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【SHITAMACHI】ふんわり天然氷のかき氷屋「ひみつ堂」in 谷中銀座
「氷密堂」、あるいは「ひみつ堂」は、天然氷と旬の素材をたっぷりと使用したシロップが美味の、一年中行列が絶えない人気のかき氷のお店です。
MATCHAでもお馴染み、谷中銀座の素敵な階段の小道「夕焼けだんだん」。その近くに位置する「氷密堂」またの名を「ひみつ堂」は、天然氷と旬の素材をたっぷりと使用したシロップが美味の、一年中行列が絶えない人気のかき氷のお店です。
一度食べるとやみつきになる、ファン続出の噂のお店をご紹介します。
看板メニューのひみつの「いちごみるく」
何と言っても人気の味は「ひみつのいちごみるく」(800円)、略して「いちみ」。冬季だけのお楽しみメニューで旬のいちごがぽんっと乗った、見た目も可愛らしい装いで登場します。
「いろいろな豆、野菜、果実の旬を追って132(ひみつ)種類のかき氷を目指します」と公式HPに記載があるように、メニューは実に多彩。季節や日によって変更があり、日毎のメニューはtwitterで発信されます。中には一見味が想像できない個性的なものも。
<ある日のtwitterより抜粋>
かき氷:うぐいす桜、さつまいもクリームキャラメル、旬生いちよー、旬生ひみつのいちごみるく、せとか(柑橘)、春のハニーりんご(はにみ・はによ)、ラズベリー(らずみ・らずよ・らずこ)。
「はにみ」は「はにーみるく」、「らずよ」は「らずべりーよーぐると」の略など響きも可愛いトッピングが出来るのも、ひみつ堂の魅力です。
こちらは「さつまいもクリームキャラメル」(900円)。こちらも濃厚な蜜感が何とも言えない魅力的なメニュー。ペーストのようなまったりとした、口当たりの優しいさつまいもの味が、意外にも氷と合うんです。
ちなみに私のお気に入りは「きゃらりんちーず」。キャラメルとりんごとチーズという異色の組み合わせです。最早かき氷の域を越えた、新しいスイーツ。あぁ、食べたくなってきました……。
エビやホタテ、トマトにじゃがいもなど、ごろっとした素材が贅沢に入っている七宝グラタンはこちら(800円)。
七宝グラタンの他にもフレンチトーストなど、かき氷以外のメニューも隠れた人気。寒い季節は、グラタンを食べて温まったところでデザートにかき氷。そんな贅沢な楽しみ方をするお客様で、店内は溢れ返っています。
美味しさの秘密は蜜のみにあらず
手料理の隠し味は愛情なの!なんて、新婚さんのセリフですが「ひみつ堂」の美味しさの秘訣も、店主の愛情にあります。
……えっ?と思ったそこのあなた。話は最後まで聞くものなのです。
こちらのお店で使用しているのは、季節の移り変わりの中でゆっくりと育った、日光天然氷蔵元・三ツ星氷室の天然氷と、手動式のかき氷機。右手に伝わる感触や音、回転速度を確かめながら左手で氷を盛っていくのです。夏と冬で削り器の刃を変え、微妙に氷の質感を変えているこだわりよう。
地道な作業は体力的にもとても厳しく、「開業時は周囲にとても止められたよ」と店主さん。かなり手強い相手とは分かっていながらも「手動式にしか出せない味わいのかき氷を作りたい」という店主の想いが、ふわっと優しい口どけのかき氷を生んだのです。
狙い目は16~18時。行列には気を付けて!
週末には1~2時間待ち、夏の繁忙期には何と5時間待ち(!)なんて、あのネズミの国のアトラクション並みの行列になることもあります。そんな時は谷中銀座をぷらっと歩いて、下町の街並みをお散歩するのも良いかもしれません。
かき氷の概念を変えてくれる「ひみつ堂」。是非一度、足を運んでみて下さい。きっとあなたもこのお店のファンになるはずです。
※メニューは日替わりです。詳細は公式HPをご参照下さい。
※七宝グラタンは11~3月提供の冬季限定商品です。
Information
ひみつ堂
住所:東京都台東区谷中3丁目11-18
アクセス:JR山手線西日暮里駅西口、または東京メトロ千代田線千駄木駅より徒歩10分
電話番号:03-3824-4132
営業時間:11:00~20:00(秋~春は曜日により18:00閉店)
定休日:月曜(10月~4月は月・火曜が定休)
公式HP:http://himitsudo.com/
公式twitter:http://twitter.com/himitsuno132