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福崎町に新たなフォトスポット誕生!カッパのガジロウが飛び出す3Dトリックアート
6月18日、兵庫県神崎郡福崎町の駅前観光交流センターの壁面に、カッパの ガジロウが飛び出す3Dトリックアートが設置されました。
関係者を招いての披露目式が行われ、新たなフォトスポットが盛り上がりを見せました。
ガジロウ発見からの観光客急増
池から飛び出すカッパの ガジロウが発見され捕獲されたことを契機に、福崎町の観光客数は年間25万人から、令和5年度には過去最高の70万人を超えるまでに増加。
福崎町は今や妖怪に出会える観光スポットとして注目を集めています。
ガジロウ3Dトリックアート
2024年は ガジロウ発見から10周年を迎える記念の年。
今回のトリックアートはこれを祝して企画されたもので、設置費用は町内企業の福伸電機株式会社が全額寄付しています。
福伸電機株式会社の宮内会長は、「トリックアートの企画を聞いたとき、町の活性化に貢献してくれると直感しました。この場所がパワースポットとして、一人でも多くの人に楽しんでもらえれば」とコメント。
3Dトリックアートの詳細
壁面デザインの長さは約9mで、そのうち約5mが3Dトリックアートとして飛び出す仕掛けになっています。右側面から見ると、名物のもちむぎ麺と ガジロウの手が飛び出して見えるデザインとなっています。
制作とデザインを担当した有限会社アートライフの岡田代表は、「妖怪だけでなく、食や宿泊など福崎町の観光資源を詰め込んだ。このアートを起点に福崎町をいろいろ巡って欲しい」と話しました。
福崎町の新たなフォトスポットで思い出を
新たな3Dトリックアートにより、福崎町は妖怪スポットとしての魅力をさらに高め、新たな観光客を惹きつけることが期待されます。
福崎町に新たに登場したフォトスポットで映える写真を撮影してみてはいかがでしょうか。カッパの ガジロウと一緒に、ユニークなフォトスポットを体験してみてはいかが。
福崎町は、かつて「播州」や「播磨の国」と呼ばれた兵庫県南西部に位置し、昔は東西と南北を結ぶ街道が交わる交通の要所として栄えました。昭和31年(1956年)5月3日に、田原村、八千種村、旧福崎町が合併し、現在の形となりました。 今でも、南北にはJR播但線や播但連絡道路、国道312号線が通り、東西には中国自動車道と県道三木宍粟線が走り、交通の重要な拠点であることに変わりはありません。 さらに、福崎町は緑豊かな山々に囲まれ、町の中央を市川が流れる自然豊かな田園都市であり、歴史と文化の遺産にも恵まれた地域です。