【兵庫神戸】ノーベル賞の公式行事でふるまわれた日本の美酒「福寿」を味わってきました!
ノーベル賞の公式行事で提供される日本の美酒「福寿」を味わい、醸造プロセスの見学や試飲しました。美味しい会席料理を食べながら庭園で散歩し、充実した体験をしました。
神戸酒心館
「神戸酒心館」への訪問は、まさに日本の美酒と贅沢な食事を体験する絶好の機会でした。ノーベル賞の公式行事で提供されることで有名な「福寿」を堪能してきました。
1751年に創業した「神戸酒心館」は「日本一の酒どころ」として名高い「灘五郷」(兵庫県神戸市灘区にある五つの地域「西郷」「御影郷」「魚崎郷」「西宮郷」「今津郷」)に含まれるある兵庫県神戸市東灘区に位置する有名な酒造メーカーです。「福寿」の名前は七福神の「福禄寿」に由来し、幸福・財富・長寿の三徳を象徴していると言われています。
ここ神戸酒心館が醸造するお酒には2つの特徴があります。一つ目は、日本名水百選に選ばれた「宮水」を使用されているということです。宮水は鉄分が少なく、リン・カリウムが豊富であり、酒造りに非常に適しているそうです。二つ目は、神戸市北区大沢産の「酒米の王様」と言われている「山田錦」を主な原料としています。
数々の賞を受賞した「福寿」
「福寿」は国際的に数多くの賞を受賞しています。インターナショナルワインチャレンジや全米日本酒歓評会などを何度も受賞しているだけでなく、「ノーベル賞の公式行事」で10回も採用されるなど、その名声は世界に知れ渡っています。
今回は蔵見学コースで伺い、「福寿」の醸造プロセスに関する説明をビデオで鑑賞しました。中国語・英語の音声説明があるだけではなく、英語ガイドスタッフもいますので(予約必要)、外国人観光客でも見学しやすい施設です。
工場内の酒造りの様子も見学できました。外から作業スタッフさんが実際に発酵室で作業をしている様子も見ることができました。
名高い「福寿」を試飲
さらに、「福寿」の3つの有名な「大吟醸」「純米吟醸」および「熟成本格梅酒」を試飲させていただきました。
「大吟醸酒」は兵庫県産の「山田錦」を使用しています。香り高く、白桃や洋梨のような清らかな香りがあります。
「純米吟醸酒」は長時間低温で発酵させています、熟した杏子の香りと米の清涼で美味しい味わいがあります。
「熟成本格梅酒」は日本の鶯宿梅(おうしゅくばい)の実を使用して造られた梅酒です。豊かな味わい、滑らかな甘みと酸味、淡いオレンジの風味があります。
初めて大吟醸酒をいただきましたが、フレッシュで華やかな香りを強く感じられて、とても美味しかったです。
併設のショップでは、「福寿」シリーズの純米酒、純米大吟醸酒、梅酒だけでなく、大小さまざまな日本酒グラスや酒の肴用の小さなおつまみ、「福寿」のロゴが入った衣類などが販売されています。
また、「灘五郷」の酒瓶のカプセルトイもありました。私は千代田蔵の酒瓶が当たりました!ここで友達や家族に特別なお土産を買うことができます。
日本酒を楽しんだ後、会席料理を味わいましょう!
神戸酒心館の敷地内には、会席料理が楽しめる日本料理店「さかばやし」があります。今回は「そば膳」をいただきました。食材の鮮やかな味わいが楽しめ、非常に美味しかったです。
食事の後、美しい庭園で散歩しました。四季折々の植物が美しく、日本の趣を感じることができました。
基本情報
神戸酒心館
(1) 蔵元ショップ 東明蔵
営業時間: 10:00〜18:30
休業日:1月1日〜3日
所在地:兵庫県神戸市東灘区御影塚町1丁目8−17
電話: 078-841-1121
(2) 蔵の料亭 さかばやし
営業時間: 昼の部:11:30~15:00(14:30L.O.)
呑みの部(土日祝のみ):14:30~17:00(16:30L.O.)
夜の部:17:30~21:00(20:00L.O.)
定休日:水曜日 ※臨時営業日あり
休業日:12月30、31日・1月1日〜3日
所在地:兵庫県神戸市東灘区御影塚町1丁目8−17
電話: 078-841-2612
ようこそ兵庫へ 兵庫は日本海から中国山地をまたぎ瀬戸内海をつなぐ恵まれた大地、そして恵まれた風土を育む関西の窓口です。 「さくら名所100選」に選ばれた世界遺産の姫路城、六甲山から見る大パノラマの夜景など、目を奪われる絶景が数多くあります。 世界的に名高い神戸ブランド、日本を代表する牛肉で但馬牛の代名詞「KOBE BEEF」、酒米「兵庫山田錦」は舌が驚く逸品です。 名湯、有馬温泉や多くの文学作品にも登場する城崎温泉。大自然に包まれ心も体もリラックスできます。 淡路島・鳴門のうずしおの雷鳴のように響く音、夏に各地で開催される花火大会でのダイナミックな音など、心に残る音に出会えます。 県内のハーブ園や植物園では四季を通じて、ハーブや花々の優しく心地良い香りに癒されます。 さあ、「視覚・味覚・触覚・聴覚・嗅覚」の五感を刺激する新しい旅を、兵庫県でご堪能ください。