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元寿司職人が営む居酒屋は、愛に満ちた布施住民でにぎわう“居酒家”
布施の商店街を少し南側に外れ、閑静な住宅街の方に進むと、ひときわ賑やかなお店があります。 オレンジ色の看板が目印、海鮮居酒家 房です。 店内は懐メロが流れ、手書きのメニューで壁がびっしりと埋め尽くされています。 どこか居心地が良く、実家に帰ったかのような安心感のある不思議なお店です。
大阪・布施のSEKAI HOTELは旅先の日常が体験できる、まちごとホテルです。
詳しくはこちらの記事をご参考ください。
元寿司職人が作る、絶品料理の数々
店主の房さんは、元寿司職人。しかし、自分の作る料理を、より多くの人に手軽に食べてほしいという思いから、“海鮮居酒家 房”をオープンしました。
そんな房さんが作るご飯はどれをとっても、美味しいと評判です。
新鮮なお刺身やお寿司はもちろん、盛り合わせで注文できる日替わりの小料理も手の混んでいるものばかり。毎日手作りしているという「シュウマイ」は、常連さんが必ずというほど頼む逸品です。
そのほかにも房さんの“お母さんの味”という「ミートソーススパゲッティ」もかなりの人気。
季節によっては鱧やフグ、松茸など旬の食材をふんだんに使ったメニューや、冬はおでんや小鍋など、その数は数えきれないほどです。
メニューの多さは店主の愛情の証
なぜこれだけ多くのメニューがあるのかというと、そこには房さんの愛情がありました。
「常連さんのリクエストを聞いていたら、いつの間にかこうなっていたんだよ(笑)」房さんの言葉の通り、“海鮮居酒家 房”はたくさんの常連さんに愛されているお店。
そんなリクエストを聞いてメニュー化したはずのカレーうどんは、メニュー化したものの全然注文されずメニューから外れたり、またリクエストされてメニュー入りしたり…。
名物女将は、みんなのお母さん
房が愛される理由には房さんの奥さんである、女将さんの人柄にもあります。
接客は主に女将さんが担当。
積極的にお客さんに話しかけ、他愛もないような会話をしてくれる女将さんがお母さんのようで、実家のような安心感があります。メニュー数が多いお店で、店員さんにおすすめのメニューが聞きやすいのは嬉しいですよね。
SEKAI HOTEL Fuseの夕食会場としても
そんな房はSEKAI HOTEL Fuseの夕食会場でもあるんです。夕食付きプランでご予約いただいた宿泊ゲストは、SEKAI HOTELスタッフおすすめメニューだけを集めたスペシャルなコースをお召し上がりいただけます。
みんなの集まる”家”に。夫婦の願いと共に
店名に入っている“居酒家”、ちょっと違和感がありませんか?
通常は“居酒屋”ですが房では“家”の字を使っています。
「みんなが集まる“家”のようになってほしい」そう話す房さんと女将さん。
房さんの美味しい料理とお酒を嗜みながら、女将さんと地元の人と他愛のない話で盛り上がる。すでに海鮮居酒家 房は、優しさに溢れた布施の人たちが集まるみんなの“家”ですね。
SEKAI HOTELは、まちに点在する空き家・空きテナントだった建物をリノベーションして客室にし、夕食会場や朝食会場は、近隣の飲食店など、まち全体をホテルのように楽しんでいただける「まちごとホテル」です。