【静岡】日帰り・宿泊で楽しむ「梅ヶ島温泉郷」3つの名湯とグルメ・絶景・観光ガイド
静岡駅から約1時間、大自然に囲まれた「梅ヶ島温泉郷」はコンヤ温泉、新田温泉、梅ヶ島温泉という3つの異なる源泉が集まる温泉郷です。本記事では、3つの名湯の特徴、絶景スポット、地元グルメ、おすすめの旅館をまとめてご紹介します。
-
目次
- 梅ヶ島温泉郷で体験できる3つの源泉
- 安倍川のほとりでグルメも観光も満喫!
- 日帰り・宿泊で温泉を堪能できる3つの温泉スポット
- 【梅ヶ島温泉】武田信玄の隠し湯に時を超えて入浴できる「湯の島館」
- アクセス情報
梅ヶ島温泉郷で体験できる3つの源泉

静岡駅から車で1時間ほど。山梨県との県境付近に、ゆったりと時間が流れる秘境の温泉「梅ヶ島温泉郷」があります。
梅ヶ島温泉郷は「コンヤ温泉」「新田温泉」「梅ヶ島温泉」の総称。3つの泉質の異なる温泉が、ドライブ圏内に詰まったとっておきの温泉郷です。

静岡駅からアクセスすると、まず最初に辿り着くのがコンヤ温泉。pH10.3の強アルカリ性の泉質は、国内でも有数です。非常になめらかで、皮膚がしっとりとスベスベになる美人湯として有名です。

続いて見えてくる「新田温泉」は、肩こりや神経・筋肉痛への効能が期待されている温泉。日帰り温泉施設「黄金の湯」は、アクティビティ後の立ち寄り入浴としても人気です。

最も山梨県に近い場所にある「梅ヶ島温泉」は、古くから名湯として知られる単純硫黄泉。“武田信玄の隠し湯”とも呼ばれており、その歴史は開湯約1700年とも伝えられています。

豊かな自然環境と、それぞれの優れた泉質・効能が評価され、梅ヶ島温泉郷は「国民保養温泉地」に指定されています。関東からでもアクセスしやすく、日帰りでも宿泊でも温泉の恵みをたっぷり享受できる梅ヶ島温泉郷。旅行スケジュールに加えておきたいとっておきのスポットや、温泉の楽しみ方、おすすめ旅館をご紹介します。
安倍川のほとりでグルメも観光も満喫!
梅ヶ島温泉郷の景観と食の恵みを支えているのは、「平成の名水百選」にも選出された「安倍川」。静岡市街地を抜け、駿河湾へ注がれる安倍川は、梅ヶ島温泉郷を語る上で外せない存在です。安倍川のほとりで営むお食事処や、安倍川が生み出す大自然が感じられるスポットを紹介します。
アットホームな温かさで迎えてくれる「お茶や」

静岡駅から梅ヶ島温泉郷への道を北上すること車で1時間。梅園や桜園の向かいに佇んでいるのが、お食事処「お茶や」です。
店主が1人で切り盛りするお茶やは、名前の通り、静岡の名産「お茶」が名物。湯呑みでもてなされるお茶だけでなく、そばに抹茶が練り込まれた「茶そば」がいただけます。

今回いただいたのは「茶そば天山」。自家栽培している生シイタケに、パプリカや山の幸の天ぷらが山盛りにされた茶そばは、運ばれてきた瞬間から美味しさが伝わってきます。
まずそばを一口啜ると、ふわりと柑橘系の香りが鼻をくすぐります。爽やかな香りの正体は、この時期旬の柚子だそう。刻まれた柚子の爽快さの後に、そばのなめらかな口当たりが抹茶の香りと共に伝わってきます。

天ぷらは、つゆに浸してもそのまま食べても極上の味。そばと天ぷらを交互に食べる手が止まらず、お腹も心も満たされました。

お茶やは11:00ごろからオープンし、不定休で営業しています。通りかかった時に暖簾がかかっていたら、オープンしている証。アットホームな接客と、心まで温かい気持ちになれるお茶やで、地元食材を味わってみてくださいね。
11月の紅葉シーズンがおすすめの「赤水の滝」

お茶やから車で5分ほど進んだ先にある「赤水の滝」。駐車場から展望台まで5分ほど歩くと、高さ50mから流れ落ちる迫力満点の滝に到着です。

赤水の滝の歴史は深く、きっかけは1707年に発生した大地震と洪水でした。この際、日本三大崩れの1つとされる「大谷崩れ」が発生し、流出した土石流は新田や赤水など、小高い平地を作り上げました。この高地から大きな音を立てながら褐色の濁流が落水する光景が赤水の滝と名付けられた由来です。
どの時期でも壮大な滝が見れますが、特におすすめなのは秋の行楽シーズン。滝周辺の木々が赤や黄色に色づき、滝の絶景がいっそう際立ちます。
11月中旬にはライトアップもされるため、夜間でも幻想的な滝が堪能できるでしょう。
壮大なハイキングのご褒美「安倍の大滝」

絶景が好きで、体力に自信がある方にぴったりなのが「安倍の大滝」へのハイキング。終着地点にあるのは、落差80m、横幅4mの巨大な滝。片道40分ほどのハイキングコースのゴールにあるため、到着した時の達成感も格別です。
車でアクセスする場合、駐車スペースは「梅ヶ島温泉駐車場」。車で通ってきた道を下り、バス停「安倍大滝入口」を目指しましょう。

看板を抜け、紅白の吊り橋を1つ、階段状の砂防堰堤の真横にかかっている吊り橋を1つ渡れば、あとは、ひたすらに山道のハイキング。落ち葉で道が滑りやすくなっていたり、壁のように急な階段があったりと、自然がそのまま活かされている道ばかり。

経路案内は最低限ですが、道に迷いそうになったら、木々のピンクリボンの印を探してみてください。コース内にはベンチもあるため、適度に休憩しながら滝を目指していきます。

山道を歩くこと40分。いきなり視界がひらけたかと思えば、轟音が飛び込んできます。振り返ると、見上げるほど高い山肌から透き通った水が流れ落ちている絶景が!

水しぶきが飛んでくるほど近距離で見られる大滝は、たどり着いた達成感も相まって、言葉もなく、じっと見入ってしまう魅力がありました。

滝からの帰り道は、行きに比べ緩やかで難易度も低め。チャレンジする際は、必ず運動靴を履き、飲み物を持参し、日暮れまでに帰れる計画を立ててくださいね。
湯宿からの散策にぴったりな「おゆのふるさと公園」

梅ヶ島温泉の温泉街に佇んでいる「おゆのふるさと公園」。かつて梅ヶ島温泉の公共浴場があった地で、今でも梅ヶ島温泉の源泉である硫黄泉が流れる様子を間近で見られるスポットです。

温泉街側から安倍川にかかる橋を渡ると、公園の平地に到着します。

さらに階段を登ると目の前に現れるのが、今も絶え間なく流れる岩風呂。洞窟の岩肌からおよそ39度の源泉が滴っており、自然に近い状態で保たれています。

岩風呂の左手に回ると、黄金の鳥居を持つ「湯之神社」が姿を現します。源泉の湯音と、安倍川の水流に包まれた神社は、お参りするだけで神聖な気持ちになれるでしょう。
梅ヶ島のわさびを心ゆくまで堪能できる「黄金の里」

新田温泉での入浴とセットで楽しみたいのが、「黄金の里」での自然派ランチ。同じ敷地内にある「黄金の湯」で日帰り入浴を楽しんだ後、食事や小休憩にもぴったりなスポットです。

人気No.1のメニューは「わさびづくしセット」。わさび丼、かけそば、手作り味噌こんにゃく、小鉢など趣向を凝らしたものばかりが並びます。どれも梅ヶ島産の本わさびを使用しており、中でも秀逸なのはわさび丼で、おろしたてのわさびの爽やかな辛さにほのかな甘みが感じられます。

豆小鉢に入っているのは、わさび葉天ぷら、わさび漬け、わさびの香の物の「3種のわさび料理」。味わいに変化をつけるのにぴったりで、わさびづくしでも飽きることなくどんどん箸が進みます。

また、毎日黄金の里で手作りしている味噌こんにゃくも人気メニューの1つ。クセの少ないこんにゃくは、コクのある味噌だれでお酒との相性も抜群な逸品です。

こんにゃくは隣接している売店でも販売しているため、お土産にぜひ購入してみてくださいね。
日帰り・宿泊で温泉を堪能できる3つの温泉スポット
ハイキングや滝巡り、散策がたっぷり楽しめる梅ヶ島温泉郷。汗をかいた後は、お待ちかねの温泉タイムです。
3種の源泉が楽しめる梅ヶ島温泉郷から、日帰り入浴や宿泊ができるとっておき温泉スポットをご紹介します。
【コンヤ温泉】コンセプトの異なる4つのお風呂が自慢の「大野木荘」

最も静岡市街地に近い場所にあるコンヤ温泉。日帰りでも宿泊でも、極上の温泉が楽しめるのが「大野木荘」です。

全部で4つあるお風呂は「花鳥風月」と呼ばれ、専用の鍵で出入りする完全貸切スタイル。

1組入浴するごとにスタッフが清掃し、常に「お客様に1番風呂を楽しんでもらえるように」と丁寧なおもてなしをしています。

流れる音楽や見える景色など、4つのお風呂は全て趣向が異なります。
中でも「風」の露天風呂は、和風の趣に溶け込んだ風鈴の音色が格別。風が吹くたびに唯一無二の透き通った音色を響かせます。

脱衣所から続く畳と、岩の間から豊かに流れる源泉、そして視界いっぱいに広がる緑。どこを切り取っても安らぐ景色に、極上の入浴時間が楽しめます。

国民保養温泉地に指定された梅ヶ島温泉郷の源泉の中でも最もpHの高いコンヤ温泉は、水の流れがスローに見えるほどとろりとした濃密な肌触り。お湯に浸かっている間も肌がしっとりしており、強アルカリ性の泉質が体感できますよ。
畳の温かさが嬉しいお部屋は、部屋ごとに琉球畳や和装畳、着物生地を再利用した畳など、それぞれ趣向が凝らされています。

お食事はわさびをメインに、地元の食材をふんだんに活用。料理にストーリーを持たせ、食べるだけでなく、心にも残るようなコース料理を提供していると言います。

宿泊中何度でも、手入れの行き届いた貸切風呂に入れる大野木荘。ぜひ「花鳥風月」の4つの湯船をすべて巡り、それぞれの趣をお楽しみください。
【新田温泉】身体の芯まで温まる「黄金の湯」

新田温泉に入浴できるのが、日帰り入浴施設である「黄金の湯」です。
「ナトリウムー炭酸水素塩温泉」の泉質は、神経痛や筋肉痛、五十肩の回復などに効き目があるといいます。無色透明でとろりとしており、「お風呂上がりの肌がツルツルする!」と、常連さんからも人気が高いそうです。

券売機でチケットを購入した後は、館内で自由にお過ごしください。9:30から16:30までの営業時間内であれば、何度でも入浴が可能です。

まずは身体の汚れを落とし、ぬる湯から入浴。36.5〜37度ほどと体温に近い温度のぬる湯は、じっくり芯から身体を温めるのにぴったり。お隣の一般湯は、熱めの41~42.5度の湯温となっています。

たっぷり温まった後は露天風呂へ。外気が心地よく、のぼせることなくじっくり浸かれます。爽やかで澄んだ空気と温泉の効能を堪能できる、贅沢な入浴となりました。
入浴後は、畳の休憩室で休むことも可能。待ち合わせ場所に困らないため、家族連れや友人同士、カップルでの利用もおすすめです。
【梅ヶ島温泉】宿泊はもちろん日帰り入浴も可能な「ホテル梅薫楼」

創業150年以上の歴史を持つ老舗「ホテル梅薫楼」では、宿泊だけでなく日帰り入浴も楽しめます。

日帰り入浴では500円から、館内のお風呂を1時間堪能できます。

内湯の「常磐の湯」と「長寿の湯」には、それぞれ岩風呂と五右衛門風呂が設置されています。

なめらかで柔らかい泉質であることは、とろりとした湯面を見るだけで明白。手や腕をお湯に入れるだけで、濃厚なお湯が肌を包み込んでくれました。

廊下へ出ると、ゴツゴツとした石や岩、枝が床に埋め込まれていることに気づきます。これは「健康廊下」と呼ばれており、ホテル梅薫楼の隠れた名物。素足で通り、足ツボマッサージのように活用することができます。

「岩風呂」と「穴風呂」は1人でじっくり入りたい時にうってつけ。特に穴風呂は天井まで岩で包み込まれており、身体を預ければ自然とリラックスしてしまいますよ。
日帰り入浴の後は、ロビーで休憩することも可能です。名物である自家製梅酒を味わいながら、湯上がりの余韻をゆっくりと楽しんでみてはいかがでしょうか。
【梅ヶ島温泉】武田信玄の隠し湯に時を超えて入浴できる「湯の島館」

梅ヶ島温泉での特別な一夜を彩ってくれるのは、1958年創業の「湯の島館」。安倍川沿いに佇み、日暮れ後の温泉街の中でも、玄関からひときわ優しい光を放っていました。

宿に足を踏み入れると、木の温もりがあるフロントがお出迎え。部屋の案内を聞き、好みの浴衣や作務衣を選びます。

今回宿泊したのは安倍川に面した和室。障子にぐるりと囲まれた寝室は、まるで昔の日本にタイムスリップしたかのような、伝統的な趣が感じられます。
食事は専用の個室にていただけます。この日のメニューは「駿河軍鶏のすき焼き」「蓮根饅頭」「海老芋の和風グラタン」「梅ヶ島アマゴのおかき揚げ」など、豪勢なラインナップ。前菜だけでも彩り豊かな5品が出され、どれから食べ進めようか迷ってしまいます。

「駿河軍鶏のすき焼き」は、食事開始とともに火をつけてくれるため、次第に醤油とみりんの香ばしい香りが漂い食欲をそそります。

静岡市葵区でとれた美黄卵をたっぷり付けていただけば、お肉のプリっとした口当たりと、卵の濃厚な甘みがダイレクトに感じられます。梅ヶ島産の軍鶏のむね肉、もも肉の両方が提供され、部位による食感の違いを楽しめます。シイタケやエノキ、白菜など、たっぷりの具材が特製の割り下でじっくりと煮込まれ、最後の一口までその旨味を堪能しました。

「海老芋の和風グラタン」は、口に入れた瞬間に和風出汁の優しい風味が広がる一品。チーズやブロッコリーといった洋風の食材が、主役である海老芋の繊細な味わいと見事に調和していました。

ほっこりと落ち着く味わいに、深く満たされます。

デザートの生ゼリーは、静岡クラウンメロンと紅ほっぺが使われており、果汁がたっぷり感じられるフレッシュな食感で食事の締めにピッタリ。地元の恵みをこれでもかというほど堪能できた夕食でした。

夕食後の楽しみは、旅館自慢の「風林火山」の4種の貸切風呂。梅ヶ島温泉が武田信玄の隠し湯と言い伝えられていることから、有名な軍旗「風林火山」をお風呂の名前に拝借したそうです。

フロントへ電話し、空いているお風呂があれば、専用の鍵が受け取れるシステム。まずは、夜はさらに雰囲気が出るという露天風呂の「山」へ向かいます。

現れたのは、壁も浴槽もすべて岩で造られたダイナミックな岩風呂。洞窟のような空間は、岩肌に包み込まれるような静けさがあり、隠れ家のような深い安心感が味わえます。

岩肌から注がれる源泉を独り占めし、手足を伸ばしてゆっくり過ごすことができました。

続いて入ったのは、大きな木桶の浴槽と、2つの五右衛門風呂が楽しめる「風」の湯。

大きな木桶のお風呂は床が爽やかな畳敷きになっており、純和風のつくり。畳が敷いてあるおかげで、夜や早朝の入浴でも寒さを感じません。

浴槽だけでなく、脱衣所や洗い場に至るまで広々としており、まるで和室がそのままお風呂になったかのようでした。

「林」の湯は檜の香りが漂う癒しの空間。中に入ると、畳の小上がりがある豪華な脱衣所にびっくり!

専用の休憩スペースまで備わったお風呂を貸切で利用できるのは、この上ない贅沢です。

淡い緑色で統一された「林」の湯は、足までゆったり伸ばせる広々としたお風呂です。肌に馴染むとろみのあるお湯のおかげか、時間の流れまでゆったりしているように感じられ、思わず長風呂になってしまいます。

窓から入る風も心地よく、心まで解放して入浴を楽しみたい時にピッタリな空間でした。

最後に訪れたのは、朱色や紅色で彩られた「火」の湯。「武田信玄になった気分で入れるお風呂」がコンセプトで、戦国時代の雰囲気が漂う特別な空間です。

こちらにも囲炉裏付きの休憩処が設けられており、湯上がりに涼むのに最適です。

湯船に肩まで浸かると、目の前には囲炉裏のある和の空間が広がります。プライベートな空間で景色を眺めながら、源泉掛け流しの温泉に身を委ねる気分は極上です。60分の貸切時間はあっという間に過ぎてしまうほど、心身ともに癒やされるひとときでした。

4つのお風呂を渡り歩き、心ゆくまで名湯を楽しんだおかげか、夜の寝つきも、朝の寝起きもスッキリ快適。

最後のお楽しみは、滞在の締めくくりである朝食です。お盆に乗った副菜の小鉢と焼き鮭、せいろ蒸し、白米にお味噌汁と、どれから食べようか悩んでしまうほどの品数です。

白米が進むおかずや箸休めになる冷菜、香の物などのバランスが良く、最後まで飽きることなく食事を楽しめました。

湯の島館の温泉は、予約をすれば1人1時間1,000円で、日帰りでも入浴可能です。国民保養温泉地での滞在を通して、心身ともに癒やされる唯一無二の旅を湯の島館で体感してみてはいかがでしょうか。
アクセス情報
梅ヶ島温泉郷までアクセスするには、主に2つの交通手段があります。
1つは、レンタカーや自家用車で向かうパターン。首都圏から向かう場合、東京ICからは3時間ほど、静岡駅からは一般道で1時間ほどでアクセスできます。
もう1つの手段は、新幹線と路線バスを使う方法です。まず静岡駅まで新幹線でアクセスし、静岡駅から「しずてつジャストライン」で梅ヶ島温泉を目指します。
ただ、梅ヶ島温泉まで向かうバスは平日3本、土日5本と本数が限られているため、乗車計画をしっかり立てておきましょう。
国民保養温泉地とは、温泉利用の効果が十分期待され健全な保養温泉地として、「温泉法」に基づき環境大臣によって指定されています。全国に79箇所の温泉地が指定されています。(2024年10月現在) 国民保養温泉地の選定は、おおむね以下の基準によって行われています。 第1 温泉の泉質及び湧出量に関する条件 (1)利用源泉が療養泉であること。 (2)利用する温泉の湧出量が豊富であること。なお、湧出量の目安は温泉利用者1人あたり0.5リットル/分以上であること。 第2 温泉地の環境等に関する条件 (1)自然環境、まちなみ、歴史、風土、文化等の観点から保養地として適していること。 (2)医学的立場から適正な温泉利用や健康管理について指導が可能な医師の配置計画又は同医師との連携のもと入浴方法等の指導ができる人材の配置計画若しくは育成方針等が確立していること。 (3)温泉資源の保護、温泉の衛生管理、温泉の公共的利用の増進並びに高齢者及び障害者等への配慮に関する取組を適切に行うこととしていること。 (4)災害防止に関する取組が充実していること。