旅の準備はじめよう
{{ inputValue.start }} - {{ inputValue.end }}
提供:
屋内で体験できる砂のサウナ！別府・竹瓦温泉「砂湯」は冬こそオススメ
本サービスにはプロモーションが含まれています
別府駅近くの竹瓦温泉は、屋内に砂を用いたサウナ「砂湯」の設備を有する、日本でも数少ない施設です。建物の中にあるから、冬でも寒くないのがオススメのポイント。古びた建物内部の観察もでき、ほかの施設では得られない体験ができるでしょう。
更新日 :
別府のシンボル的存在「竹瓦温泉」で砂湯体験
別府のシンボルともいうべき存在の「竹瓦温泉」は、その歴史ある建物外観もさることながら、砂を用いたサウナの「砂湯」が体験できる施設としても人気です。
あわせて読みたい
市営温泉なのに寺院のような重厚な外観
photo by 宮川マロ
竹瓦温泉の創業は1879年。その重厚な建物外観は、別府温泉のシンボル的な存在となっています。創業当時は屋根が竹でできていたことから、竹(Bamboo)の瓦(Roof tiles)という意味で、竹瓦温泉と呼ばれるようになりました。
豪華な見た目に反し、入浴料が300円というお手頃価格なのに加え、早朝6時30分から夜22時30分まで営業しているので、観光客だけでなく地元住民からも非常に愛されている共同浴場です。
竹瓦温泉の砂湯は屋内だから冬でも寒くない！
photo by 宮川マロ
竹瓦温泉に来たら、ぜひ体験していただきたいもうひとつの名物が「砂湯」です。
photo by 宮川マロ
別府には竹瓦温泉のほかにも、鉄輪の「ひょうたん温泉」や、別府観光港の隣の海沿いに「別府海浜砂湯」などに同様の施設があります。竹瓦温泉の砂湯は、屋内にあるため冬場でも凍えないというのがオススメの理由。
いよいよ砂湯体験スタート
photo by 宮川マロ
砂湯の料金の1,500円には、着替え用の浴衣のレンタル料が含まれていますので、受付で料金と引き換えに浴衣を受け取り、普通浴の反対側にある入り口から浴室に入ります。
男性の入り口は青い布がかかっている方の扉、女性は赤い方です。
photo by 宮川マロ
中は脱衣所になっていて、そこからさらに一段低い場所に、小さな温泉の湯船とシャワーがあります。これは砂湯から上がったときに砂を流すための設備です。
砂湯は利用時間が10分から15分と限られているため、まずは急いで浴衣に着替えましょう。
photo by 宮川マロ
脱衣所にはコインロッカーが完備されていますが、返金式ではありません。料金は100円。
脱衣所と上がり湯は男女別ですが、奥では繋がっていて、砂湯は男女同じ浴室となっています。
photo by 宮川マロ
浴衣は上記の写真のように着用します。肌着は着けません。浴衣を着る時に注意するのは、前の合わせ目の左側が上になるようにすること。理由は、死者に着せる死に装束の合せ目を右上にする風習があり縁起が悪いとされているからです。
髪に砂が付くので髪の長い人は頭の高い位置でまとめるか、シャワーキャップを着用するようにして下さい。
photo by 宮川マロ
スタッフの方の指示に従い、砂の上に横になると、「じょれん」と呼ばれるスコップのような器具を用いて体の上から熱い砂がかけられていきます。
そうだったの!?竹瓦温泉独自の砂湯の作り方
photo by 宮川マロ
ところで、砂湯の浴室は中央を足場で仕切られていることにお気づきでしょうか？ 仕切りを境に半分には砂が、もう半分には液体が満ちています。
液体の正体は温泉。この下に砂湯で使う砂が沈んでいます。竹瓦温泉では、このように砂を温泉に浸すことで温めているのです。1時間30分おきに温泉を抜き、片面ずつ使用しています。
photo by 宮川マロ
水分を含んだ砂は想像以上に重量があり、体に砂を乗せるたびに「ズシッ、ズシッ」と体全体に、砂の重みがのしかかってきます。
しかしこの全身を押さえつけられる感覚には不思議なリラックス効果があり、経験したこともないような安らぎを感じられるでしょう。あまりの気持ちよさに、10分というわずかな時間内で熟睡してしまう人も少なくないそうです。
photo by 宮川マロ
砂に含まれる水分がミソで、砂と体の隙間を蒸気が循環することで、体を芯からじんわりと温めてくれます。10分なんてあっという間。顔が外に出ているので、息が苦しくなったりもせずサウナが苦手な方にもオススメです。
photo by 宮川マロ
時間になったら係の人が声をかけて下さいますので、指示に従って自分で体の上の砂を落として下さい。
photo by 宮川マロ
砂湯から上がると、脱衣所に戻ってまずは浴衣を脱いでシャワーでよく砂を落とし、上がり湯入ってから服を着ます。
砂の付いた浴衣は、シャワーの前にあるバスケットに入れておけば、施設の人が後で回収して下さいます。
最後に
歴史的建造物を鑑賞しながらの砂湯が楽しめる竹瓦温泉、いかがでしたか？
砂湯の利用時間は 8：00～22：30(最終受付21：30)となっていますのでご注意下さい。
最大8名同時利用が可能です。浴槽の準備や混雑の状況によりお待ちいただく場合があります。
Written by
本記事の情報は取材・執筆当時のものです。記事公開後に商品やサービスの内容・料金が変更となる可能性があります。ご利用の際は改めてご確認ください。また、記事には、アフィリエイトリンクが含まれている場合があります。商品の購入、予約にあたっては、慎重にご検討いただきますようお願いします。特集
More
