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日本文化の「美」を楽しめる 帯アート
源氏香の特別室フロア「デザイナーズルーム」にはそれぞれの客室に趣の異なる「帯アート」が飾ってあります。着物の帯をインテリアにする「帯アート」を紹介致します。
帯アートとは
「帯アート」とは着物の帯をきれいにおったりして、インテリアとして飾ることです。日本人の民族衣装でもある着物は、残念ながら、洋服の浸透によって年々着られなくなっています。高級な絹や、職人の細やかな技法が光る、日本芸術の至高ともいえる帯を捨てたり眠らせておくのはもったいない!と、近年、帯をインテリアにして楽しむ文化が生まれたのです。
源氏香 デザイナーズフロアとは
愛知県南知多にある温泉旅館「源氏香」には7階に「デザイナーズフロア」があります。ここは、帯アートや、御簾をイメージしたカーテン、香炉、障子など、日本文化をふんだんにとりいれたおしゃれな部屋となっています。今回はそのなかでも帯アートを中心に紹介したいと思います。
帯アート 扇形
帯をきれいにおり、帯しめではしをとめてあります。扇は末広がりとされ、未来を見通せる縁起のよいものとされています。
扇形をアレンジしたもの
帯アート ストレート
シンプルに帯をそのまま飾ってあります。当館はそのままですが、帯アートには、この途中で花を織り込むこともあります。また、帯のなかでも特に好きな部分をカットして額縁にいれて飾ることもあります。
帯アートをぜひお楽しみください
いかがでしょうか。デザイナーズルームはひと部屋ずつ趣が異なりますので、どの帯アートと出会えるか、わくわくしますね。日本にきたからにはそんな日本文化もぜひお楽しみくださいませ。
愛知県南知多温泉郷源氏香 公式サイト
薫りのもてなし優美を偲ばせる 香のもつ奥深く静謐な世界をとおして、 源氏物語の頃の優美を偲ばせる旅館、源氏香。 当旅館は、日本初の香りがテーマの和風旅苑です。 忘れかけた心の平安を呼び覚ます―。 お部屋や館内の至る所で、お香の心地よさを随所に感じていただけます。