サイクリングで巡る福井県勝山:恐竜博物館、越前大仏、平泉寺白山神社など

勝山に来たらぜひ訪れてほしい観光スポット「越前大仏」「勝山城博物館」「平泉寺白山神社」「ゆめおーれ勝山」「ホワイトザウルス」をe-bikeで周遊するプランです。 e-bikeのレンタル料金に加えて、それぞれの施設の入館料、ゆめおーれ勝山での体験料が含まれています。 モデルコースマップを参考にしながら、ご自身のペースでゆったりとめぐってみてください
3~8時間 自転車を利用して好きな場所を自由に散策してください。
自然、グルメから観光スポットまで!魅力たっぷりの福井県勝山とは?
勝山市は福井県北東部の嶺北地区に位置する市で、日本有数の豪雪地帯です。白山の山々に囲まれた雄大な景色が広がり、中心部には九頭竜川が流れ、春は川沿いに弁天桜が咲き誇ります。秋は紅葉が美しく、四季折々のすばらしい景色は、たくさんの感動を与えてくれます。
また、世界三大恐竜博物館の一つとされる福井県立恐竜博物館があり「恐竜のまち」です。恐竜の他にも苔で有名な白山平泉寺や日本一大きい越前大仏など、歴史的な魅力もたくさんあるまちです。

勝山市内を巡る手段は様々ありますが、特に天気が良い日や自分のペースで楽しみたい方はサイクリングがおすすめです。この記事では自転車で巡る際のモデルコースをご紹介します。
e-bikeを借りて準備万端!勝山駅から出発

えちぜん鉄道「勝山駅」内のえち鉄カフェにてe-bikeの受付を行います。

えちぜん鉄道勝山駅から勝山市内を結ぶ勝山橋。
曲線のダイナミックな構造が美しい。
勝山市内の風景を一望することができる。
春には桜並木、残雪の山々
夏には深緑の山々など四季折々の風景を堪能できます。

はたや記念館ゆめおーれ勝山は、織物の世界が楽しめる生きた文化財です。
昭和時代に活躍した織物関連の機械が臨場感たっぷりに動く様子は必見。はたおり機を動かしたり、まゆから糸を取ったり、体験しながら織物産業の歴史や織物のしくみが学べます。手織りコースター体験やまゆ玉クラフト体験も大人気。自分のオリジナル作品づくりが満喫できます。

大仏本尊のモデルは、仏教伝来のルーツ中国河南省洛陽市の郊外の龍門石窟の中にある座像で、身の丈17メートル。奈良大仏(文献16.2メートル・実測14.98メートル)を上回る大きさです。さらに光背は23メートルで2メートルの石台に3メートルの蓮台が重なるので、総高は28メートルにおよびます。奈良大仏がずんぐり型なのに対して、越前大仏は顔や首がスマートで穏やかなのが特徴。銅製で、総重量200トンの銅を使用しています。また、大仏の左右と後の三方の壁には石仏、金仏を合せて1,281体が安置され、大仏両脇には羅漢像(10.3メートル)菩薩像(11.2メートル)が二体づつ、脇侍仏として安置されています。

平泉寺は、霊峰白山(標高2702m)の越前側登拝口に開かれた白山信仰の拠点寺院で、今から1300年近く前、泰澄によって開かれたと伝えられます。
中世には北陸でも有数の勢力を有するようになり、現在の白山神社よりもはるかに広大な境内に、数十の堂や社、数千におよぶ坊院が建ち並んでいたといわれます。
ところが、天正2年(1574)、一向一揆との戦いで全山が焼失し、往時の姿を伝えるものはほとんど失われてしまいました。
しかし、平成元年から始まった本格的な発掘調査によって、かつての境内の遺構が見事に残っていることが判明しました。栄華をほこった中世平泉寺の全容が、いま、少しずつ明らかになりつつあります。

平成4年に開館した日本一の高さ(57.8m)を誇る5層6階の天守閣内に設けられた歴史博物館です。最上層の展望室からは、旧石器時代からの歴史を持つ勝山の風景や、ジオパークにも登録されている美しい自然が見渡せます。大名武具や合戦図屏風のコレクションの他、書家西脇呉石関連の作品を収蔵・展示しています。藩政時代の遺構がほとんど失われてしまった現在、当館の存在は、この勝山にかつて一つの藩があったことを一目で感じていただけるシンボルとしても機能しています。

福井県立恐竜博物館への道中に存在する真っ白な恐竜のオブジェ。
フォトジェニックなスポットとして人気。
ホワイトザウルスの周辺には駐車場と芝生の広場があります。
ぜひ立ち止まって、恐竜と一緒に写真を撮ってみてください。
また福井県立恐竜博物館がホワイトザウルスの近くにあります。
自転車で5分程度です。
e-bikeを使えば坂道も楽々と登ることができるので、時間に余裕がある方はぜひ足を延ばしてみてください。

世界規模の恐竜博物館 全身骨格50体を常時展示。
恐竜化石の宝庫として全国的にその名が知られている福井県勝山市。福井県立恐竜博物館は世界有数の恐竜博物館です。広大な夢中空間には、所狭しと恐竜骨格や化石・標本、ジオラマ、復元模型などが展示されており、大迫力の恐竜を間近でみることができます。博物館の周辺も化石発掘などの体験や遊具なども充実しており、家族みんなで楽しめるエリアです。
2023年7月にリニューアルオープンし、新館小タマゴホールに登場した「恐竜の塔」は必見です。
新設された新館の吹き抜けホールには、福井で発見された恐竜5種と鳥類1種があしらわれた高さ13mのモニュメント「恐竜の塔」があります。ほかにも、大迫力の「3面ダイノシアタ―」や通年で楽しめる「化石研究体験」など、オールシーズン楽しめる施設にパワーアップしました。

えちぜん鉄道「勝山駅」
モデルコースはコチラ

お腹が空いたら?腹ごしらえにおすすめの勝山グルメ
サイクリング中にはお腹がすくと思います。市内にある飲食店で、「おろしそば」や「ソースカツ丼」といったご当地グルメをぜひ召し上がってください。
e-bikeを予約して勝山を散策しよう
e-bikeは勝山駅にてレンタル受付をしています。事前の予約が必要ですので、お早めに申し込みください。
1台:2500円
1日利用時間:9:00~17:30
予約はできませんが、当日空きがあれば駅でのレンタサイクルもあります。予約を忘れてしまった場合は、駅係員に申しつけください。
普通自転車1台:100円/電動アシスト自転車1台:500円

今回は勝山を周遊観光するのにオススメの、サイクリングプランをご紹介しました。天気のいい日には、自転車で自分のペースで散策できるレンタサイクルがオススメです。ぜひレンタサイクルをご利用ください。
このモデルコースで紹介したスポット
勝山市は、福井県の東北部に位置しています。 市街地は九頭竜川の流れに沿って形成された川岸段丘に位置し、明治以来の地場産業である繊維産業を基幹産業とした商工業と、古くから農林業が盛んな水と緑の豊かな田園都市です。 当社は地域と協働し、観光地域づくりを行うDMO(観光地域づくり法人)です。 勝山市は恐竜博物館や平泉寺など魅力溢れる観光コンテンツの宝庫!勝山を多くの方に体感していただくガイドツアーや恐竜博物館の駐車場内にある「ジオターミナル」、2020年6月にオープンした「道の駅 恐竜渓谷かつやま」の運営など、勝山を訪れたお客様にきめ細かなサービスを提供しています。 また、観光を軸として新たな事業の創造にも積極的にチャレンジし、勝山のまちの活性化を目指しています。