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東京で見ることができる、安藤忠雄氏が手がけた建築4選
安藤忠雄氏の建築は、コンクリート打ちっぱなしと幾何学的な形によって作られる人工的な空間が特徴的です。彼は、1995年に「建築界のノーベル賞」と言われるプリツカー賞を受賞しました。今回は、安藤忠雄氏がてがけた建築のうち、東京でみられるものを4つ厳選してご紹介します。
世界的にも著名な日本の建築家、安藤忠雄氏。彼の建築は、コンクリート打ちっぱなしと幾何学的な形によって作られる人工的な空間が特徴的です。
国内のみならず、海外でも高い評価を受けている安藤忠雄氏。1995年には「建築界のノーベル賞」と言われるプリツカー賞を受賞しました。
今回は、安藤忠雄氏が手がけた建築のうち、東京でみられるものを4つ厳選してご紹介します。
1.東急東横線渋谷駅
写真提供: 東京急行電鉄株式会社
東急渋谷駅は「地宙船」をテーマに作られました。駅という場所を、ただ電車の乗降をする場所だけでなく、印象的なデザインにすることで、使う人の心の中に残ってほしいとの願いが込められています。
写真提供: 東京急行電鉄株式会社
駅の中心部には大きな開口部があり、地下30mの鉄道が通っている部分まで吹き抜けになっています。これにより、地下鉄ながらも開放感があります。
2.東急大井町線上野毛駅
東急大井町線上野毛駅は、新宿駅から電車を乗り継いで40分ほどの場所にあります。駅舎は、道路を挟んで2つに分かれており、その2つの駅舎を橋渡しするように大きな屋根が設置されています。屋根の中央部には円形の空洞があり、道路に光が差し込むようになっているのが特徴です。
駅舎全体はガラス張りになっており、駅全体にも光が差し込む造りになっています。
3.21_21 DESIGN SIGHT
21_21 DESIGN SIGHTは、六本木の東京ミッドタウンにある展示施設です。この建築は、21_21 DESIGN SIGHTのディレクターの一人である、三宅一生氏の服づくりのコンセプト「一枚の布」をテーマにしています。そのコンセプトのもと、一枚の鉄板を折り曲げたような見た目が特徴的な屋根が見どころです。
施設内は他の建設同様、コンクリート打ちっぱなしをメインに作られています。
参考記事: 日常のできごとやものごとをデザインで発信、提案。六本木「21_21 DESIGN SIGHT」
4.表参道ヒルズ
おしゃれな街として平日・祝日問わず多くの人がショッピングに訪れる表参道。その表参道に建っている文化商業施設が表参道ヒルズです。
本館の中央は、地下3階から地上3階まで吹き抜けになっています。吹き抜けの天井はガラス張りになっており、自然光が施設の内部を明るく照らします。
表参道と呼ばれる通りは、緩やかな坂道となっています。その坂道の上という立地を活かし、表参道ヒルズの各フロアは、表参道と同じ勾配で吹き抜けを螺旋状に囲むようにスロープが設置してあります。このスロープ、なんと約700mもあるのだそう。
おわりに
都内だけでも、安藤氏の名建築が見られるスポットがたくさんあります。建築ファンの方もそうでない方も、彼の斬新な建築には驚くことでしょう。東京を訪れた際には、ぜひ直接見て、その圧倒的なデザイン力を体感してみてください。
Pictures from Pixta
A Japanese girl who loves Japanese Rock music especially L'Arc-en-Ciel and VAMPS! L'Arc-en-Ciel、VAMPSをこよなく愛する20代です。全国どこでもライブを見に飛び回ってます。出身は山口県下関市です。 日本のロックミュージックと山口の知られていない魅力を中心に、様々な魅力を世界に発信していきたいと思います!