【東京から約2時間】ドラゴンレール大船渡線で巡る、岩手県一関市の絶景穴場スポットや魅力をご紹介!
一ノ関駅から気仙沼駅までを結ぶJR大船渡線は、2025年に一ノ関駅~摺沢駅の開業100周年を迎えます。途中区間で大きく迂回する線形になっていることから、「ドラゴンレール大船渡線」の愛称がつけられています。この記事では、JR大船渡線の区間の大半を占める一関市についてご紹介します!
一関市へのアクセス
東京駅から一ノ関駅へは、東北新幹線の
・「はやぶさ号」で約2時間
・「やまびこ号」で約2時間半
近隣には世界遺産の平泉・中尊寺がありますので、一緒に訪れてみてはいかがでしょうか。
東北新幹線
一関市への旅に便利なきっぷ
JR EAST PASS(Tohoku area)なら、大人30,000円、子ども15,000円でJR東日本の新幹線・特急列車が5日間乗り放題!東北地方を巡ってみてはいかがでしょうか!
ここでしか見ることのできない、絶景の数々
一関市には素敵な場所が沢山ありますが、この記事では選りすぐりの絶景スポットをご紹介!
「一関遊水地記念緑地公園の桜」
一関遊水地記念緑地公園の桜(画像提供:『一関市公式観光サイト「いち旅!』)
一関遊水地記念緑地公園には100種類の桜があります。その数約900本!近くを流れる磐井川沿いにも桜並木がありますので、そちらも併せてご覧ください!
アクセス:一ノ関駅からタクシーで約10分
「みちのくあじさいまつり」
みちのくあじさい園のあじさい(画像提供:『一関市公式観光サイト「いち旅!』)
あじさい池(画像提供:『一関市公式観光サイト「いち旅!』)
「みちのくあじさい園」では、約400種類・4万株のあじさいをお楽しみいただけます。園内には様々な色のあじさいを池に浮かべる「あじさい池」があり、SNS映え間違いなし!お越しの際は、歩きやすい防水の靴でお越しください。
アクセス:一ノ関駅西口より東磐交通バス・猊鼻渓・摺沢線
「水上」バス停下車、徒歩15分
水上バス停よりシャトルバスあり(あじさいまつり期間中土日祝運行)
※通年営業ではございません。あじさいの時期は6月下旬~7月下旬に開園。
※営業日のうち、「あじさい池」の開催期間は一部の日のみとなります。
「釣山公園の紅葉」
釣山公園の紅葉(2枚とも画像提供:『一関市公式観光サイト「いち旅!』)
釣山公園は桜の名所でもありますが、秋は紅葉のトンネルや絨毯が美しい市民の憩いの場です。一ノ関駅から徒歩10分と、アクセスも良好です!
アクセス:一ノ関駅から徒歩10分
猊鼻渓
秋の猊鼻渓では、美しい紅葉をお楽しみいただけます。
冬はこたつ舟でのお食事もお楽しみいただけます。
日本百景の1つに数えられる渓谷で、新緑・紅葉・雪など、春夏秋冬それぞれ違った楽しみ方があります。2025年に名勝指定から100周年を迎える東北地方有数の観光地です。
猊鼻渓駅から徒歩7分。舟下りの料金や運行時刻など、詳細はこちらをご覧ください。
個性豊かなイベント
JR大船渡線沿線では、イベントも盛りだくさん!この記事では代表的なものをご紹介します。
「花火大会」
かわさき夏まつり花火大会―「おらが自慢のでっかい花火」(画像提供:『一関市公式観光サイト「いち旅!』)
かわさき夏まつり花火大会―「おらが自慢のでっかい花火」は、毎年8月16日に行われます。北上川にかかる「北上大橋」と、約1万発の花火のコントラストが美しい花火大会です。
「夏祭り」
8つのお祭りの1つ・大原だるま祭り。若者が無病息災を願って手作りのおおきなだるまを担いで歩く(画像提供:『一関市公式観光サイト「いち旅!』)
市内各地では、毎年8つのお祭りが開催されています。様々な地区のお祭りを見比べてみるのも面白いかもしれませんね!
「全国地ビールフェスティバル in 一関」
全国地ビールフェスティバル in 一関(画像提供:『一関市公式観光サイト「いち旅!』)
日本全国から150種類以上の地ビールが集まるイベント。一関の夏の風物詩の1つで、3日間にわたって開催されます。あなたもお好みの1杯を見つけにいらしてください!
かわさき夏まつり花火大会―「おらが自慢のでっかい花火」、夏祭り、「全国地ビールフェスティバル in 一関」については、こちらをご覧ください。
「一関市・平泉バルーンフェスティバル」
一関・平泉バルーンフェスティバル(画像提供:『〓 2024 IBFO』)
気球と一関のつながりは深く、かつて一関出身の蘭学者「大槻玄沢」が、自身の著書「環海異聞(1807年)」の中で初めて「気球」という言葉を使って説明したといわれています。そんな一関では、毎年「一関・平泉バルーンフェスティバル」を開催しているほか、年間を通じて体験搭乗会が市内各地で行われています。ぜひ20mという高さからの景色と風を体験しに来てください!
「大東大原水かけ祭り」
大東大原水かけ祭り(画像提供:『一関市公式観光サイト「いち旅!』)
「大東大原水かけ祭り」は、2月という極寒の中にもかかわらず裸で疾走する「裸男」に水をかけるという「奇祭」で、活気と臨場感が満載です!2024年開催時は208人の裸男が走り、観衆の数は約2万8千人にものぼりました。
交通アクセス:摺沢駅から大原バスセンターまで臨時便運航。所要時間約15分
ご紹介したものの他にも、季節に応じた数々のイベントが行われていますので、ぜひ足を運んでみてください!
もち食文化
もち膳 様々な味付けをお楽しみいただけます。(画像提供:『一関市公式観光サイト「いち旅!』)
一関市・平泉町周辺では、古くからお祝いの席等でもちを食べる習慣があります。日本ではお正月に食べるお雑煮が一般的ですが、ここに伝わる食べ方はなんと300種類以上!ぜひ色んな味を堪能してください!また、一関市では毎年「全国もちフェスティバル」を開催しています。全国のもち料理が楽しめますので、ぜひお越しください!
また、もち食文化を堪能できる旅行商品を販売しています。ご参加はこちらから!
一関市には魅力が盛りだくさん!
いかがでしたか?JR大船渡線の沿線は見るもよし、体験するもよし、食べるもよし。魅力いっぱいのJR大船渡線に、ぜひ遊びに来てください!
※この記事の情報は2024年10月現在のものです。
JR大船渡線は、東北新幹線停車駅の一ノ関駅(岩手県)と、漁港で有名な気仙沼駅(宮城県)を結ぶJR東日本の鉄道です。途中の陸中門崎駅~千厩駅間は大きく迂回する線形になっており、それに由来して「ドラゴンレール大船渡線」という愛称がつけられています。沿線には日本百景の1つに数えられる猊鼻渓や、ユネスコ無形文化遺産である「和食」にも含まれる「もち食文化」などがあります。特に猊鼻渓は、2025年に名勝指定100周年を迎え、沿線を代表する観光地の1つです。春夏秋冬それぞれ風光明媚な景色をお楽しみいただけます。さらに、摺沢駅を最寄りとする大東町大原では、毎年2月という真冬に裸で疾走する男達に水をかける奇祭「大東大原水かけ祭り」が行われます。このように、自然・文化・食など、JR大船渡線の沿線は魅力でいっぱいです。開業100周年という新たなステージを迎えるJR大船渡線に、ぜひご乗車ください!