【福島】東京から2時間の隠れ家へ。二岐・岩瀬湯本・天栄温泉で過ごす極上の休日
温泉地数や総湧出量で日本全国でも上位に名を連ねている福島県。そんな福島県の中でも、3つの歴史ある温泉を一度に楽しめるのが天栄村です。本記事では、天栄村にある「二岐・岩瀬湯本・天栄温泉」の魅力やおすすめスポットをご紹介します。
二岐・岩瀬湯本・天栄温泉に宿泊するなら!日帰り利用も可能なおすすめのお宿については以下記事もチェックしてみてください。
二岐・岩瀬湯本・天栄温泉とは

東京から新幹線に揺られること1時間半。新白河駅で下車し、車で30分ほど山間に進んだ先にあるのが、福島県天栄村です。人口5,000人弱の村ですが、この土地には古くから人々に愛されてきた温泉が3つ存在しています。
これらの温泉はまとめて「二岐・岩瀬湯本・天栄温泉」と呼ばれており、それぞれ車で20分圏内という近さにあるため、コンパクトに湯巡りを楽しめます。

天栄温泉は、新白河駅から最も近くにある温泉地。動脈硬化や切り傷、慢性皮膚炎などに効果があると言われる療養泉で、現在では温泉宿「天栄湯」でしか入浴できない希少な温泉となっています。

「天栄湯」から、天栄村の象徴である二俣山方面に車を走らせると「岩瀬湯本温泉」に到着。1,200年以上前に開湯したと言われており、糖尿病や胃腸痛、切り傷などの効能が有名です。

さらに「岩瀬湯本温泉」から10分ほど移動すると、969年に開湯した歴史ある温泉「二岐温泉」がお目見え。美肌効果や疲労回復、関節痛に効くと言われており、ブナの原生林に囲まれた大自然で特別な入浴体験ができる温泉地です。
これらは国民保養温泉地にも指定されており、現在まで多くの人々を迎え、温泉地としての長い歴史を紡いできました。
ショッピングに散策、レジャーまで!天栄村で欠かせない観光スポット6選

天栄村は、その面積の80%を国有林が占めている自然豊かな土地。水道水にも山の湧き水が使われるほど水が美しく、その恵みを受けた極上の農作物が生産されています。
中でも、世界最大規模の品評会「米・食味分析鑑定コンクール国際大会」で通算13回もの金賞に輝いた「天栄米」は、村の誇り。 「天栄ヤーコン」「天栄ねぎ」と並ぶブランド特産品として、訪れる人々の舌を楽しませています。
ここからは、天栄村の豊かな自然が育んだグルメや、立ち寄り必須の道の駅、心洗われる絶景スポットなど、旅を彩る見どころをご案内します。
「道の駅 季の里天栄」の「牛乳屋食堂」で腹ごしらえ

天栄村観光で欠かせないのが、新白河駅から車で30分ほどの場所にある「道の駅 季の里天栄」。

ここでは、「天栄米」「天栄ヤーコン」「天栄長ネギ」といった村のブランド特産品や、採れたての新鮮な農作物が目白押し。さらに、村内にある2つの酒蔵「寿々乃井酒造店」と「松崎酒造」の日本酒も揃っており、お土産選びには事欠きません。

「COSTA COFFEE」も併設されているため、ドライブ中の立ち寄りにも便利です。

道の駅で販売されている特産品を堪能したい方は、併設されている「牛乳屋食堂」での食事がおすすめ。食券を購入し、番号が呼ばれたら料理を受け取りに行く食堂スタイルです。

今回注文したのは、天栄米と天栄ヤーコンを贅沢に使った「ヤーコン餃子定食」。一口で食べやすいサイズの餃子は、ふんわりと軽く、噛むほどに野菜の甘みが溢れ出します。

中に隠れたヤーコンのシャキッとした食感も、心地よいアクセント。粒立った透明感のある天栄米と一緒に頬張れば、口の中が自然な甘みで満たされ、思わず笑みがこぼれてしまうはず。心もお腹も満たされる、幸せなランチタイムになりました。

「天栄長ネギ」を心ゆくまで堪能したいなら、「天栄ネギ辛子みそラーメン」も外せません。 山盛りのネギをスープにひたし、麺と一緒に勢いよく啜れば、口いっぱいに広がるのは天栄の恵みそのもの。挽肉の旨味が溶け出したピリ辛スープが後を引き、最後の一滴まで飲み干したくなる一杯です。
大自然の神秘が感じられる「涌井の清水」

「道の駅 季の里天栄」から天栄湯に向かう途中にあるのが「涌井の清水」。マイナスイオンと、神秘的な景観を求めている人にピッタリな散策スポットです。

涌井の清水は、毎分2,200Lの水が出ている湧水池。

水底から絶え間なく清水が湧き出しており、その勢いで水面がポコポコと波打つ様子が見られます。

一年を通して散策を楽しめますが、特におすすめなのが新緑の美しい5月から6月頃。ゆったりと自然に身を委ねて散策すれば、心身ともにリフレッシュできるはずです。
透き通った渓流が目の前を流れる「二岐渓谷」

天栄村を象徴する二岐山の麓に位置するのが「二岐渓谷」。 ここは、二岐川の清流が織りなす幻想的な景色の中を、ゆったりと散策できるスポットです。
駐車場から5分ほど歩けば、そこはもう美しい渓谷。川沿いを下流へ進めば、エメラルドグリーンに輝く清流が現れます。滝壺のように水が注ぎ込む神秘的な光景に、思わず時間を忘れて見とれてしまいます。

散策は一年を通して楽しめますが、野生動物が活発になる時期や、冬場の運転(冬用タイヤ等の装備)には十分な注意が必要です。 「道の駅 季の里天栄」と「道の駅 羽鳥湖高原」では熊鈴の貸し出しも行っていますので、これらも活用しながら、安全第一で散策を楽しんでくださいね。
ランチや軽食、お土産まで揃う「道の駅 羽鳥湖高原」

羽鳥湖は、標高600mの場所に作られた人工湖。周辺はサイクリングやオートキャンプ、ゴルフ場などがあり、レジャーに長けた観光地になっています。

この羽鳥湖エリアで旅人を迎えてくれるのが、「道の駅 羽鳥湖高原」。地元の特産品やお土産が購入できるほか、レストランではこの土地ならではのグルメを味わうこともできます。

おすすめは「マカラムキーマ&マカチキン あいがけカレー」。天栄村の名産品である「マカ」をたっぷり使用し、本格スパイシーな逸品です。
真ん中のライスを挟んで2つの味が楽しめる贅沢スタイル。キーマカレーは、お肉がゴロゴロ入っており、噛むほどに増す旨みと、クセになるラムの香りがたまりません。もう一方のチキンカレーもしっかりスパイスが効いており、ツヤツヤご飯との相性は抜群です。

いずれのカレーも売店で販売されているので、自分用にはもちろん、友人や家族へのお土産にもおすすめです。

また、ここでしか味わえない「マカソフトクリーム」や「ヤーコンソフトクリーム」といった軽食メニューも充実。 旅の思い出を彩る、ユニークなご当地ソフトもぜひ味わってみてください。
愛犬と一緒に楽しめる!大自然を満喫できる「エンゼルフォレスト白河高原」

「エンゼルフォレスト白河高原」は、天栄村の雄大な自然を生かした複合リゾート施設。
宿泊コテージを中心に、スパ、プール、テニスコート、サウナなど、1日では遊び尽くせないほどのアクティビティが揃っています。

そして最大の特徴は、ドッグフレンドリーな宿であること。全てのコテージでペットと一緒に宿泊ができ、施設内のほとんどが愛犬同伴OKという、愛犬家にはたまらない環境が整っています。

ドッグランは屋外に4箇所、屋内に1箇所の計5箇所。プライベートな貸切や、小川が流れる珍しいタイプまで完備されています。

これら全て、宿泊者は無料で利用可能。日帰りでも利用料を支払えば遊べるので、愛犬とのリフレッシュに最適です。

森のサウナ「kaveri」も必見。緑やせせらぎに包まれる外気浴で、五感を癒やす特別な時間を過ごせます。

湖畔でのんびり散歩を楽しんだり、色づく木々を眺めたりと、思う存分自然を堪能してみてくださいね。
360度自然に囲まれた「やすらぎ橋」

「道の駅 羽鳥湖高原」から車で数分の場所にあるのが、全長62mの吊り橋「やすらぎ橋」。真下を鶴沼川が流れており、まさに360度自然に囲まれた絶景に出会えるスポットです。

「やすらぎ橋」からは、新緑、紅葉、雪景色と、四季折々の山の表情が一望できます。 新鮮な空気を胸いっぱいに吸い込めば、最高のリラックスタイムになりますよ。

また、やすらぎ橋の下に流れる鶴沼川は釣りスポットとしても有名。透明度抜群の清流で釣り糸を垂らし、心静かな至福の時を過ごすのも一興です。
ドライブ途中のひと休みや、天栄村ならではのフォトスポットを探している方にも、ぜひチェックしてほしいポイントです。
アクセス情報

東京から二岐・岩瀬湯本・天栄温泉へのアクセスは、新幹線とレンタカーでの移動がおすすめ。
東京駅からJR東北新幹線で1時間20分ほど移動し、新白河駅で下車。駅前のレンタカーショップで車を借り、それぞれの温泉までは30分〜1時間ほどのドライブで到着します。車で移動することで、道中のお土産処や車でしか行けない観光スポットにも立ち寄りやすくなりますよ。
公共交通機関を利用する場合は、新白河駅から出発する「湯ったりヤーコン号」がおすすめ。観光名所の「羽鳥湖高原」や「岩瀬湯本温泉」、「二岐温泉」などに停車するため、宿へのアクセスもスムーズです。事前予約制で1日1便の運行のため、利用の際は事前の計画とスケジュール調整をお忘れなく。
国民保養温泉地とは、温泉利用の効果が十分期待され健全な保養温泉地として、「温泉法」に基づき環境大臣によって指定されています。全国に79箇所の温泉地が指定されています。(2024年10月現在) 国民保養温泉地の選定は、おおむね以下の基準によって行われています。 第1 温泉の泉質及び湧出量に関する条件 (1)利用源泉が療養泉であること。 (2)利用する温泉の湧出量が豊富であること。なお、湧出量の目安は温泉利用者1人あたり0.5リットル/分以上であること。 第2 温泉地の環境等に関する条件 (1)自然環境、まちなみ、歴史、風土、文化等の観点から保養地として適していること。 (2)医学的立場から適正な温泉利用や健康管理について指導が可能な医師の配置計画又は同医師との連携のもと入浴方法等の指導ができる人材の配置計画若しくは育成方針等が確立していること。 (3)温泉資源の保護、温泉の衛生管理、温泉の公共的利用の増進並びに高齢者及び障害者等への配慮に関する取組を適切に行うこととしていること。 (4)災害防止に関する取組が充実していること。