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大分県「別府海浜砂湯」で、砂の温泉に埋まってみよう!
この記事は、大分県の別府にある別府海浜砂湯を紹介しています。別府海浜砂湯の入り方や、料金、浴衣のレンタル方法、砂湯に入った後にどこで砂を流すのか、コインロッカーの情報など、別府海浜砂湯に関する情報をすべて紹介しています。
※「別府海浜砂湯」は閉店しましたが、別府には砂湯を提供している他の施設があります。その一つが有名な温泉施設「竹瓦温泉」です。
日本人は温泉が大好き。全国に温泉地がありますし、その種類もさまざまです。
特に別府は湧湯量が日本一で、ここに来れば色々な種類の温泉が楽しめると言われています。街のいたるところから温泉が湧いていて、湯気がたっているのも別府の特徴です。
そんな別府のちょっと変わった温泉、「別府海浜砂湯」を紹介します。
別府海浜砂湯とは
「別府海浜砂湯」は海岸沿いにある温泉で、お湯に入るのではなく、温かい砂に入るのが特徴です。全身を砂の中に入れ、顔だけ出すというのがユニークです。15分ほど入れば汗をかき、体がポカポカと温まります。
別府に住んでいる人は、友人が別府に遊びに来ると、まずは「別府海浜砂湯」に連れていくのだとか。日本人にとっても珍しい温泉なのです。
別府海浜砂湯に入るには
では「別府海浜砂湯」への入り方を詳しく紹介していきます。
「別府海浜砂湯」に入るには、まず受付でお金を支払います。金額は1,030円です。
お金を払うと「砂掛券」と書かれた小さな紙切れと、男性は紺色、女性は赤色の浴衣を受け取ります。「砂掛券」は砂湯に入るまで持っていましょう。
次にロッカールームで浴衣に着替えます。着ている服は下着も含めて全てを脱いで、浴衣だけを着ましょう。浴衣に慣れていない海外からの利用者の場合、中に水着を着たり、浴衣を2枚利用することもあるそうです。
ロッカーを利用するには100円玉が必要です(100円は戻ってきません)。ない場合は、受付でお札を崩してもらいましょう。
砂湯の入り方が描かれているので、事前に流れを確認しておくと安心です。
着替えたら砂場へ向かいます。「砂掛券」を渡せば、寝る場所を教えてくれます。木の枕の上に頭を乗せ、砂の上に寝ましょう。
体をまっすぐにし、寝ているだけで大丈夫です。あとは担当の方に身を委ねるだけです。
このような感じで、砂を体に掛けていきます。
数分でこのような状態になります。首まわりにも砂をかけます。
首まわりは手を使って丁寧に砂をかけてくれます。
首まで完全に砂に埋まりました。体の下からゆっくりと温まり、とても気持ちがいい様子です。
目を瞑って寝るのもよし、海を見ながらリラックスするのもよし、空をずっと見ているのも良しです。
砂湯から出るには
15分経つと、担当の方が声をかけてくれます。まずは手を砂から出します。
次に体の上にある砂を落とします。
体の上の砂を落としたら、あとは立ち上がるだけです。このように泥だらけになっています。
砂湯から出たら、ロッカールームの横にあるシャワーで砂を流しましょう。
シャワーの横には、使用済みの浴衣を入れる場所があります。
砂を流したら、横にある温泉でゆっくりできます。
寒い時期は砂湯から出てすぐに外気に触れるので体が冷えてしまいます。ここでゆっくり温まってください。
おわりに
別府に来た際には「別府海浜砂湯」に立ち寄ってみてください。ここでしか体験できない貴重な体験をすることができます。温泉の湧出量が日本一である、別府という場所ならではの施設です。砂湯までカメラを持っていけば、スタッフの方が無料で写真を撮影してくれます。大分旅行の記念にいかがでしょうか。
Information
別府海浜砂湯
住所:別府市上人ヶ浜9
営業時間:3月~11月期 8:30~18:00(最終受付は17:00)/12月~2月期 9:00~17:00(最終受付は16:00)
定休日:毎月第4水曜日(祝日の場合翌日)
Wi-Fi環境:-
クレジットカードの有無と種類:-
言語対応レベル:-
他言語メニューの有無:-
最寄り駅:JR別府大学駅
アクセス:JR別府大学駅から徒歩5分
価格帯:1,030円
宗教情報:-
電話番号:0977-66-5737
公式HP:別府海浜砂湯