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浅草から一駅「ものづくりの街」で、ゲストハウス「Nui.」がこだわる温もりのある空間
「Nui. HOSTEL & BAR LOUNGE」は玩具倉庫をリノベーションして作られたゲストハウス。温かみのある建物とホスピタリティが特長です。1Fのカフェ&バーは宿泊以外の方も利用できます。
玩具会社の倉庫をリノベーションした建物
東京・都営浅草線蔵前駅から徒歩3分のところにある「Nui. HOSTEL & BAR LOUNGE(以下、Nui.)」は、1Fにカフェ&バーを備えたゲストハウスです。蔵前駅から浅草駅までは一駅と、観光にもぴったりの立地にあります。
蔵前は、江戸時代からものづくりの街として栄えてきた場所。「Nui.」は玩具会社の倉庫だった建物を2012年に改装して作られました。その外観は今も昔の建物の面影をどことなく残しています。
「あらゆる境界線を越えて、人々が集える場所を」を理念とする株式会社Backpackers' Japanは、誰もが心の垣根なく集える数々のゲストハウスを生み出しています。「Nui.」はその2号店です。
ものづくりの街に似合う、作り手の思いが想像できるようなゲストハウス。さっそく紹介していきます。
リバービューの個室も!5種類の宿泊スペース
宿泊スペースは、女性専用ドミトリー、男女混合ドミトリー、ツインルーム、ダブルルーム、リバービューダブルルームと5種類の部屋が用意されてあります。
手作りの2段ベッド(ドミトリー・ツインルーム)
写真提供:Nui. HOSTEL & BAR LOUNGE
ドミトリー、ツインルームに置かれている2段ベッドは、オープン時に手作りされたもの。カーテンや読書灯も全ベッド付いています。
写真提供:Nui. HOSTEL & BAR LOUNGE
ツインルームには、読書やPC作業に使える机もあります。
ドミトリーは男女混合8人部屋が1人1泊税込3,000円~、女性専用が1人1泊税込3,200円~。ツインルームは1室1泊税込7,600円~宿泊できます。
隅田川を望めるリバービューダブルルーム
ダブルルームの中でも、特に眺めがよいのがリバービューダブルルーム。1室1泊税込8,800円~です。リバービュー以外のダブルルームは8,000円~。
陽光が差し込む大きな窓は、隅田川に面していて、行き交う屋形船がよく見えます。
時期によっては隅田川花火大会の花火や、東京ディズニーリゾートの花火が見えることもあるのだとか。
木材を使用した統一感のある施設
最上階の共有スペースにはライブラリや作業デスクも
宿泊客同士が交流できる共有スペースです。
奥には、1人でゆっくり作業のできるライブラリースペースも。パソコンや宿所有の本が備え付けられており、コンセントも充実しています。もちろん自分のパソコンを持ち込むこともできますよ。
キッチンも広々。食器や調味料の種類も豊富に揃っています。
清潔に整えられた館内
洗面台の数も充実。水回りから廊下、階段も常に手入れが行き届いています。
また、Wi-Fiは1Fから最上階まで完備されていて、最新式の器具に随時取り替えられています。
朝から晩まで利用できるカフェ&バー
1Fは、8:00から18:00まではカフェ、18:00から25:00まではバーとして、宿泊客、一般客関係なく利用することができます。
バーカウンターなどに使われている、うねりのある木材は北海道のニセコから運ばれてきたものだそう。座ると思わず長居したくなってしまいます。
有料サービスも豊富
レンタサイクル、洗濯機、乾燥機などは有料で利用することができます。
中でも、宿の前で一際目立つレンタサイクルには注目です。こちらは、信号や坂道の多い東京を気持ちよく走ることをテーマに作られた、「tokyobike」という自転車。
なんと、「Nui.」でしか乗れないオリジナルカラーなのだそうです。
東京の街を走るのにぴったりなスレンダーなフォルムだけでなく、誰でも乗りやすい抜群の性能が特徴。tokyobikeの公式HPでは1日単位でレンタルされていますが、こちらでは3時間税込400円~可能で料金もリーズナブル。自転車好きの方はぜひお試しを。
その他の有料サービスについては、公式HPをご覧ください。
人の温もりを感じるゲストハウス「Nui.」
宿の名前の「Nui.(ぬい)」は、日本語の「手縫い(てぬい)」からとった言葉。「機械よりも自らの手を、正確さよりもそこに居る人の意志を大切にしたい」というスタッフの思いが込められています。
全国から大工や職人が集まってリノベーションを行った建物や調度品、そして働くスタッフの笑顔やホスピタリティから、その思いの通り温かさを感じられる宿です。ぜひ、東京観光の際は泊まってみてください。
取材協力:Nui. HOSTEL & BAR LOUNGE
世界各地、日本各地「手仕事品」と名のつくものをこよなく愛す。東京オリンピックまでに、日本を「エシカル大国」にしたい。