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終電を逃してしまったら――都市部での安全な過ごし方
自分の国ではもちろん、旅行中、まして言葉もうまく話せない場所で終電を逃してしまったら、不安に感じる方は多いのではないでしょうか。この記事で、日本で終電を逃してしまった時の安全な過ごし方を知っておきましょう。
1.カラオケボックスで歌って夜を明かす
「もうこれで怖くない!日本のカラオケ楽しみ方マニュアル」より
日本で一晩中遊ぶとなれば、カラオケボックスがオススメです。
店舗は様々な業態があるものの、一般的にはソファのある個室で飲み物や軽食をとることができます。最近では無料で利用できるWi-Fiも用意されています。
友人と遊びに出かけて終電を逃してしまったら、カラオケ店に行くのもひとつの手です。価格は深夜から早朝までのフリータイムで3,000円程度から。店舗や飲食の注文数、時間、曜日により異なりますので、詳しくはスタッフの方に訪ねてみてください。
2.駅周辺のインターネットカフェを利用する
「【東京駅周辺】ネットカフェ、荷物預け処など、夜行バス利用時の便利スポットまとめ」より
歌うことにそれほど興味がなく、静かに過ごしたいのであれば、近くにあるインターネットカフェに行くのがよいでしょう。
ほとんどの店舗は24時間営業で、大半は飲み物や食事のサービスを提供しており、有料のシャワーを備えている場所もあります。駅の周辺で探せば、ひとつくらいは見つかるはずです。価格は1時間2~300円程度。ナイトパックを用意している店舗もあるので、立ち寄って確認してみてください。
日本で夜行バスを利用したことがある人なら、通常店舗の開店よりもかなり前に、目的地へ到着する場合もあることをご存知でしょう。そのため主要バスターミナルの近くには24時間営業の店舗が見受けられます。
もし東京駅や新宿駅、大阪、名古屋といった大きな駅の近くで困ってしまったら、この記事を参考に、始発の電車が動き出すまでの時間を過ごす場所を見つけてみてください。
3.カプセルホテルに泊まる
「終電を逃してしまったけれど、しっかりと眠りたい!」という方にはカプセルホテルに泊まることをオススメします。
カプセルホテルとはその名のとおり、小さいカプセルのような空間で寝泊りするホテル。スマートフォンの充電も可能で、共用のシャワー室やお手洗いも利用できます。
一般的にカプセルホテルは、男性または女性専用となっているものの、階によって男女が分かれどちらも泊まれるタイプもあります。ひとつのカプセルに1人づつ入って休みます。背の高い人は大変かもしれませんので、事前に見せてもらうのもよいですね。
カプセルホテルも様々で、独自のテーマを打ち出しているホテルもあれば、シンプルなサービス提供のみのホテルもあります。宿泊費用はおおむね2,000円から5,000円程度です。
タクシーで長距離を移動する費用と比べ、予算に合いそうであれば利用してみてください。安心してしっかりと眠ることができますよ。
おまけ:ラブホテルに泊まる
カプセルホテルが見当たらない場合、ネオンカラーの建物、「休憩」や「ショートステイ」といった看板の立つエリアに迷い込んだら、まだ大丈夫。
ラブホテルも数時間ないしは一晩を過ごせる施設です。看板には3,500円から2万円にわたる料金が記されていますが、これは部屋と設備によって変わります。
ラブホテルはカップルが自分たちだけの時間を過ごすための施設ですが、急に宿が必要になった場合には便利で、日本観光客の方にとっては興味深い場所ではないでしょうか。
ただ、1人だと宿泊を断られる場合もあります。またグループの場合、特に男女混合のグループであれば複数の部屋を取っての宿泊を依頼される場所が多いのでご注意ください。
最悪の選択!公共の場所で寝る
日本は世界でも有数の治安の良さを誇っているものの、犯罪がまったく無いという保証はありません。
基本的に公園や駅のような公共の場所で寝ることは避けてください。上記の方法を検討して、安全な場所で過ごすことをオススメします。
日本に滞在中、言語の不安については「お願いをするとき・困ったとき・ピンチのときの日本語14選」を参考にしてください。
心配しなくて大丈夫
自分の国でも終電を逃すのはかなり嫌なもの。外国で、しかも言葉がうまく通じない場所ではかなり不安を感じるかもしれません。でも心配は無用です!
この記事を読んで、簡単に実行でき、かつ安全な過ごし方を見つけてください。もしかすると、終電での失敗は日本旅行の愉快な思い出となるかもしれません。
その他お役立ち情報
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宿泊
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※このコンテンツは英語版の記事を日本語へ翻訳しました。
Born in 1959. Currently working as a freelance translator, after 21 years in various companies.