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【ええやん!大阪商店街発】龍田古道をゆく万葉びとの想いにふれる「亀の瀬」
【ええやん!大阪商店街】に掲載中!大阪に来たなら一度はやってみたい商店街のいち推し体験や観光スポットを紹介!見る、食べる、遊ぶ、大阪の商店街をめっちゃええやんに楽しむ情報を発信しています。ここを読めば今すぐ大阪に来たくなる!
JR大和路線「河内堅上駅」から大和川の橋梁に沿って北東に歩くと、大阪と奈良の国境にある天然の関所「亀の瀬」があります。ここは地すべりとの共生と闘いの歴史を刻んだ場所として、いにしえより人々に恐れられてきました。万葉集では国境の峠を「恐(かしこ)の坂」と詠まれています。
ここは4万年前から地すべりが 繰り返されてきた難所で、人々は最新の土木技術を投じてこの要地を守り、龍田の風の神に旅や暮らしの 安寧を祈願し、古代より都の西の玄関口として 交通・経済・治水を支えてきました。
2008年、地すべり対策として行っていた地下水の排水トンネル工事で、レンガ造りの旧大阪鉄道亀瀬隧道「亀の瀬トンネル」の一部が発掘されました。イギリス積みや長手積みといったレンガの積み方も、当時の原形をとどめた状態で今も残っています。
さらに歴史や治水対策などを学べる「亀の瀬地すべり歴史資料室」や「排水トンネル」をボランティアガイドが案内する「ガイドツアー」(プロジェクションマッピング観覧付き)があります。ぜひWebからご予約の上、ご参加ください。
近隣では亀の瀬トンネル内で貯蔵した炭酸飲料「亀の甲羅(コーラ)」なども販売しています。石に深く刻み込まれた歴史とノスタルジーな雰囲気を持つ「亀の瀬」。日本屈指の希少な空間を訪れてみてください。
※アクセス方法や瀬田古道・亀の瀬ウォーキングマップなど、詳細は公式サイトをご覧ください。
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