【桜2025】ここにしかない絶景を見に行こう 館林さくらとこいのぼりの里まつり

群馬県で最も東京に近い館林市では、毎年3月下旬からさくらまつりとこいのぼりの里まつりが始まります。満開の桜と、風にたなびくこいのぼりの壮麗な眺めを体験できるのは、ここ館林だけ。
春が待ち遠しい「さくらまつり」
日本には昔から「お花見」の文化があります。春の柔らかな光の中、満開の桜を眺めながら「宴」を催します。
たくさんのごちそうを用意し、皆で会話を楽しみながら食べたり飲んだり、時には歌や踊りを披露することもあります。
毎年桜の開花予想がニュースになるほど、日本人にとって桜の花は特別な存在なのです。
今年も館林で満開の桜と鯉のぼりたちの競演をどうぞお楽しみください。



「ソメイヨシノ」を始め「ヒガンザクラ」や「シダレザクラ」などの優美な花々に魅了されます。

※中国の詩人蘇軾「春夜」の「春宵一刻値千金」より
まさに絶景「こいのぼりの里まつり」
「竜門の滝」を登りきった鯉が龍になって天に昇るという中国の故事から、日本では子どもの健やかな成長や幸福を願ってこいのぼりを掲揚します。
市内各所で満開の桜と共に、約4,000匹のこいのぼりが宙を舞う壮大な眺めにきっと驚かれることでしょう。
2005年には5,283匹こいのぼりが世界記録に認定されました。




さくらまつり
2025年3月22日(土)〜4月8日(火)
こいのぼりの里まつり
2025年3月22日(土)〜5月6日(火)
館林へのアクセス方法
電車で
東武伊勢崎線特急利用
・館林駅⇆浅草駅 所要時間 約1時間
・館林駅⇆北千住駅 所要時間 約50分
市内の移動にはタクシーが便利です
・館林タクシーセンター TEL 0276-75-3333
・北関東タクシー TEL 0120-590-845
絶品 館林の和菓子
100年以上続く老舗和菓子店「田月堂」
TV番組で紹介されたこともある「田月堂」は1909年創業の老舗和菓子店です。
伝統を守り丁寧な手仕事から生み出される菓子は、美しさと美味しさにこだわりました。
店内には小豆から炊き上げる自慢のあんこを使った、定番のどら焼きや分福最中(もなか)和と洋の絶妙なバランスの里沼マドレーヌのほか、季節の花や果実を表現した上生菓子などがあります。

春限定の和菓子が、薬草としても使われるよもぎを使った鮮やかな緑色の草餅と、香りの良い塩漬けの桜の葉とあんこがよく合う桜餅です。
甘さ控えめで食べやすいと評判の、春を感じさせる逸品です。
大きないちご大福と飲むわらび餅が有名な「和菓子松原の片桐」
みずみずしい大粒の「あまおう」イチゴと、程よい甘さのあんこを米や砂糖が原料の羽二重(はぶたえ)餅で包んだ「いちご大福(だいふく)」は、売り切れることもしばしばある大人気商品。
「飲むわらび餅」はタピオカとは違う食感の「わらび餅」のつるっとしたのど越しが癖になります。人気の黒糖みるく味は、見た目はボリュームたっぷりですが、きなこの香りとミルクの中にほんのり黒糖の甘さが際立ち、優しい味わいです。
他にもいろいろな味があるので、ぜひお試しください。


まとめ
四季折々の花が楽しめる館林でおいしいお菓子を味わいながら、春の「花旅」で心に残るひとときをお過ごしください。
群馬県は日本の中央部、東京の北西部に位置する県で、温泉地、スキー場、そして豊かな自然が東京から近い距離で堪能できることで知られています。山、湿原、湖など美しい自然に囲まれた魅力的な温泉地が点在し、日常の喧騒から離れてゆったりと過ごしたい方やアウトドアアクティビティを楽しんで気分転換をしたい方に最適です。一方、養蚕や工芸の伝統が色濃く残る小都市では、日本文化に浸ることができます。 東京から交通の要衝である高崎市まで新幹線に乗れば約1時間で来ることができるため、日帰りの観光も楽しめますが、複数日の滞在でより群馬の魅力に浸ることができます。