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【2024最新】日本三大夜桜「高田城址公園」の楽しみ方!約4000本の桜を愛でよう
日本三大夜桜の名所のひとつに選ばれている新潟県上越市の「高田城址公園」は、全国から観光客が集まる夜桜の人気スポットです。この名所の桜の時期の楽しみ方、絶景スポットを紹介します。
高田城址公園で昼と夜の桜を比較しよう
日が沈んだ後で、美しくライトアップされた夜桜は、晴天の下で見る桜とはまた違った魅力を秘めています。
さて、日本三大夜桜と称される名所、新潟県の「高田城址公園」をご存知ですか? 高田城址公園は、青森県の弘前公園、東京都の上野恩賜公園とともに、日本三大夜桜のひとつに数えられることもある名所です。
約50ヘクタールの広大な敷地に、ソメイヨシノを主とした約4000本の桜が咲き誇ります。満開の桜は昼間でも美しいですが、夜のぼんぼり(※1)に照らされる桜もまた、幻想的で妖しい雰囲気をかもし出します。
今回はそんな人気スポットの、昼と夜で異なる桜の表情をお届けしたいと思います。さあ、あなたはどちらの桜が気になるでしょうか? 高田城址公園内にある桜の名所を、順にご紹介します。
※1:ぼんぼり……周囲を紙で覆った照明。紙を通して、幻想的なほんのり明るい光が漏れる。
桜のトンネル、さくらロード
両脇の桜が天然のトンネルを形作る「さくらロード」です。犬を連れて歩く人も多く、のんびりと桜を見ながらお散歩するには最適な場所です。
夜の様子。両サイドに設置されていたライトが桜を照らし、道行く人のほとんどが足を止めて写真を撮っています。
高田公園のシンボル、高田城三重櫓
高田城址公園には、シンボルとなっている高田城三重櫓があります。堀と桜とお城の三拍子そろった光景は、絶好の写真スポットです。
夜になるとライトアップされた高田城三重櫓と桜が水面に映り込み、まるで写真集から飛び出したかと思うほど美しい光景が広がります。
内堀に沿って咲く桜
内堀の周りにはたくさんの桜の木が立ち並びます。橋の上からは鯉が優雅に泳ぐさまも覗き見ることができます。
暗闇の中、左右の桜が水面に輝き、何倍にも桜が存在しているかのようです。
外堀にかかる朱色の橋
公園を出ると、外側の堀にかかる朱色の橋があります。
夜。橋の向こう側に立ち並ぶ露店の灯りが華やぎ、水面に映り込む橋もより一層きれいです。
昼夜、それぞれにしか見れない景色
昼と夜の比較も楽しめますが、それぞれにしかないよさもあります。昼は残雪の山々をはっきりと望むことができ、自然豊かな高田城址公園ならではの景色が広がります。
夜は昼間には見られなかった、約3000個のぼんぼりがライトアップされます。活気ある露店からはなれた外堀では、その静けさの中に短い春の儚さを感じます。
さあ、あなたはどちらの桜が気に入りましたか?
周辺には露店や芝生の広場も
期間中はご当地グルメから定番のお祭りグルメまで、300もの露店が並びます。公園内で手に持ちながら、あるいは空いているベンチなどに腰かけて食事が可能です。
ゆっくり座って食事を楽しみたい方は、各所にある広場にシートを持参することをオススメします。
公園内はトイレの設備も完備。東京都内のように長蛇の列ができることも滅多にないので、安心して桜や食事を楽しめます。
会場周辺には、臨時駐車場が開設されています。臨時駐車場は一部有料で500円程度かかりますが、会場まで遠い駐車場では、駐車場と会場間を走るシャトルバスが運行しています。
また北陸新幹線の上越妙高駅東口から会場までのシャトルバスや、新潟方面から最寄りの高田駅までの列車、快速「高田お花見号」が期間限定で運行しています。
その年によって状況が変わりますので、公式HPより最新情報をチェックしてください。
All pictures from PIXTA
※本記事は2016年4月に公開した記事を2024年版にリライトしたものです。
新潟県在住。 今まで訪れた海外の好きな場所はオーストラリアのメルボルン!たくさんのおしゃれなカフェや、カラフルなストリートアートにわくわくします。