日本一のお茶どころで見つけた、心と体を整える「南さつま金峰のお茶」
鹿児島・金峰町。オーガニックと情熱が育む、茶の産地 世界的に「MATCHA」が健康やウェルビーイングの象徴となる中、本物志向の旅人が今、注目している場所があります。それが2024年に荒茶生産量で日本一となった鹿児島県。
日本のお茶とは?
お茶は主に、製造過程での発酵度合いによって、不発酵茶(緑茶)、半発酵茶(烏龍茶)、発酵茶(紅茶)の3つに大別されます。日本茶は主に「緑茶」を指し、煎茶や玉露、ほうじ茶など多彩です。発酵度0%の緑茶から100%の紅茶まで、多様な味わいと香りを楽しむことができます。
不発酵茶(緑茶)
茶葉を摘み取った後、発酵させずに蒸したり炒ったりして熱を加え、酸化を止めたお茶。
煎茶: 最も一般的な緑茶。さわやかな渋みと旨味のバランスが良い。
玉露: 日光を遮って栽培し、旨味と甘みが濃厚。
抹茶: 碾茶(てんちゃ)を石臼で粉末にしたもの。

ほうじ茶: 茶葉を高温で焙じた、香ばしいお茶。
玄米茶: 炒った米を混ぜて香ばしさを出したお茶。
番茶: 成長した茶葉や、煎茶の製造過程で出るお茶。さっぱりしている。
半発酵茶(青茶・烏龍茶)
摘んだ茶葉を少し発酵させ、途中で発酵を止めたお茶。鉄観音, 黄金桂, 水仙 など。
発酵茶(紅茶)
茶葉を完全に発酵(酸化)させて乾燥させたお茶。ダージリン, アッサム, ウバ など。
蒸し時間による違い
日本茶の個性を決めるのは、収穫直後の「蒸し」の工程にあります。金峰町では、その違いを鮮明に味わうことができます。
煎茶(普通蒸し): 茶葉の形が美しく残り、水色は透明感のある黄金色。爽やかな香りと繊細な渋みのバランスは、ワインのように繊細なテイスティングを楽しみたい方に好まれます。

深蒸し茶: 通常の倍以上の時間をかけて蒸すことで、葉が細かくなり、成分が凝縮されます。濃厚なコクと重厚感のある「うま味」は、抹茶ラテに慣れた現代の読者にとっても驚きの体験となるはずです。


日本一のお茶名産地「鹿児島県」
2025年産の鹿児島県の荒茶生産量は前年比11%増の3万トンで、2年連続日本一となりました。
2位の静岡県は7%減の2万4100トンで、農林水産省が20日公表しました。
2025年産は、一番茶の荒茶生産量が静岡を抜いて初の全国1位を達成。二番茶以降もドリンク原料需要などに支えられ、年間でも首位となりました。
【鹿児島の茶の起源説】
金峰町阿多白川平家落人説(きんぽうちょうあたしらかわへいけおちうどせつ)
※以下はかごしま茶navi「かごしま茶の歴史物語-05」https://kagoshima-cha.or.jp/public-news/news/9325/
を参照しています。
壇ノ浦の戦(1185年)に敗れた平家の落人五人が逃れ来て,このうち二人が阿多白川(現鹿児島県南さつま市金峰町)に住みつきました。この落人は京都宇治の人であり,白川の気候風土が宇治に良く似ていることから,この地を宇治野と名付け,自らも姓を宇治野と改めて茶を始め,代々宇治式製茶法を伝えたという言い伝えがあります。 現在でもこの地域の方には製茶技術を習得する人が多く,茶業技術研究団が組織され,茶期には県下各地に派遣され,活躍されています。 ちなみに,平家の落人の残り三人はどこに行ったのでしょうか。 三人は知覧の手蓑に行き,そこで茶栽培を始めたという言い伝えもあるそうです。(これが知覧茶の起源らしいです。)
「オーガニック」という未来への選択
欧米豪の旅人が最も重視するキーワードの一つが「サステナビリティ」です。金峰町の農家たちが今、情熱を注いでいるのが、化学肥料や農薬に頼らない有機栽培(オーガニック)です。
シラス台地の恩恵: 火山灰が降り積もってできた水はけの良い土壌は、お茶の木が自ら根を深く張り、大地のミネラルを吸収する力を助けます。
大地のエネルギーを飲む: 自然のサイクルを尊重して育てられた茶葉は、単に「安全」なだけでなく、土地そのものの力強いエネルギーを宿しています。自分の体に入れるものに妥協したくない、そんな感性豊かな旅人にこそ選ばれているのです。

金峰町を象徴する「二つの哲学」
この町のお茶文化は、対照的な二つのアプローチによって支えられています。
「技」を極め、頂点を描く
一つは、最高峰の製茶技術で「うま味の極致」を追求するスタイル。徹底した品質管理と伝統の継承により、一滴の中に驚くほどの情報量(味と香り)を詰め込みます。それは、まさに日本の職人魂(クラフトマンシップ)の結晶です。
「愛」を紡ぎ、命を育む
もう一つは、「自分の孫にも安心して飲ませられるものを」という、家族への愛から出発したスタイル。土づくりから徹底して自然と対話し、飲む人の心まで解きほぐすような、優しく透明感のあるお茶を届けます。
誇り高き茶農家の紹介
小牧緑峰園(こまきりょくほうえん)


西馬場製茶(にしばばせいちゃ)


よくある質問
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鹿児島県南さつま市加世田本町43-9
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【鹿児島県】南さつま市は、本土最南西端に位置する、食と自然資源にあふれた街です。 ●映画『007は二度死ぬ(You Only Live Twice)』撮影地 ●鑑真大和上上陸地 ●【日本遺産】重要伝統的建造物群保存地区『加世田麓』 ●黒瀬杜氏/阿多杜氏発祥の地(南さつま七蔵焼酎) ●九州百名山『金峰山』 ●薩摩半島の三名山『野間岳』