【大石公園】富士山がよく見える絶景スポット!河口湖周辺で自然を満喫!
富士山の雄大な姿と、富士五湖のひとつである河口湖を一望できる大石公園について紹介しています。公園の概要やアクセス、四季折々に見られる花についてや、近隣のおすすめスポットについても詳しく掲載していますので、ぜひ、参考にしてください。
河口湖通がおすすめ!富士山が見える大石公園の魅力

河口湖北岸に位置する大石公園は、雄大な富士山が見える人気の絶景スポットです。園内では四季折々に咲く花々を堪能できるほか、近隣には美術館や工芸館などのスポットもあります。本記事では、河口湖通もおすすめする絶景の大石公園をはじめ、さまざまな楽しみ方ができる河口湖周辺の情報をお届けします。
大石公園とは

富士五湖の中で最も長い湖岸線を持つ河口湖北側に位置する大石公園。絶景スポットとして知られる公園の魅力を紹介します。
富士山と河口湖を一望できる絶景スポット
大石公園は雄大な富士山と美しい河口湖を一望できる絶景スポットとして知られています。四季折々の花々が咲き誇る遊歩道は、まるで絵画のような風景を描き出し、訪れる人々を魅了します。
園内にはブランコや滑り台などの遊具もあり、子供連れでも楽しめる憩いの場となっています。また、広々とした無料駐車場があるため、ドライブやツーリングの休憩スポットとしても利用される方も多くいます。
世界遺産に登録されている富士山を背景に、同じく世界遺産構成資産である河口湖を望む絶好のロケーションは、まさに日本の絶景。中国や台湾などアジアをはじめ、多くの訪日観光客に絶大な人気を誇ります。
都会の喧騒を忘れ、心身ともにリフレッシュできる癒やしの空間である大石公園。雄大な自然の中で、ゆっくりと散策したり、美しい景色を眺めたりと、リラックスした特別な時間を過ごせます。
大石公園の開園日・時間・入場料
大石公園は入場料無料で楽しめる公園です。園内には地元のグッズが購入できるショップや食事・ドリンクが楽しめる喫茶・カフェも併設されています。
【大石公園 】
住所:山梨県南都留郡富士河口湖町大石2585
営業時間:ショップ 9:00~17:45(冬季10月~2月は17:15まで)
喫茶、カフェ 9:30~16:45(冬季10月~2月は16:15まで)
※変動する場合あり、公式HP「お知らせ」で確認してください
公式HP:https://www.fkchannel.jp/naturelivingcenter/oishipark/
河口湖駅からのアクセス
大石公園は河口湖駅からのアクセスが便利です。東京方面からはJR中央本線で大月駅で乗り換え、富士急行線で河口湖駅まで行くことができます。
また、毎日3往復と本数は限られますが、特急「富士回遊」なら、新宿駅から河口湖駅まで乗り換え無しで行けます(所要時間約2時間)。
河口湖駅からは富士五湖周遊バス(レッドライン)に乗車し、河口湖自然生活館のバス停で下車します。バスの乗車券は片道490円、乗り降り自由のフリーパスは大人1,500円、小人750円です。
そのほかのアクセスとして、新宿から中央高速バス 富士五湖線で河口湖駅まで行くこともできます。
大石公園で楽しめる四季の花々
大石公園では、四季折々の花が楽しめます。富士山をバックに季節ごとに表情を変える風景は、いつ訪れてもその美しさに魅了されます。
湖畔の遊歩道は「花街道」とも呼ばれ、全長350メートルにもわたって90種類以上の花を季節ごとに楽しむことができます。ここからは、季節ごとの代表的な花を紹介します。
春:芝桜

4月の下旬から5月の上旬にかけては芝桜が楽しめます。芝桜は茎の部分が芝のように広がり、花は小ぶりで桜に似ている植物です。
桜と同様に5弁の花びらを持つことから「芝のような桜」という意味で芝桜と名付けられました。
地面を覆い尽くすように密生して、一斉に花を咲かすので、まるでピンクの絨毯のように見えるのが特徴です。
なお、近隣の「富士本栖湖リゾート」も芝桜の名所となっており、約50万株の芝桜が見られます。
お花見の桜として有名なソメイヨシノの見頃とは少しズレていますが、気候によっては一緒に見られることもあります。
初夏:ラベンダー

6月から7月の初夏にはラベンダーが楽しめます。
ラベンダーはハーブの女王とも言われる華やかな香りと紫色の可愛らしい花が特徴です。ストレス解消やリラックス効果があるとされる香りは、ハーブティーやアロマオイルなど、多くの製品に利用されています。
ラベンダーの開花にあわせて、大石公園を会場とした「河口湖ハーブフェスティバル」が開催されます。この時期は気候も良いため、毎年多くの人で賑わいます。
ラベンダーと初夏の青い富士山の組み合わせは、ぜひ写真におさめたい景色のひとつです。
秋:コキア

8月から10月にはコキアの季節になります。コキアは丸くふっくらとした姿が特徴の、ホウキギの仲間です。かつては、ほうきの材料とされていましたが、現在は観賞用として人気が高まっています。
8~9月のコキアは緑色で、10月中旬~下旬にかけて紅葉していきます。
大石公園のコキアは花街道の富士山が望める場所に植えてあります。そのため、冠雪して白い山頂を見せる富士山と深い赤色のコキアが、見事なコントラストを醸し出し、見る人を楽しませてくれます。
大石公園近辺のおすすめスポット4選
雄大な富士山の姿や園内の花景色を堪能したら、次は近辺のおすすめスポットを巡ってみましょう。
1.河口湖自然生活館

河口湖自然生活館は大石公園内にあるスポットで「富士山が見えるカフェ」やオリジナルグッズを販売するショップを併設しています。
また、子供も参加できるジャム作り体験や、フルーツ狩りが体験できます。季節により、さくらんぼやブルーベリーなど、違う種類を収穫できるため、リピーターも飽きずに楽しめます。
なお、アクティビティは時期により休止の場合もありますので、事前にホームページで確認してください。
【河口湖自然生活館 】
住所:山梨県南都留郡富士河口湖町大石2585
営業時間:ショップ 9:00~17:45(冬季10月~2月は17:15まで)
喫茶、カフェ 9:30~16:45(冬季10月~2月は16:15まで)
※変動する場合あり、公式HP「お知らせ」で確認してください
公式HP:https://www.fkchannel.jp/naturelivingcenter/
2.河口湖 音楽と森の美術館

河口湖音楽と森の美術館では、世界最大級のダンスオルガンや、タイタニック号に設置されるはずだった自動演奏楽器の貴重な演奏を聴けます。
また、敷地内には富士山を望める園庭もあります。この園庭では、季節ごとに品種の異なるバラが開花しており、バラの香りに包まれて優雅なひと時が過ごせます。
ミュージアムショップやレストランもあり、生演奏コンサートまで楽しめるスポットです。
【河口湖 音楽と森の美術館 】
住所:山梨県南都留郡富士河口湖町河口3077-20
営業時間:10:00~17:30(17:00最終入館)
休館日:火曜日・水曜日 月によって変動があるため公式HPで確認してください
公式HP:https://kawaguchikomusicforest.jp/
3.久保田一竹美術館

久保田一竹は、独自の染色技法で着物などを創作した染色工芸家です。
斬新な作品は国内外で広く評価されており、その作品を保存・展示しているのがこの美術館です。
さまざまな作品が展示されており、富士の麓で自然と一体となった特有の世界観が体験できます。
【久保田一竹美術館】
住所:山梨県南都留郡富士河口湖町河口2255
営業時間:
4~11月 10:00~17:00(最終入館16:30)
12~3月 10:00~6:30 (最終入館16:00)
休館日:月によって変わることもあるため、公式HPを確認してください
公式HP:https://www.itchiku-museum.com/
4.長崎公園

長崎公園は、河口湖に突き出した地域に位置するため、視界に遮るものがなく正面から美しい富士山を眺めることができる絶景スポットです。春には桜も咲くため、富士山と桜を撮影できる絶好の映えスポットに。
アクセスはレトロバス河口湖線に乗り「島津屋敷前」下車となります。駐車場がないため、公共交通機関を利用するのがおすすめです。
大石公園に比べて人が少ない、穴場的な観光スポットです。
【長崎公園】
住所:山梨県南都留郡富士河口湖町大石/河口
営業時間:24時間
河口湖に来たら大石公園で四季を楽しもう!
ご紹介してきたように、大石公園は富士山と河口湖を一望できる絶景の公園です。園内では季節ごとの花が鑑賞できて、富士山の眺望とともにさまざまな表情が楽しめることが特徴です。
河口湖での観光は、ぜひ四季折々の自然が満喫できる大石公園を拠点に考えてみてください。
Written by Cakutama editorial team