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おみやげにもピッタリ!東京・蔵前「カレー大使館」で日本全国のレトルトカレーを味わおう
日本でもっとも愛されている料理のひとつ、カレーライス。各都道府県ではな具材を活用し、ご当地カレーライスを「レトルト食品」として販売しています。ここ「カレー大使館」では、日本各地のレトルトカレーを100種類以上集めて販売しています。
日本でもっとも愛されている料理のひとつ、カレーライス。日本では専門のカレー店はもちろん、家庭でも簡単にカレーを食べられるレトルトカレーの文化も発達しています。
浅草から一駅隣の蔵前駅にある「カレー大使館」は、そんな日本のカレー&レトルトカレー文化を堪能できるお店。店内では様々な味のカレービュッフェを楽しめるだけでなく、各都道府県で販売されているご当地レトルトカレーが提供されています。
日本中のカレーが集まる"カレーの国"
カレー大使館があるのは、おもちゃ問屋や花火問屋が集まる蔵前の町。日本の下町らしい町並の中に黄色×黒のド派手な貼り紙を見つけたら、それがカレー大使館の目印。入口を登った2Fが店内です。
カレー大使館のコンセプトは、「イギリスから独立したカレー王国」とのこと。そのため内装は西洋の雰囲気で統一されています。
こちらは、カレー大使が働く執務エリア。フォトスポットとして撮影可能だそうです。
レトルトカレーは100種類以上
カレー大使館には、普段日本人がよく食べている“メジャーカレー”に加え、日本各地で売られている“ご当地カレー”が集められています。種類は時期により異なりますが、人気のご当地カレーをいくつか紹介します。
なお、レトルトカレーは商品によって値段が異なります。詳しくは商品の前の値札をご確認ください。
左から、静岡県産のわさびを使った「わさびカレー」、メロンの生産量日本一の茨城県で作った「メロンカレー」、大阪を中心に構えるラーメン屋・黒門屋の「とんこつカレー」。どれも各地の名産物を使って作られています。
キティちゃんのパッケージがかわいい「大蛇山みかんカレー」は、福岡県大牟田市でとれる密柑果汁を使用したカレーです。
「大蛇山」とは、毎年夏に大牟田市で開催されるお祭り、“大蛇山まつり”で使われる「山車(※1)」を指しているそう。気になったパッケージをきっかけに、次の旅行先を決めても楽しいかもしれません。
※1:山車(だし)……祭礼の時、飾り物をしたり大太鼓(おおだいこ)を積んだりして引き出す車。
レトルトカレーは、その場で食べてもおみやげにしてもよし!
お店で売られているレトルトカレーは店内でも食べられますし(レトルトカレー代+500円)、おみやげに買って帰ることも可能です。
自宅やホテルで食べる場合は、パッケージからカレーの入った容器を取り出し、そのまま電子レンジ、または沸騰したお湯で温めて出来上がりです。
ご当地レトルトカレーは、その土地で有名な食材を使って作られているものが多く、さらにシンプルな調理方法。おみやげとして購入するのにぴったりです。
MATCHA編集者兼フリーライター。東京生まれ東京育ち東京在住。これまで渡航した国は30か国以上、住んだ県は4県。日本旅行はもうすぐ全都道府県を制覇!「読んだからこそわかるその土地の魅力」が伝えられることを目指して記事を作っています。森とお寺とラクダが好きです。