旅の準備はじめよう
「和茶子-wasako-」ならでは、二十四節気のひとつの「処暑のすすめ」
二十四節気の解説に、処暑でのおすすめの過ごし方をご紹介しています
そもそも、二十四節気とは?
二十四節気は、「立春」「八十八夜」「秋分」「冬至」などで、日本人なら一度は聞いたことがある季節を感じられる言葉です。
農業において種まきや収穫の時期を決定する目安とされたり、日常生活でも季節の移り変わりを感じるために重要な指標とされてきました。現代でも、季節の変化や自然のリズムを感じる際に、この二十四節気が参考にされています。
このように二十四節気は、自然と人々の生活を結びつける役割を果たし、古くから受け継がれてきた知恵と言えます。
本日は「処暑」を迎えており、立秋から霜降まで秋と振り分けられているので、暦の上ではすっかり秋という訳です。
一年を二十四に分けるとこのように分かれます。
こちらは二十四節気を春から冬に分けたうちの、秋にあたるものです。
本日は「処暑(しょしょ)」ー 残暑をより楽しむ方法とは ー
「処暑」は、暑さが和らぎ始めて涼しい風が吹き始める時期です。この時期は夏から秋への移り変わりを感じる時期でもあり、季節の変化を楽しむために情緒的な活動を取り入れると、秋の訪れをより深く感じることができます。残暑が残るこの時期に行うと秋を感じられるお勧めの方法を紹介します。
涼を感じる、おすすめの方法
・風鈴を飾る ー 夕涼みのすすめ ー
風鈴の音色は涼を感じさせ、暑さの中でも心を落ち着かせます。処暑の涼風を感じながら、風鈴の音を楽しむのは風流です。夕涼み: 夕方、日の落ちた後に外を散歩したり、縁側やベランダで涼むのも処暑にぴったりです。少し肌寒さを感じるような風が秋の到来を告げてくれます。
・秋の味覚を楽しむ ー 初秋の果物を味わう ー
ぶどうや梨など、処暑の時期に出回る初秋の果物を味わうことで、秋の始まりを感じることができます。月見団子や秋の和菓子: 秋の和菓子を楽しみながら、季節の移ろいを感じるのも情緒的です。月見団子と共に、満月や中秋の名月を楽しむのも良いでしょう。
・自然に目を向ける ー 紅葉の始まりを探す ー
まだ鮮やかな紅葉には早いかもしれませんが、葉の色づき始めを見つけることで、秋の訪れを感じることができます。公園や自然の多い場所を散策して、ゆっくりと自然の変化を観察しましょう。秋の草花を楽しむ: すすきやコスモスなど、秋の草花が咲き始める時期でもあります。庭先や花壇にこれらの草花を飾ると、秋の気配を感じられます。
・秋の音に耳を傾ける ー 虫の声を聴く ー
処暑を過ぎると、秋の虫たちが鳴き始めます。夕方や夜に虫の音を聴くことで、秋の訪れをしみじみと感じることができます。
・これから迎える秋の夜長を楽しめるように、文芸作品に触れておく ー短歌や俳句を詠む ー
季節の変化をテーマに短歌や俳句を詠むのも、秋の情緒を味わう素敵な方法です。自然や日常の中に秋を感じる瞬間を捉えてみましょう。季節の便りを書く: 秋の風情を感じたら、その気持ちを手紙にしたためて、大切な人に送るのも良いでしょう。秋の絵葉書や季節の便せんを使うと、さらに情緒が深まります。
これらを日常に取り入れてみて、処暑の時期に夏の終わりと秋の訪れを感じ、豊かな季節の移り変わりを楽しんでください。
浅草の茶道体験サロン「和茶子-wasako-」ならではの「処暑」のすすめ
お茶会で提供される和菓子は、季節感を大切にした非常に繊細で芸術的なものばかりです。
当店でお出ししている和菓子は、石川県の七代目店主の和菓子職人が丁寧に作り上げた、見た目や味わいだけでなく、茶道の精神や日本の四季を店主の目線から形に仕上げています。種類としては、このように秋ならではの味わいもあります。
1 練り切り
練り切りは、白餡や豆餡を使って手作業で形作られる、季節の花や果物を模した上生菓子です。特に秋には、紅葉や菊の花、柿などがテーマとして用いられることが多いです。練り切りは色彩豊かで、細かい模様やデザインが施されています。
2 きんとん
きんとんは、栗やさつまいもなどの秋の素材を使った上生菓子で、自然な甘さと滑らかな食感が特徴です。きんとんは、秋の風物や収穫をテーマにしてデザインされることが多く、例えば栗の形や色合いを再現したものがあります。
3 羊羹
羊羹は、甘さ控えめで、しっとりとした食感が特徴の和菓子です。秋には、栗羊羹や芋羊羹などが提供されることが多いです。羊羹は、茶道の席でもよく用いられ、見た目も美しく、抹茶の風味を引き立てる一品です。
4 薯蕷饅頭
薯蕷饅頭は、山芋を使ったもちもちとした食感の和菓子です。秋には、紅葉や菊を模したデザインが施されることが多いです。柔らかな皮とあんこが抹茶との相性が良く、季節感を感じさせる一品です。
5 柿の練り切り
柿を模した練り切りは、秋を感じさせる上生菓子の一つです。柿の色や形を精巧に再現し、見た目にも季節感を演出しています。柿のほのかな甘さが抹茶の苦味と調和し、深い味わいが楽しめます。
6 秋の七草を表現した上生菓子
秋の七草をテーマにした上生菓子は、日本の秋の風物詩を反映しています。萩、桔梗、撫子、尾花などを模したものがあり、繊細なデザインと共に、抹茶との組み合わせで季節の移ろいを感じることができます。
7 秋の風物詩をテーマにした和菓子
秋の風物詩として、例えば紅葉や秋の風を感じさせるような上生菓子があります。これらは職人の技術で美しく作りこまれ、見た目にもわくわくする楽しさに季節感を感じられるような想像させる余韻もあります。
「茶道って、何だか難しい?」 ーちっともそんなことないですよ ♫ ー
上生菓子は、ただ食べるだけではなく、アートとしての側面も持っています。秋の風景や自然の美しさを形にしたものが多く、抹茶を召し上がる際には、その美しさを楽しみながら、季節を感じることができます。
また、「和茶子-wasako-」の和室では、畳からつくばいや掛け軸などの和の設えでいっぱいです。ひとつひとつ丁寧にご説明いたします。
店内に入ると、浅草は思えないような非日常空間をご用意しており、特別な時間を過ごすことができます。
これから、秋に向けて「和茶子-wasako-」では、歴史ある浅草での素敵な和の空間で、きっと訪れるたびに新しい発見と楽しみがあります。亭主をはじめ、スタッフの細やかな気配りとおもてなしの心を感じていただけるように、浅草での思い出の一つとなれるような心地よい時間もお過ごしいただけますから、「和茶子-wasako-」で美味しい抹茶を召し上がりにいらしてください。
↓ 私たちが皆様をおもてなしいたします。
ご予約はHPの緑のボタンからお願いします。
HP https://wasako.jp/
茶道体験は1日5回
開始時間が10:00、11:30、13:30、15:00、16:30です。
定休日は木曜日です。
和茶子-wasako-
〒111-0034
東京都台東区雷門2-18-15
コレクション雷門ビル5階
浅草駅から徒歩1分の雷門2丁目に森を感じる小さな和室を造りました。 茶道体験は1回45分。 茶道の実演をご覧になり、お菓子と抹茶を召し上がって ご希望される方は実際にお茶をたててもらうことも可能です。 気軽に手ぶらで日本文化を体験していただけます。 また、和茶子(wasako)はとびっきりのリラックス空間。 空気中の化学物質を無くして、BGMは森林の音です。 大きな深呼吸をして、抹茶を一服いかがですか?