
Hotel zen tokyo周辺のおすすめホテル
In cooperation with hotel zen tokyo
Main image courtesy of hotel zen tokyo
7年間台湾を離れ、東京へとうっかりやって来た。最初は慣れなかったが、徐々にこの瞬く間に変化する大都市に惹かれ、同時に伝統文化を残す姿に気持ちを寄せるようになった。子供の世話をしながらも、自分の時間を作り、駅から徒歩15分程度の場所で、人口密度が約30%のところで一息つくのが好きだ。食べ物にこだわりはあるが、美味しいものを探すことに熱心で、料理を愛し、人に食べさせることも愛している。自分はポテトチップス協会のメンバーだと自称している。
Contact :annielin99@gmail.com