【2025年-2026年版】兵庫県養父市のイベント・お祭りを徹底解説!
自然豊かなまち、養父市には、地域の文化・歴史を感じられるイベントやお祭り、伝統行事が一年を通して数多く開催されています。 この記事では、そんな養父市ならではの行事・イベントを、季節ごとに詳しくご紹介します!
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目次
- 春(4月~6月)のイベント
- 夏(7月~8月)のイベント
- 秋(9月~10月)のイベント
- 冬(11月~3月)のイベント
- イベント最新情報はやぶ市観光協会のホームページへ!
- 養父市にお越しの際は、こちらの記事も併せてご覧ください!
| 時期 | イベント |
| 春(4月~6月) | ・お走りまつり(4月中旬) ・氷ノ山新緑登山フェスティバル(5月中旬~下旬) ・大屋手づくり市(5月中旬) ・但馬ピクニックフェスタ(5月下旬~6月上旬)・守国かいこまつり(6月上旬) ・RED Fes in 内山いちごの国(6月上旬~) ・ほたるの夕べ(6月中旬) |
| 夏(7月~8月) | ・YBファブのナツフェス2025(7月中旬) ・大杉ざんざこ踊り(8月16日) ・やぶふるさと祭り(8月16日) ・三宅万灯祭(8月24日) |
| 秋(9月~10月) | ・公募展 木彫フォークアートおおや(9月下旬~10月上旬) ・あけのべ一円電車祭り(10月第1日曜) ・ネッテイ相撲(10月13日) ・九鹿ざんざか踊り(10月第3日曜) ・氷ノ山紅葉登山フェスティバル(10月中旬~下旬) |
| 冬(11月~3月) | ・やぶもみじまつり(11月中旬) ・YABUフードEXPO(11月) ・TANIGAKI FES(11月下旬~12月上旬) ・養父市内スキー場オープン(12月下旬) ・ハチ高原新春花火大会(1月2日) ・まいそう祭り(1月14日) ・氷ノ山国際スノーフェスティバル(1月中旬) ・八木ゑびす祭り(2月11日) ・はちぶせ雪まつり(3月上旬) ・であいの里ひなまつり(3月上旬~4月上旬) |
春(4月~6月)のイベント
但馬に春を告げる奇祭「お走りまつり」(4月12日(土)開催予定)
「お走り祭り」は約1800年前から続く但馬三大祭りのひとつに数えられています。
10人の男衆が養父神社から斎神社間の約18kmを重たい神輿を担ぎ、2日かけて往復します。

「氷ノ山新緑登山フェスティバル」(5月18日(日)開催予定)
新緑がまぶしい氷ノ山を歩く「氷ノ山新緑登山フェスティバル」。
毎年恒例の人気イベントで、多くの方が参加されます。
コースは約12.1kmの健脚向けルートで、所要時間はおよそ7時間。
新緑に包まれた山道には、さまざまな木々が春ならではの彩りを見せ、爽やかな風とともに心地よい登山を楽しめます!

「大屋手づくり市」(5月25日(日)開催予定)
廃校を活用したアート施設「おおやアート村BIG LABO」で、年に一度の初夏のお祭りが開催されます。
フード&ドリンク、スウィーツ、手づくり雑貨の販売をはじめ、ワークショップ体験、ダンスや音楽ステージ、子ども手づくり市など、盛りだくさんの内容です。
毎年、多彩なブースがBIG LABOの会場に集い、にぎわいを見せます。
初夏の風を感じながら、BIG LABOでゆったりと、ほっこりと、おいしい一日を過ごしてみませんか?

「守国かいこ祭り」(6月上旬ごろ開催)
日本の養蚕の基礎を築いた上垣守国の出身地、養父市大屋町蔵垣にある「かいこの里」。
ここでは実際にカイコを飼育しており、自由に観察したり、養蚕の様子を見学したりすることができます。
イベント当日は、カイコの成長過程を間近で見られる貴重な時期。
糸ひきや真綿作りなどのワークショップも開催され、養蚕の伝統に触れながら体験することができます。
カイコと出会い、その不思議な魅力を感じられる特別な一日を過ごしてみませんか?

「RED Fes in 内山いちごの国」(6月上旬ごろ開催)
普段は予約でいっぱいの内山いちごの国で、毎年6月に特別ないちごイベントが開催されます!
昼の部ではいちご詰め放題を実施。さらに、会場ではいちごを使ったスイーツや唐揚げなどのグルメも楽しめます。
夜の部ではいちご摘みを開催し、40分間のいちご食べ放題を満喫できます。ワンちゃんの同伴もOKなので、愛犬と一緒に楽しめるのも魅力です!
いちご詰め放題といちご摘みは先着順&完全予約制となります。
人気イベントのため、お早めにご予約ください。

「但馬ピクニックフェスタ2025」(6月28日(土)、29日(日)開催予定)
北近畿最大のハンドメイドイベント「但馬ピクニックフェスタ」。大自然に囲まれて自然いっぱいで親子でのびのび楽しめるイベントです!
100ブース以上のハンドメイド作品が立ち並び、音楽に、おいしいグルメに、見ているだけでワクワクしちゃうワークショップも体験できます。

「ほたるの夕べ」(6月中旬ごろ開催)
兵庫県のゲンジボタル保護区に指定されている養父市奥米地のほたるの里で、毎年6月中旬ごろ「ほたるの夕べ」が開催されます。
満天の星と競うかのように、毎年たくさんのほたるが乱舞します。
清流のせせらぎを聞きながらほたるの姿をゆっくりと楽しみに来てみてはいかがですか?

夏(7月~8月)のイベント
「YBファブのナツフェス2025」(7月中旬ごろ開催)
やぶ市民交流広場で行われる「YBファブのナツフェス」は、音楽イベントをはじめ、子どもから大人まで楽しめる多彩な催しが盛りだくさんのイベントです。
会場には屋台も立ち並び、地元グルメやスイーツなども満喫できます。


「大杉ざんざこ踊り」(8月16日(土)開催予定)
大屋の二ノ宮神社で行われる「大杉ざんざこ踊り」は、兵庫県指定無形民俗文化財にも登録されている、歴史と格式ある伝統の祭りです。
江戸時代初期に流行した病気を治めるため、地元の庄屋が伊勢参拝の帰りに奈良・春日大社で習得した踊りを、氏神に奉納したのが始まりと伝えられています。
別名「鬼踊り」とも呼ばれるその迫力は、まるで鬼たちの宴を目の当たりにするかのような力強さで、見る人の心を惹きつけます。


「やぶふるさと祭り」(8月16日(土)開催予定)
祭りの幕開けを告げる提灯の点灯とともに、温かな灯りに誘われて多くの人々が集まり、にぎやかで楽しいひとときを過ごせます!
ステージでは、養父市の子ども和太鼓グループ「鼓彩(こい)」が迫力満点の演奏を披露し、養父市音頭の踊りも会場を盛り上げます。屋台には、夏祭りの定番グルメはもちろん、地元ならではの味もずらり。
食べて、見て、踊って楽しめるイベントが盛りだくさん!そしてフィナーレには、夜空に大輪の花が咲く打ち上げ花火!
夏の思い出に残る、にぎやかで温かな祭りです。

「三宅万灯祭」(8月24日(日)開催予定)
養父市三宅地区で毎年行われる「万灯祭」は、火の神様に無数の灯火を捧げ、五穀豊穣や地域の安全を願う伝統行事です。
地元では親しみを込めて「三宅の万灯さん」とも呼ばれ、地域に根付いた夏の風物詩となっています。
毎年8月24日の夜、サイレンの合図とともに、山に設置されたわらの束に一斉に火が点けられると、夜空には幻想的な八の字の稜線が浮かび上がります。

秋(9月~10月)のイベント
「公募展 木彫フォークアートおおや」(9月12日(金)~9月28日(金)開催)
1994年にスタートした「公募展 木彫フォークアートおおや」は、温もりや安らぎを感じさせる木彫作品が全国から寄せられる、養父市を代表するアートイベントです。
会場となるおおやホールには、心に残る個性豊かな作品が並びます。
全出展作品を展示するのも本公募展の大きな特徴で、ユニークで多彩な作品を一堂に楽しめる貴重な機会となっています。
優秀作品は、古民家を再生させた小さな美術館「木彫展示館」に収蔵、展示されています。

「あけのべ一円電車祭り」(10月4日(土)開催予定)
かつて日本一のスズ鉱山として栄えた明延鉱山。
その労働者たちの足として活躍したくろがね号の乗車体験が楽しめる一円電車ひろばで、毎年10月に「あけのべ一円電車まつり」が開催されています。
当日は、一円電車乗車会や坑道見学に加え、鉱石発掘体験、スタンプラリー、バザーなど、盛りだくさん!
子どもから大人まで、世代を超えて楽しめるイベントです。
歴史を感じながら、特別な一日を過ごしてみませんか?

「ネッテイ相撲」(10月13日(月)開催予定)
養父市奥米地の水谷神社で行われる「ネッテイ相撲」は、平安時代から朝廷儀式として行われていたもので四股を踏むことで悪霊を鎮めるとされる相撲神事です。
青色の裃姿の舞い手男性二人が、木太刀で一連の所作を行ったあと、相撲が奉納されます。上半身裸になり、掛け声を上げ四股を踏み地を固め、手を振り下ろすことにより、天地が荒ぶれるのを鎮めます。その後、お互いの首をとって三度跳び上がり、元の位置に戻れるかどうかで豊凶を占います。
古くから伝わるこの「ネッテイ相撲」は、今の相撲の原型ともされ国選択無形民俗文化財、県指定文化財に指定され、地元の人たちが大切に守り続けています。


ネッテイ相撲の記事はコチラ!
「九鹿ざんざか踊り」(10月19日(日)開催予定)
養父市八鹿町九鹿にある日枝神社では、毎年、疫病退散と五穀豊穣を祈願する伝統行事「九鹿ざんざか踊り」が行われています。
奉納されるのは、4~5人の裃姿の歌い手による踊り唄と掛け声にあわせて、紺の筒袖と股引きをまとった踊り手が舞を披露する神事で、地域に秋の訪れを告げる風物詩として親しまれています。


「氷ノ山紅葉登山フェスティバル」(10月中旬~下旬ごろ開催)
色とりどりの紅葉に包まれた氷ノ山を歩く、毎年恒例の人気イベント「氷ノ山紅葉登山フェスティバル」。
美しい秋の自然を全身で感じられるこのフェスには、毎年多くの登山愛好者が参加し、にぎわいを見せます。
登山コースは、全長約12.1kmの健脚向けルート。所要時間は約7時間と、しっかり歩き応えのある内容です。
澄んだ空気の中、紅葉に染まる山々を眺めながら歩く時間は、まさに秋の醍醐味!
前夜祭には地元特産の轟大根を使った大根煮や具だくさんの豚汁、人気の但馬牛のステーキなどがふるまわれるほか、太鼓・ジャズ演奏など、地域の魅力が詰まった催しが盛りだくさん!
登山とともに、秋の味覚と文化も楽しめるフェスティバルです。

冬(11月~3月)のイベント
「やぶもみじまつり」(11月8日(土)~11月30日(日)開催予定)
関西屈指の紅葉スポットとして知られる養父市の養父神社では、毎年11月頃に「やぶもみじまつり」が開催されます。兵庫県内でも有数の紅葉の名所として知られ、見頃となる11月上旬には、美しい紅葉を一目見ようと多くの観光客やカメラマンが訪れ、境内は華やかな雰囲気に包まれます。
期間中は、ステージイベントのほか、実行委員会による抹茶やコーヒーのふるまい、地元の物産品の販売なども行われ、秋の味覚と風景を同時に楽しめる充実の内容となっています。


「YABUフードEXPO」(11月9日(日)開催予定)
今年養父市で食のイベントYABUフードEXPOが初開催されます!
「YABUフードEXPO」は養父市の食の魅力を味わいながら、地域のつながりを広げるイベントです。
養父市内の事業者や団体が自慢のグルメや特産品を出店し、来場者に養父の美味しさを届けます。

YABUフードEXPOの記事はコチラ!
「TANIGAKI FES」(11月22日(土)、23日(日)開催予定)
「TANIGAKI FES」は養父市にある居酒屋TANIGAKIが開催する周年パーティーです。
会場には、地元はもちろん全国から個性豊かな飲食店やアパレル、雑貨などが集結!
食・音楽・ファッションと、多彩なコンテンツを楽しめる1日限りの特別なフェスです。
イベントの舞台となるのは、かつて「山陰美人」の銘柄で親しまれた酒蔵の跡地。毎年多くの方が訪れます。

養父市内スキー場オープン(12月20日(土)オープン予定)
養父市は京阪神エリアからアクセス抜群のスキー・スノーボードの聖地です。
粉雪が舞う雄大なゲレンデには豊富で多彩なコースが揃い、子供から大人まで楽しめる関西最大級のスノーパークです!
今年は12月20日(土)オープン予定♪

〇養父市内スキー場の記事はコチラ!
「ハチ高原新春花火大会」(1月2日(金)開催)
毎年1月2日に開催される「ハチ高原新春花火大会」。新年の幕開けを華やかに祝う、冬の恒例イベントです。
夜空に響く轟音とともに、次々と打ち上がる花火が、白銀のゲレンデを幻想的に照らし出します。
澄んだ冬の空気の中で見る花火は、ひときわ鮮やかに心に残るひとときに!
新年の特別な夜、ご家族やご友人と一緒に、ハチ高原の雪景色と花火の共演をお楽しみください。

「まいそう祭り」(1月14日(水)開催予定)
「まいそう祭り」毎年1月14日に御井神社に奉納される伝統行事。
燃えさかる松明の炎で古鬼面姿に木鉾を持った鬼をたたき、鬼を追い払う珍しい火の祭りで、その年の無病息災を願います。
鬼と松明が主役となった火祭りは、但馬地方では御井神社だけに伝わる伝統行事で、力強さと迫力が感じられます!


「氷ノ山国際スノーフェスティバル」(1月中旬ごろ開催)
毎年冬に氷ノ山国際スキー場で開催される「氷ノ山国際スノーフェスティバル」は、スキー客に人気のスノーイベントです。
名物の但馬ビーフを味わえるBBQのふるまいや、豪華景品が当たるじゃんけん大会など、来場者を楽しませる企画が盛りだくさん!

「八木ゑびす祭り」(2月11日(水)開催予定)
嘉永5年(1852年)から続く由緒ある「八木ゑびす祭り」は、八木西宮神社で毎年2月11日に開催される伝統行事です。
家内安全・商売繁盛・交通安全を願い、市内外から多くの方が訪れます。
拝殿には、色とりどりの吉兆やお守りが並び、新年の福を求める人々で賑わいます。
毎年恒例の景品付き福引を実施しております。


「はちぶせ雪まつり」(2月28日(土)開催予定)
ハチ高原スキー場で毎年開催される「はちぶせ雪まつり」は、スキーシーズンの終わりを彩る恒例の冬イベントです。来場者への感謝を込めて行われるこのお祭りでは、スノーモービルライド体験や、豪華景品が当たるもちまきなど、子どもから大人まで楽しめる企画が盛りだくさん!
夜には、音楽とともに打ち上がるデザイン花火が冬空を美しく彩り、シーズンのラストを華やかに締めくくります。

「であいの里ひなまつり」(3月上旬から4月上旬ごろ開催)
「であいの里ひなまつり」は、子どもたちの健やかな成長と幸せを願って開催される春のイベントです。
会場となる体育館には、養父市内外から寄贈された御殿びなや七段飾り、市松人形をはじめ、掛軸、子どもの着物、華やかな吊るし飾りなど、1700体を超えるお人形がずらりと並びます。
また、出合地区に伝わる伝統文化「葛畑土人形」も会場内に展示されます。
地域の歴史と温かな想いが詰まった、心和むひとときをお楽しみいただけます。

イベント最新情報はやぶ市観光協会のホームページへ!
イベント内容は中止・変更になる場合があります。
お出かけされる際はやぶ市観光協会公式ホームページをご確認ください。
養父市にお越しの際は、こちらの記事も併せてご覧ください!
養父市には四季折々の魅力がたくさん!
養父市のエリアガイドや四季の魅力についてはこちらの記事からご覧ください。
近畿の北側「丹波」「但馬」「丹後」「若狭」の魅力を伝える、任意の観光団体です。 北近畿の味覚は、冬の海の味覚の代表格「カニ」だけに終わらず「カキ」「ブリ」「フグ」、夏の「とり貝」「岩ガキ」「白いか」とそして、山の味覚は「丹波栗」「丹波黒豆」や夏のフルーツ「砂丘メロン」と、年中グルメが楽しめるエリアです。 そんな、広い北近畿を何度も訪れ、線の旅ができる情報発信が出来ればうれしいです。