旅の準備はじめよう

花換まつりとは、福井県敦賀市の金崎宮(かねがさきぐう)に伝わるお祭りで、例年3月下旬から4月上旬に開催されます。金崎宮へ桜見物に訪れた男女が「花換えましょう」と声をかけあい、桜の小枝を交換することで思いを伝えたといわれる、ロマンチックなお祭りを紹介します。「花換え」をしたカップルは、将来幸せに恵まれるといわれています。 ※本記事で紹介しているスポットは、2024年1月1日に発生した能登半島地震の影響なく、通常通り営業をしています。
鉄道と港の町として知られる福井県敦賀は、2024年3月16日に北陸新幹線がついに福井県内開業いたしました。東京から乗り換えなしでアクセス可能です。より手軽にアクセスができるようになった敦賀で、ロマンチックなお祭りやお花見を楽しみましょう。
福井県敦賀市金ヶ崎町にあり、御祭徳は「縁結び・恋愛成就」「難関突破」「開運招福」「金運招福」
難関突破と恋の宮として有名。
金崎宮へ桜見物に訪れた男女が「花換えましょう」と声をかけあい、桜の小枝を交換することで思いを伝えたといわれる、ロマンチックなお祭りを紹介します。「花換え」をしたカップルは、将来幸せに恵まれるといわれています。
また、期間中は福娘との花換え、夜桜ライトアップ、特産品が当たる抽選会、花換神事(土日開催)などの催しが行われます。
花換まつりの手順を紹介します。
1⃣ この神事の主役は『桜の小枝』です。その小枝には花換祭の短冊と小さな絵馬・お守りが付いています。この造花自体がお守りです。花換えに参加するには、まずこの造花『桜の小枝』を授与所(神社の事務所にあります)にて授かります。(初穂料500円)
2⃣ 次に御本殿にお参りをします。(お参りをされてから『桜の小枝』を受けられてもかまいません。)
3⃣ 御本殿横の館にて福娘と『桜の小枝』を交換します。この時『桜の小枝』に願いや、想いを込めて福娘 に「花換えましょう」と声を掛けて交換します。福娘は神様と参拝者との仲を取り持つ方なので、福娘との交換は神様との交換です。福娘と交換する前に神様への願い事を『桜の小枝』(願い事は恋だけではありません。各自の願いを込めましょう)に託します。そして帰ってきた『桜の小枝』が願いのこもった お守りとなります。
4⃣ 福娘と交換したらお友達同士・家族同士・カップルまた見知らぬ者同士でも交換してください。『桜の小枝』は交換するほど幸せが宿るといわれております。
5⃣ お持ち帰りになった『桜の小枝』は、玄関先や神棚、また各自の想いの方のところに御奉斎ください。
花換まつりが行われるようになったのは明治40年代と伝えられています。当時は男女 間の交際のきっかけがあまりない時代であったので、花換まつりは縁を取持つ格好の場、機会となったのです。神社で受けた花を持ち、お目当ての人の前に行き「花換えましょう」と声を掛けるのです。もし、その人が思いに叶った人ならば「花換えましょう」と返答しそれぞれの花を交換してお付き合いが始ったというのです。もし不成立ならば「ゴメンナサイ」とでも言ったのでしょうか・・・? そして、何時しか金崎宮のことを「恋の宮」と呼ばれるようになったのです。戦後はの男女の縁を取り持つ場から縁を願う宮へと変わりつつありますが毎年大勢の若者が訪れています。
この幸せに恵まれるという「花換まつり」は当宮の境内の桜が咲く盛りの約10日間行われる祭で、期間中授与される桜の小枝に想いや願い、幸せを込めて人々がその花を交換する事により幸せや想いを分かち合い、補い合って老若男女関係なく福を願う神事です。 このお祭りの起源は定かではないのですが、当宮創立当初より境内一帯にはたくさんの桜が植えられ、その桜の成長とともに多くの方が花見と洒落込んだのでしょう。桜が咲くと一般の人はもちろん多くの参詣者が花見をするなかで起こった祭ともいわれます。
3月30日(土)から4月9日(火)に開催。
「花換え」は、10時から16時に行います。
土日を中心に、朗読や模擬結婚式など多彩なイベントを企画しています。
詳しくは、公式HPをご確認ください。※開催内容が変更になる場合がございます。
・JR敦賀駅からコミュニティバス「松原線」で「金崎宮口」下車。所要時間は約6分。料金は200円。
・JR敦賀駅から、ぐるっと敦賀周遊バスで「金崎宮」下車。所要時間は約8分。料金は200円。
・北陸自動車道敦賀ICから車で約10分
2024年の桜の時期は、北陸新幹線が敦賀駅まで延伸後なので、たくさんのお客様で賑わうでしょう。
新しい敦賀のスタートと共に、ロマンチックな金崎宮の花換まつりで、合言葉(愛言葉⁈)「花換えましょう」で
新しい恋のスタートをきってみては!
・日程:3月30日(土)から4月9日(火)に開催。
・開催場所:敦賀市金ヶ崎町1-4
・最寄り駅:JR敦賀駅(バスで約8分)
2024年3月16日 北陸新幹線が金沢駅~敦賀駅間が開業いたしました。首都圏・関西圏の両方からの終着駅が敦賀駅となり、大変注目されています。敦賀は、鉄道と港の町であり、日本海側で初めて鉄道が走った町に新幹線が開業したということもあり、鉄道ファンならずとも人気が高いです。観光スポットが点在しており、山側の日本遺産旧北陸線トンネル遺産群の開通後に、日本海側屈指の国際港として発展していった敦賀港までの直通列車「欧亜国際連絡列車」が走っていた敦賀港線沿いの海側の日本遺産の新たな観光ルートなど、引き続き路線バスやツアー企画をご提供してまいります。さあ、想像を超えるワクワク体験の旅に出かけてみませんか。