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東京、中野「桃園川緑道」を歩こう!春夏秋冬、草花めぐり
こんにちは。ナカノ観光レポーターの「ちいたん」です。ちびナカノさんはお休みです。 今回は、東京、中野区桃園川緑道の四季の草花をご紹介します。ちいたんは、中野区役所の公園課が1994年に発行したリーフレット「-緑の風に誘われて-桃園川緑道」をお供に、一年間密着しました。 桃園川緑道は、杉並区側(中野区中野三丁目11番先)から神田川(中野区中央一丁目12番先)にかけて約2.3キロメートルにおよぶ遊歩道です。1985年から1994年にかけて、緑や花を楽しみながら歩ける道に整備されました。
こんにちは。ナカノ観光レポーターの「ちいたん」です。ちびナカノさんはお休みです。今回は、東京、中野の桃園川緑道の四季の草花をご紹介します。ちいたんは、中野区役所の公園課が1994年に発行したリーフレット「-緑の風に誘われて-桃園川緑道」をお供に、一年間密着しました。
桃園川緑道は、杉並区側(東京都中野区中野三丁目11番先)から神田川(東京都中野区中央一丁目12番先)にかけて約2.3キロメートルにおよぶ遊歩道です。1985年から1994年にかけて、緑や花を楽しみながら歩ける道に整備されました。
春
まず目を引いたのは、鮮やかに咲く「ツツジ」。「中野区の花」なので、たくさん植えられているのでしょうか。きっちり刈り入れられていて、遊歩道がスッキリしています。
ツツジに似た「サツキ」も満開。ちいたんが歩いたゴールデンウイークには、いろいろな花が咲きこぼれ、辺りからいい香りがしていました。
植物と花の意外な組み合わせも発見。多肉植物の「サボテンギク」にはこんな花が。
「ユキヤナギ」でしょうか、白い花が見事に咲いていました。
花壇に咲く名前が分からない賑やかな色合いの花。オシロイバナにしては葉が違うような…。
こちらは、看板で名前が分かりました。「サフィニア」です。
こちらの花は、紫色が美しい「シラン」。
つぼみがアポロチョコみたいな花「カルミア」が咲いていました。かわいいですね。
アゲハチョウそれもアオスジアゲハが飛んでいて、気分が上がります。他にも、シジミチョウ、花の蜜を集めるクマバチ、テントウ虫の幼虫を発見。虫取り網を持った家族にもすれ違いました。
ふと足元を見るとかわいい花が、これは「ハハコグサ」。皆さんもよく見かける花だと思います。
名前が分からなかったものも含めて、辺り一面いろいろな草花が咲いていて、見どころ満載の散歩になりました。
秋
両脇に赤レンガの花壇が並ぶ道を散策します。道には枯れ葉が落ちていて秋を実感。「ピラカンサスの実」が見られます。
「ランタナ」にアゲハチョウが蜜を吸いにきています。
あ!あのハチドリのような蛾はホウジャクです。写真でも見えますか?高速で羽ばたきながらの静止飛行は凄いです。
おもしろい形の花を見つけましたよ。メキシコ産の「コエビソウ」です。
まだ「キンモクセイ」はつぼみでしたが、もうすぐあの独特の香りがしてくるのではないでしょうか。色づく前の柿の実も見ることができました。
冬
木や花の名前がついた看板を眺めながら歩くのも楽しいですね。「寒椿」が咲いていました。
緑道の脇は住宅街になっていて、とても静かです。都会の喧騒をはなれるとはまさにこのこと。途中に病院や小学校もあり、生活にかかせない道になっています。
散見する「椿」に癒されました。
あれは「柊の実」でしょうか、真っ赤な実が華やかです。
夏
ごめんなさい!連日、記録的な酷暑で散歩するには厳しい状況でした。きっと、木々が生い茂って青々としていたことと思います。また来年チャレンジしようと思います。
花めぐりと銘打ったにもかかわらず、名前が分からない花や草木が多く、アプリも使って調べながら歩くのも楽しかったです。今回ご紹介できたのはほんの一部で、緑道にある草花は90種類とのこと(1994年発行のリーフレットより)。皆さんも桃園川緑道で四季を感じてみませんか?
桃園川緑道
所在地:東京都中野区中央一丁目12番先から中野三丁目11番先まで
アクセス:JR中央線「中野駅」南口から中野通りを約5分歩くと、緑道と交差します。
駐車、駐輪はできません。
中野区は、東京都23区の西部に位置しています。サブカルチャーの「聖地」と呼ばれる「中野ブロードウェイ」が特に有名ですが、それ以外にも歴史ある神社・仏閣やグルメなど、多くの観光資源を有しています。 中野駅周辺で「100年に1度」とも言われる再開発が進み、まちの移り変わりが進む一方、昔ながらの人情味あふれる商店街が賑わっているなど、中野のまちは多様な面を持っています。そんなまちの多様性が、約1.7万人、約120カ国の人が住むというまちの特徴にもつながっています。