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2022年に行きたい注目の観光スポット7選!芸術祭にジブリパークも
観光の回復の兆しが見えてきた2022年。香川県の瀬戸内国際芸術祭や新潟県の大地の芸術祭の開催、愛知県でのジブリパークのオープンなど、注目すべき話題が盛りだくさんです。本記事では、2022年の注目の観光スポットを7つ紹介します!
国際芸術祭の開催や、新しい観光施設がオープン!
日本では新型コロナウイルスのワクチン接種が進み、徐々に観光回復への希望が見えてきています。そんな2022年に注目の観光スポットを紹介! ぜひ、次の旅行先の参考にしてくださいね。
※開催・オープン日程が未定のものもあります。詳細は各イベント・施設の公式HPをご覧ください。
1.香川県(瀬戸内国際芸術祭)
高松港と島をつなぐ船
「瀬戸内国際芸術祭」は、3年に一度開催されている日本最大級の現代アートのイベント。「現代アートの聖地」と呼ばれる直島をはじめ、瀬戸内海にある12の島と、高松港・宇野港にさまざまな現代アートが展示されます。
「瀬戸内国際芸術祭」の楽しみは、アートだけではありません。島の絶景や、地域グルメも人気の理由のひとつ。さらに、島の人々の温かいおもてなしを受け、瀬戸内のファンになる人も多くいます。
5回目となる2022年は、4月14日~5月18日(春会期)、8月5日~9月4日(夏会期)、9月29日~11月6日(秋会期)と、3会期にわたって開催される予定です。
公式HP:https://setouchi-artfest.jp/
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2.新潟県(大地の芸術祭 越後妻有アートトリエンナーレ)
イリヤ&エミリア・カバコフ「棚田」 PR Timesより
「大地の芸術祭 越後妻有アートトリエンナーレ」は、瀬戸内国際芸術祭と並ぶ人気の現代アートのイベント。
新潟県の越後妻有の山々を舞台に、現代アートの展示や食イベントが行われます。マ・ヤンソン/MAD アーキテクツの「Tunnel of Light」をはじめ、自然を生かしたダイナミックな作品がこれまで多数公開されてきました。
第8回目となる今回は、もともと2021年に開催予定でしたが、新型コロナウイルスの影響から今年の夏季開催(日程は調整中)となりました。
越後妻有では、トリエンナーレ以外の期間にも、さまざまなアートイベントを開催しています。今年は、2022年1月29日~3月13日に「大地の芸術祭 2022冬プログラム」が開催。複数のアート施設が楽しめます。
公式HP:https://www.echigo-tsumari.jp/
3.愛知県(ジブリパーク)
2023年にオープンする予定の「ハウルの城」の建築模型 PR Timesより ©Studio Ghibli
2022年秋、愛知県の長久手市の「愛・地球博記念公園」に「ジブリパーク」がオープン予定です。
世界で人気のアニメ制作会社「スタジオジブリ」の作品世界が楽しめるこの新スポット。面積はユニバーサル・スタジオ・ジャパンの約4倍、東京ディズニーランド&ディズニーシーの約2倍と、日本最大級のテーマパークになる予定です。
22年秋の開業時にオープンするのは、映画『耳をすませば』『猫の恩返し』の世界をイメージした「青春の丘エリア」、『となりのトトロ』の田園風景を再現した「どんどこ森エリア」、スタジオジブリの資料展示場や子どもの遊び場を設けた「ジブリの大倉庫エリア」です。
その後、2023年以降も拡張されていく予定です。
4.淡路島(Frogs FARM)
2021年4月にオープンした「Frogs FARM PICNIC GARDEN」 PR Timesより
四国と関西地方をつなぐ淡路島には、「HELLO KITTY SMILE」や「淡路ワールドパークOnokoro」「ニジゲンノモリ」など、多くの人気観光スポットがあります。
こうした淡路島の新たな魅力となるのが、飲食店の企画・運営会社「バルニバービ」が手掛けた「Frogs FARM」。淡路島の西海岸に生まれた、総面積約25,000平方メートルの食のテーマパークです。
2021年中に、ピクニックとBBQが楽しめる「PICNIC GARDEN」やグランピング施設、地元食材を使った居酒屋、寿司屋、中華そば屋がオープン。今年も、新施設のオープンやさまざまなイベントが期待できそうです。
5.福岡県(シー・ドラグーン)
PR Times より
2022年3月15日、福岡県福岡市の国営海の中道海浜公園で、体験型施設「シー・ドラグーン」がオープンする予定です。
身長100cmからプレイ可能なキッズコースを付属したアスレチック施設としては国内最大規模となり、クライミング、空中散歩など、92種類のアクティビティが楽しめます。博多湾と玄界灘を一望できる高さ16.8メートルの展望台も見どころです。
手掛けるのは、さがみ湖リゾート プレジャーフォレスト「マッスルモンスター」や万博記念公園「万博BEAST」などの仕掛け人である株式会社SEアミューズメントです。
SEアミューズメント公式HP:https://www.se-amuse.jp/
海の中道海浜公園公式HP:https://uminaka-park.jp/
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6.四国(お遍路)
Photo by Pixta
四国は、人気旅行ガイドブック『Lonely Planet』によって「2022年の最高の旅行先」地域部門の第6位に選ばれました。
四国には「お遍路」と呼ばれる巡礼文化が根付いています。この点が、新型コロナウイルスからの人類の「癒し」「新しい世界感」を与えてくれるものとして評価されました。
実際、新型コロナウイルスの影響から、人の多い地域への旅を躊躇する人も多いでしょう。そうした中で、人が少ないエリアを歩きながら心を癒していく四国遍路は、2022年の旅行先にぴったりかもしれません。
四国遍路には、日本の旅行会社によるツアーも多数あります。また、香川県の善通寺を中心に7つの寺を1日で回る「七ヶ所まいり」など、短い日数でお遍路の世界を体験できるコースもありますよ。
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7.廃墟
軍艦島 Photo by Pixta
2022年は、人気監督・新海誠氏のアニメ映画『すずめの戸締まり』が公開される予定です。新海監督は、これまでの作品で日本各地の美しい景観を描いてきましたが、今作は「廃墟」が舞台となる予定。
どの廃墟が作品の舞台になるかは、現時点では不明です。しかし、MATCHAでは、その可能性がある廃墟の一部を紹介しました。新海作品の次の「聖地」がどこになるか、ぜひあなたも予想してみてくださいね!
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コロナに注意しながら観光を楽しんで
オミクロン株の流行が進むなど、2022年も引き続き新型コロナウイルスへの警戒が必要です。旅行に行く際は、マスクの着用、手の消毒といった、基本的な感染対策はしっかりしましょう。そのうえで、観光を楽しんでくださいね!
企業のIR/CSR分野のPR、国際協力分野の情報誌編集を経て、2017年10月にMATCHAに参加しました。2019年4月から香川県三豊市に移住。訪日観光客向けの記事を書くほか、地域おこしにも携わっています。
インターネットサービスやレンタカー、ホテルなどのほか、また西日本の観光スポットの記事を主に担当しています。