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豊田御城印プロジェクトを外国人の視点で紹介②
豊田市のお城とその周辺の観光地を「豊田御城印プロジェクト」とともに、フランス人の豊田市職員が紹介します。
こんにちは!
フランスから来た、豊田市役所に勤めているアンジーです。
今回は、「豊田御城印プロジェクト」の一環で、小原地区の「市場城址」とその周辺のおすすめスポットを紹介していきます。
今回のお城は、小原地区内に位置している「市場城址」です。山城なので、坂を登るのが少し大変ですが、その分、上からどんな景色を見ることができるのか、期待が高まります。
しばらく歩くと、苔むした石垣を見下ろす四季桜と紅葉が並んでいます。
その上まで登ると、市場城址の石碑が立つ場所に着き、眼下に素晴らしい景色を望むことができます。訪問客が多くはないため、ゆっくりとした時間を過ごすことができ落ち着いたピクニックにピッタリな場所です。
小原地区の秋といえば、四季桜です。四季桜は、通常の桜とは異なり、春と秋の年に2回も咲く特別な木です。秋には、珍しいことに、紅葉と桜を一緒に楽しむことができます。
私は、小原ふれあい公園からシャトルバスに乗って川見四季桜の里に行きました。
川見四季桜の里は、小原地区で一番四季桜が多く、ぜひ訪れてほしいスポットです。
そこで、私は柿ヶ入遊歩道を散歩しました。川沿いを歩くと川のせせらぎを聞きながら四季桜と紅葉を一緒に楽しめる贅沢な光景に感動しました。
また、「シキザクラ」というアニメのファンなら、ARアプリ「ロケトーン」をダウンロードすれば、小原地区内を散歩しながらキャラクターの話を聞くことができておもしろいです。
再び小原ふれあい公園に戻り、四季桜を見ながらおいしいたまご焼き棒を食べ、視覚だけでなく味覚も満足させることができました。
昼ご飯は、「小原庵」がおすすめです。
私が食べた「昼二膳」は、新鮮な食材(自然薯、柿、きのこなど)を使った季節のおいしい和食ランチです。
店内は素敵な和室で、お店で作られた焼き物を使って料理を提供しています。
お料理とお店の雰囲気のどちらも、自然を感じさせる素晴らしいところです。
最後に、小原庵の近くにある「和紙のふるさと」を紹介します。
小原和紙工芸の魅力を伝える工房で、和紙工芸を体験することができます。
「絵すき」「字すき」「葉すき」「うちわ」「絵すきうちわ」「壁掛け」から選んで制作してみてください。
私は、「葉すき」を試して、楽しい体験でした。
フランスでは、和紙で作られた茶箱を買ったことがありますが、自分で和紙を作ったことを自慢したいです。
また、市場城の御城印も和紙のふるさとで手に入りますので、ぜひ訪れてみてください。
小原ふれあい公園https://www.tourismtoyota.jp/spots/detail/644/
川見四季桜の里https://www.tourismtoyota.jp/spots/detail/716/
音声ARアプリ「ロケトーン」https://www.tourismtoyota.jp/features/detail/177
私たち「ツーリズムとよた」は、豊田市のものづくり産業や自然環境などの多様な資源を活かしながら地域の観光産業の発展に寄与し、市の公式観光サイトの運営など情報発信を通じて観光まちづくりを推進する団体です。 東海地区で人気の紅葉スポット「香嵐渓」をはじめ、市外から多くの人が来場する東海地区最大規模の「豊田おいでんまつり花火大会」、全国有数の現代美術を展示する「豊田市美術館」。 “クルマのまち”として知られる豊田市ですが、多様な観光資源と魅力的な観光スポットを持ち、一年を通して何度も訪れてほしい魅力あるまちです。 豊田市を観光地としても将来にわたり選ばれるまちとなるよう、私たちは、とよたの魅力を”伝え”、観光資源を”磨き上げ”、観光で地域の発展に”貢献”できるよう活動しています。