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快適に空港から直行!スノーライナーを利用して行くスキー場5選
スキーやスノーボードなど、冬のスポーツが楽しみな時期になってきました。毎年冬にはスキー場を訪れるという人も、スキー場までどのように行くべきか迷う人もいることでしょう。 公共交通機関を利用したときの所要時間や金額面などを比較しつつも、移動手段の決め手に欠ける部分もあるかもしれません。 そこで今回は、羽田空港や成田空港とスキー場を直結する高速バス「スノーライナー」の利用を前提に、スノーライナーで行くべきおすすめのスキー場についてお伝えします。
スノーライナーを利用して効率よく楽に空港へ行こう
スノーライナーは、空港からスキー場まで直行する高速バスです。飛行機での長旅の疲れを引きずったまま電車を乗り継いだりする必要がなく、バスに乗ってそのままスキー場に到着できます。
おもに成田空港や羽田空港とスキー場をつなぐ運行ルートですので、国際線で日本を訪れた人も利用が可能です。
空港からそのまま行きたいスキー場
ここでは、スノーライナーを利用して空港から直行できるおすすめのスキー場をご紹介します。雪質や設備、アクティビティなど、スキー場の特徴や魅力とともにご紹介します。
志賀高原スキー場
志賀高原スキー場の正式名称は「志賀高原 SHIGA KOGEN MOUNTAIN RESORT」、長野県の志賀高原エリアにあるスキー場の総称です。志賀高原スキー場には全18か所のスキー場があるほか、ゴンドラやリフトが51基用意されている広大なスキー場です。
成田空港・羽田空港から直行可能
スノーライナーを利用すれば、成田空港、羽田空港から志賀高原エリアまで直行できます。
途中でお台場や東京、横浜にも停車しますが、空港を利用して訪れる人にとって空港発着の直行バスがあるのは便利でしょう。
志賀高原スキー場のおすすめポイント
志賀高原マウンテンリゾートは、今冬2023年12月1日(金)から2024年5月6日(月)までの営業を予定しています。(2023年10月時点)
周辺には、野沢温泉スキー場、斑尾スキー場、タングラムスキーサーカス、戸隠スキー場、竜王スキーパークなどがあり、6エリアに共通して使えるリフトのシーズンパスもあります。志賀高原スキー場から移動を考えている人にはエリア共通のシーズンパスもおすすめです。
また、志賀高原エリアには、日本で最も営業期間の長いスキー場として知られる横手山・渋峠スキー場もあります。
昨シーズンは、2022年11月9日から2023年5月21日まで営業し、過去最長の194日間の営業をおこないました。今年は昨シーズンよりも早い11月3日(金)からの営業を予定です。
周辺観光スポット「地獄谷野猿公苑」のスノーモンキー
長野県といえば、温泉につかるサルが見られることで有名な地獄谷野猿公苑(じごくたにやえんこうえん)があります。雪景色のなか露天風呂につかるニホンザルは、「スノーモンキー」と呼ばれ親しまれています。
もともとニホンザルは志賀高原全域に生息しています。今も人の前に姿を現すことがあるため、志賀高原を散策しているなかで、途中大きな群れに遭遇するかもしれません。
散策中、外でニホンザルを見かけた場合には、近寄ったり餌をあげようとしたりせず、離れた場所から眺めるだけにとどめましょう。
斑尾高原スキー場
斑尾高原は、長野県飯山市と新潟県妙高市にまたがっており、標高1,000mに広がる高原です。豪雪地帯ならではの質の良い100%天然雪を楽しめるほか、非圧雪パウダースノーで、林の中を滑走するツリーランも人気です。
斑尾高原スキー場は雪のない期間もグリーンシーズンとして営業している、オールシーズンリゾートです。
成田空港・羽田空港から直行可能
斑尾高原スキー場へ行くには、空港からスノーライナーの利用がおすすめです。スノーライナーなら、成田・羽田空港から斑尾高原スキー場へ直行できます。
斑尾高原スキー場のおすすめポイント
斑尾高原スキー場のゲレンデ目の前という立地であることから、多くの人が宿泊する斑尾高原ホテルについてご紹介します。
さまざまな宿泊プランが用意されており、食事なしの素泊まりプランのほか1泊2食付きなどがあります。また、ホテル内にある自家天然温泉は、無色のナトリウム・カルシウム塩化物泉で、筋肉痛や疲労回復などの効能があり、ウインタースポーツで疲れた身体をゆっくりと休めることができます。
斑尾高原スキー場は全部で32コースあり、タングラムと合わせると51コースという多さが魅力的です。初心者から上級者まで、圧雪や非圧雪コースで楽しめます。また、ツリーランコースの設置数は日本一です。
そのほかにも「バックカントリースキーツアー」などのアクティビティが用意されており、参加者のレベルに合わせてベテランガイドが案内してくれます。
スキー場内のレストラン紹介
斑尾高原スキー場のゲレンデにあるレストランをご紹介しましょう。
- ハイジ
座席数800席あるメインレストラン。カレーライスなどの定番メニューはもちろん、クレープなどのスイーツまで豊富なメニューが用意されています。こあがり席もあるので、スキーやスノーボードで疲れた身体を休ませることもできますね。
- AKI’S BURGER in チロル
アンガス牛を使ったジューシーなダブルチーズバーガーでお腹を満たしましょう。ソファー席があるほか、無料で利用できるビリヤード台もあるので、食後の休憩の際に利用してみてはいかがでしょうか。
- AKI’S pub & café
ほっとひと息つきたい方は、オーナーこだわりのコーヒーを飲みながら休憩しませんか。ランチにはピザもおすすめです。スキースクールやバックカントリーツアーの受付もしています。
赤倉観光リゾートスキー場
新潟県妙高高原にある赤倉観光リゾートスキー場は、スノースポーツが楽しめるだけでなく、温泉施設や登山、トレッキングが楽しめる場所です。
成田空港・羽田空港から直行可能
成田空港・羽田空港から、斑尾・赤倉行きのスノーライナーを利用してスキー場まで直行できます。
飛行機移動からすぐにバスに乗り換えてスキー場に到着できる利便性を考えると、早めに予約しておくのが良いでしょう。
赤倉観光リゾートスキー場のおすすめポイント
赤倉観光リゾートスキー場の今冬の営業は2023年12月16日から2024年3月31日までの予定です。ゲレンデにはさまざまなコースが用意されています。
ビギナーや家族連れに人気の初心者コースから、中級者、上級者向けのコースがあるほか、公認大会が行われる本格的なロングコースまで用意されており、用途やレベルに合わせて選択できます。
また、初めてゲレンデを訪れたお子さま向けに、ちびっこ広場もあります。雪だるまを作ったり、ソリで遊んだりできるため、家族での思い出作りに最適です。
妙高高原周辺にはペンションやホテル、旅館などがあり、スキー場利用を目的とした宿泊者向けに、リフト券付きの宿泊プランが用意されているほか、カフェやレストランも充実しています。
近くには「赤倉温泉スキー場」も
赤倉観光リゾートスキー場の近くには、「赤倉温泉スキー場」もあります。すべて天然雪でつくられたゲレンデで、非圧雪コースもあります。
また、妙高エリアで唯一のナイター営業を実施していますので、夜までスキー場で楽しみたい人に向いています。
白馬コルチナスキー場
長野県白馬村にある白馬コルチナスキー場は、天然雪100%のパウダースノーが人気です。ホテルの目の前がゲレンデになっているので、ホテルでゆっくりしたいという気持ちと、スキー場で目一杯遊びたいという2つを叶えられます。
成田空港・羽田空港から直行可能
白馬村行きのスノーライナーは、成田空港または羽田空港から乗車できます。白馬村行きでは、ほかにもお台場や東京、横浜にも停車しますが、一度乗車してしまえば目的地の白馬村まで直通です。
※白馬コルチナスキー場は夜行バスのみです。
白馬コルチナスキー場のおすすめポイント
白馬コルチナスキー場には全16コースあり、初心者から上級者までが楽しめます。最上部1,402m、最下部872m、高低差が530mあるゲレンデです。最大3.5kmのコースを堪能できます。
今冬の営業は2023年12月16日に開始予定ですが、営業終了日は未定です。(2023年10月時点)
また、営業期間中はゲレンデのコースとリフト運行情報がWebサイトで確認できますので、急な天候不良のときにもすぐに確認ができて安心です。
また、つぼ型のコースになっていることで、ほとんどのコースがホテルの前に集結します。ホテルを出てすぐゲレンデで滑れる贅沢なつくりです。
近くの「雪遊びパーク」もおすすめ
ホテルグリーンプラザ白馬には、雪のテーマパーク「キッズパーク・雪遊びパーク」があります。
ホテルや駐車場にほど近いため、お子さまが疲れてしまったり、眠くなった場合にもすぐにホテルに戻れるメリットがあります。
雪遊び広場では、雪だるまを作るなど、自由に遊べるのが魅力です。ほかにも「チェーピングエリア」や「ソリエリア」「スノーラフティングエリア」では、ソリ遊び(有料)などさまざまなアクティビティも用意されています。
白馬乗鞍温泉スキー場
白馬コルチナスキー場に隣接し、白馬アルプスホテルに向かって続くコースを持つ一帯が、白馬乗鞍温泉スキー場です。
成田空港・羽田空港から直行可能
白馬村行きのスノーライナーは成田空港、羽田空港から乗車でき、ほかにも、お台場や東京、横浜に停車します。
白馬乗鞍温泉スキー場は白馬コルチナスキー場に隣接していますので、どちらかに行きたいと考えている人も、同じバスを利用します。
白馬乗鞍温泉スキー場のおすすめポイント
ウィンターシーズンの営業は例年12月中旬から翌年3月下旬までおこなっていることが多いですが、積雪量によって変わりますが、2023年12月中旬~2024年3月下旬を予定しているようです(2023年10月時点)。
詳細は最新情報の確認が必要です。
ほかにも、白馬乗鞍温泉スキー場には「白馬乗鞍スキー学校」があるので、本格的にスキーを学びたい人や初めてスキーをする人も安心です。
全日本スキー連盟のインストラクターが実際に指導してくれることで初心者でも、安心してスキーを楽しめるでしょう。
スキー学校では個人レッスンにも対応しています。ビギナーからレベルアップクラス、さらにエキスパートクラスまで用意されているので、初めてスノースポーツを楽しみたい人や、何から習得すれば良いかわからないという人の疑問にも答えてくれますよ。
また、スキーブーツやスノーボード、スキー板など必要な用具は、すべてレンタル可能です。サイズについてはあらかじめ現地へ問い合わせて確認をおすすめします。
人気スキー場が集まる白馬エリア
白馬村は長野県の北西部に位置する北安曇郡の村のひとつです。北アルプスを見渡せるほか、ウインターシーズンはスノースポーツを楽しむ人が多く訪れる場所です。
白馬エリアには本記事でご紹介した白馬コルチナスキー場と白馬乗鞍温泉スキー場以外にも、白馬岩岳スノーフィールドや栂池(つがいけ)高原スキー場、白馬八方尾根スキー場など、さまざまなスキー場が連なっています。
シーズンを通してエリア一帯でリフトが利用できる「全山共通シーズン券」の発売もおこなっています。白馬村で色々なスキー場に行ってみたいと考えている人には、お得でおすすめなリフト券です。
【まとめ】スノーライナーを使って空港からスキー場へ
今回は、空港からスノーライナーを使って行けるおすすめのスキー場についてお伝えしました。
スノーライナーは飛行機で空港に到着後にバスへの乗り換えのみですので、スキー場に直行したい人におすすめの高速バスサービスです。車を運転したり、公共交通機関での行き方を調べたりする必要がないため楽に移動できます。
【スノーライナーで空港から直行できるスキー場】
- エイブル五竜
- Hakuba47ウインタースポーツパーク
- 八方尾根スキー場
- 白馬岩岳スノーフィールド
- 栂池高原スキー場
- 白馬乗鞍温泉スキー場
- 白馬コルチナスキー場
- 斑尾高原スキー場
- 赤倉温泉スキー場
- 志賀高原スキー場
スノーライナーのホームページは、英語をはじめ、中国語・韓国語にも対応しています。料金やルートなどの詳細はホームページをチェックしましょう。
空港からスキー場へ行く際には、ぜひスノーライナーの利用をご検討ください。
羽田・成田空港から各スキー場への直行バスを運行してます。 https://spur.jamjamliner.jp/