旅の準備はじめよう
日本に3つしかない小さな列車に乗って行く!「阿下喜」までのアクセス方法
三重県いなべ市にある「阿下喜」までのアクセス方法。日本に3箇所しかない小さな車両に乗って、ゆったりと列車の旅を楽しんで。
三重県の最北に位置するいなべ市。
いなべ市の中心である「阿下喜」エリアは、古い街並みと新しい試みが混在し、今日本の若者から一目置かれている話題の街だ。
「阿下喜」へは名古屋から公共交通機関でアクセスが可能。
ぜひこの記事を読んで「阿下喜」に足を運んで欲しい。
まずは名古屋から「桑名」へ
まず、名古屋駅から三重県の「桑名駅」を目指す。
JR・近鉄どちらでもアクセスが可能。どちらでも同じ駅に到着する。
JRの場合
関西本線で名古屋駅から桑名駅まで約30分。
特急のみ特急料金がかかるので注意して。
料金は360円。(2024年6月時点)
近鉄の場合
名古屋線で近鉄名古屋駅から桑名駅まで。
急行列車で約20分。
特急列車は追加料金がかかり、準急列車・普通列車だと40分〜50分かかるので、急行列車がおすすめ。
料金は530円(2024年6月時点)
小さな列車で桑名から「阿下喜」へ
桑名駅の改札を出たら、左へ。
東口を目指して歩いて、突き当たり右側の階段を下る。
階段を下ると、バス乗り場が見える。
バス乗り場を横目に、さらに奥へ進む。
「西桑名駅」が見えてくる。
この駅が阿下喜まで行くための「三岐鉄道・北勢線」の始発駅。
三岐鉄道・北勢線は、線路幅が通常よりも狭い”ナローゲージ”が使われている。
「マッチ箱電車」とも呼ばれており、小さくてレトロな電車が今でも走っている。
この大きさの列車は日本で3箇所しかない。
線路は一本道なので、基本的にどの電車に乗っても大丈夫だが、終点の阿下喜までいかない電車もあるので、改札横の行き先表示を確認しよう。
この路線は、ICカードが使用できない。
券売機で阿下喜駅までの切符を購入しよう。
桑名駅から阿下喜駅までは510円。(2024年6月時点)
阿下喜までは54分。
各駅停車でゆっくりと走る列車の旅を楽しんで欲しい。
沿線の駅にはレトロで可愛い駅舎が残っていたり、美しい山々が見渡せるスポットもある。
終点の阿下喜まで行けば、随分と山に近づいたことに気づく。
駅から広がる阿下喜の町は、近年新しい風が吹き、世代を超えた人と人とのあたたかいつながりを感じることができる。
阿下喜の散策には、下記の記事もぜひ参考にしてほしい。
三重県の北部・鈴鹿山脈の麓に位置するいなべ市。 まちづくり法人グリーンクリエイティブいなべは、いなべを舞台にさまざまな企画プロデュースを行っています。 まちづくりを通してつながった、いなべに暮らす人々。 山麓の美しい自然や、さまざまな日々の景色。 この地域ならではの食や体験、わたしたちの町の魅力をコーディネートして皆さまにお届けします。 あなたのいなべ旅がより一層、豊かなものになりますようお手伝いさせていただきます。