個性的！岡山で食べたいユニークなジェラート＆アイス5選

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一度は食べてみたい！岡山県内で発見したユニークなジェラートとアイスクリームをご紹介します。「いったいどんな味なのだろう？」と気になる珍しい食材を使ったジェラートから、独自の製法にこだわるアイス、そして見た目が可愛すぎるアニマルパフェまで、個性豊かなラインナップです。地元の食材や伝統技術を活かした、岡山ならではの特別な味わいをお楽しみください。

• 目次
• 1. 黒文字ジェラート | ジェラート醍醐桜（真庭市）- 世界大会受賞の香木アイス
• 2. いぐさアイスクリーム | 猪木畳店（倉敷市）- 畳の原料で作る癒しのアイス
• 3. ひまわりの種ジェラート | 笠岡ジェラート工房happy（笠岡市）- 高校生との共同開発
• 4. アニマルジェラートパフェ | みさお牧場 ジェラテリアMISAO本店（岡山市）- 可愛すぎる動物デコレーション
• 5. SDGsなブレンドアイス | 畑でとれるアイスのお店 AOBA（岡山市）- フードロス削減の革新技術

1. 黒文字ジェラート | ジェラート醍醐桜（真庭市）- 世界大会受賞の香木アイス

真庭市にある「ジェラート醍醐桜」では、地元の酪農家が作るジャージーミルク（高品質な乳牛の濃厚なミルク）を使用した手作りジェラートが味わえます。岡山県内の様々な食材とのコラボレーションで注目を集めています。

世界大会受賞の香木ジェラート

特におすすめは「黒文字（クロモジ）」を使ったジェラートです。よく見るとジェラートに黒色の斑点があることに気づくでしょう。黒文字とは「スパイスブッシュ」とも呼ばれるクスノキ科の香木（日本の伝統的な香りのある木）で、真庭市の隣にある新庄村で採れたものを使用しています。

この香木の枝葉を裁断、粉砕、焙煎して濃厚なジャージーミルクに混ぜ合わせた独創的なフレーバーです。黒文字の華やかな香りと濃厚なミルクが組み合わさり、一度食べたら忘れられない味わいに仕上がっています。

このジェラートは「GELATO FESTIVAL WORLD MASTERS」世界大会（2021年）でアジア＆オーストラリア賞を受賞した逸品です。

サステナブルなホエイジェラート

店頭には、チーズを作る過程で生まれる「ホエイ（乳清）」を使ったジェラートもあります。真庭市内のチーズ工房とのコラボレーションで誕生しました。これまで廃棄されることの多かったホエイを有効活用し、酸味のある爽やかな美味しさを実現しています。フードロス削減にもつながる、美味しくて環境に優しいジェラートです。

岡山の和風コラボレーション

「酒粕あん」は、倉敷市の藤戸饅頭本舗の餡と、真庭市勝山の御前酒蔵元辻本店の酒粕とのコラボレーションで実現した、岡山ならではの和風ジェラートです。上品な甘さと酒粕の香りが感じられる大人の味わいです。

【ジェラート醍醐桜】

所在地：岡山県真庭市西河内568-2

TEL：0867-52-0181営業時間：11:00～17:00

定休日：4～9月／水曜日、3・10～12月／水～金曜日、1・2月／月～金曜日（祝日の場合は営業）

※臨時休業はSNSで要確認

駐車場：あり

ジェラート醍醐桜｜公式サイト

2. いぐさアイスクリーム | 猪木畳店（倉敷市）- 畳の原料で作る癒しのアイス

玉島の歴史あるレトロな街並みに佇む「猪木畳店」で販売されているのは、なんと畳の原料である「いぐさ（藺草）」が入ったアイスクリームです。

畳職人が提案する新感覚アイス

このユニークなアイスクリームは、近くのジェラートショップ「GELATO OBLATE」で製造されています。抹茶（日本の緑茶を粉末にした伝統的な飲み物）にいぐさの粉末が加わったアイスで、リラックス効果があるとも言われているいぐさの香りが口いっぱいに広がり、癒されるような優しい味わいが楽しめます。

畳の原料として日本人に馴染み深い「いぐさ」を食べ物として味わう、まさに日本文化を体験できるアイスクリーム

【猪木畳店】

所在地：岡山県倉敷市玉島2-4-21

TEL：086-522-3592

営業時間：8:00～20:00

定休日：日曜日・祝日

駐車場：あり

猪木畳店｜公式サイト

3. ひまわりの種ジェラート | 笠岡ジェラート工房happy（笠岡市）- 高校生との共同開発

「道の駅 笠岡ベイファーム」といえば、夏に咲き誇る広大なひまわり畑で有名です。

そんなひまわりにちなんで、笠岡商業高校「笠SHOP商品開発班」の生徒とのコラボレーションで誕生したジェラートがあると聞き、「笠岡ジェラート工房happy」を訪れました。

若い発想力が生んだ新感覚フレーバー

一番人気のフレッシュで濃厚なミルクジェラートや様々なフルーツのジェラートと並んで、「ひまわりの種ジェラート」を発見しました！瀬戸内ばなな味とのダブル（2つの味の組み合わせ）で味わってみました。

食用のひまわりの種をローストして混ぜ込んであり、まるでアーモンドのような香ばしい風味が楽しめます。お土産に嬉しい可愛いカップ入りもあります。牧場の朝搾りミルクで作るジェラートはどれも絶品です。

【笠岡ジェラート工房happy】

所在地：岡山県笠岡市カブト南町41-3

TEL：0865-67-7705

営業時間：10:00～17:30

定休日：年末年始（12/30～1/3）

駐車場：あり

笠岡ジェラート工房happy｜公式サイト

4. アニマルジェラートパフェ | みさお牧場 ジェラテリアMISAO本店（岡山市）- 可愛すぎる動物デコレーション

すぐそばにある牧場で搾られた新鮮なミルクを使い、香料や着色料を使わずに作る、体に優しいジェラートが人気の「みさお牧場 ジェラテリアMISAO本店」。

インスタ映え間違いなしのキュートなパフェ

今回紹介するのは、見た目が可愛すぎる「アニマルジェラートパフェ」です。4種類の好きなジェラートを選んで、一番上のジェラートは熊・コアラ・豚・牛・うさぎの中から好きな動物の顔にデコレーションしてもらえます。

今回は牛をあしらってもらいました。中のジェラートは、やきいも、ブルーベリー、いちご、搾りたてミルクの4種をチョイス。一度に4つの味が楽しめるのが贅沢です。その日によって並んでいるジェラートの味が違うそうなので、何度訪れても新しい発見があります。食べるのがもったいなくなるほどの可愛さでした。

【みさお牧場 ジェラテリアMISAO本店】

所在地：岡山県岡山市南区北七区628

TEL：086-362-5542

営業時間：10:30～17:00

定休日：10～4月の月曜日（祝日の場合は翌日）

駐車場：あり

ジェラテリアMISAO｜公式サイト

5. SDGsなブレンドアイス | 畑でとれるアイスのお店 AOBA（岡山市）- フードロス削減の革新技術

「畑でとれるアイスのお店 AOBA」は、耕運機などを製造する農業機械メーカー、オカネツ工業株式会社のグループ会社が運営するお店です。農家との繋がりが深く、フードロス（食品廃棄）などの課題を解決したいという想いから、規格外の野菜や果物を有効活用する方法として、アイスクリームにたどり着きました。

農業技術を活かした革新的なアイス製造

こちらがオリジナルで開発されたアイスクリーム・ブレンダーです。農業用モーターの力で、硬く凍った果物でも瞬時に粉砕できます。素材の美味しさを損なわない独自の技術です。

注文を受けてから目の前で一つひとつ手作りされるアイスは、素材本来の味や香りがそのまま生きています。今回選んだイチゴとバナナのダブルは、冷凍苺のサクッとした食感とバナナのねっとりとした食感の違いも楽しく、新鮮な美味しさでした。

季節ごとに変わる特別な食材

季節の食材や市場に出回らない少量生産の果物や野菜など、その時々で違った食材が登場するそうで、何度も通いたくなる魅力があります。環境に配慮しながら美味しさを追求する、まさにSDGs（持続可能な開発目標）を実践するアイスショップです。

【畑でとれるアイスのお店 AOBA】

所在地：岡山県岡山市北区内山下1-15-10

TEL：086-206-4740

営業時間：月・木～日曜日、祝日／11:00～19:00、水曜日／11:00～18:00

※「京橋朝市」開催の第一日曜日は5:00～10:00のみ営業

定休日：火曜日

駐車場：あり

畑でとれるアイスのお店 AOBA｜公式サイト