鳥取市の工芸と果物を満喫!バスで行けるオススメスポット7選
鳥取市といえば、砂丘が有名ですが、鳥取市内には他にも和紙作り体験、梨狩り、素晴らしい自然スポット、魅力的な伝統工芸など魅力的な場所がたくさんあります。便利な路線バス3日間乗り放題チケットを利用して、鳥取市内を探索しましょう。
伝統工芸と果物の街 鳥取市
日本の中国地方に位置する鳥取県は日本海沿岸の広大な地域に広がっており、砂丘、澄んだ海、壮大な岩石層から成る独特の景観が有名です。鳥取県の西側には人気観光地、大山があり、中央に位置する倉吉市周辺には、、三朝温泉や伝統的な街並みがあり、国内外の観光客から人気を集めています。
一方鳥取市の周辺には、有名な砂丘や浦富海岸しかないと思っていませんか? 市内や周辺地域には、地元の伝統工芸や歴史的建造物を見られる場所や、鳥取の名産である梨を味わえるスポットもあるんです!
この記事では、鳥取市内の各エリアで楽しめるスポットを紹介します。これらの場所には路線バスでも行くことができますよ。
便利でお得な路線バス3日間乗り放題チケットを利用しよう!
鳥取観光を最大限に楽しむには、レンタカーも良いですが、路線バスでの移動もオススメです。
バスで移動する場合は、便利な「鳥取藩のりあいばす乗り放題手形」を利用しましょう。
料金は1,800円(税込)で、有効期間の3日間、何度でも鳥取県内の路線バスに乗ることができます。チケットは木製か紙製のカードのいずれかを選択することができます。木製のチケットにすれば、旅の大切な記念品になりますよ。
「鳥取藩のりあいばす乗り放題手形」の木製チケットは、鳥取県の東部、中部、西部という3つの地域で絵柄が異なります。 鳥取市では、鳥取駅バスターミナル、鳥取市観光案内所(鳥取駅)、日の丸バス鳥取営業所、鳥取空港で購入できます。
利用できるバス路線・時刻表については、こちらの「鳥取藩のりあいばす乗り放題手形」と鳥取市内バス(日本語のみ)のページを参照してください。
それでは、鳥取市の魅力的なスポットを地域別に見てみましょう。
鳥取市中心部
1.東照宮と樗谿公園でエネルギーチャージしよう
鳥取東照宮は、何世紀にもわたる内戦を経て平和をもたらし、徳川幕府を開いた徳川家康公をまつっています。家康公のひ孫にあたる鳥取藩主池田光仲公によって、日光東照宮の御分霊を受けて建立されました。
境内に入ったらまずはお賽銭を入れてお祈りしましょう。
東照宮は緑豊かな森林を持つ樗谿(おうちだに)公園に囲まれています。 春には梅の花、夏にはホタルを見るために多くの人が訪れるそう。 自然の美しさと静けさを味わえるパワースポットです。
2.「わらべ館」を家族みんなで楽しもう
童謡・唱歌とおもちゃのミュージアム「わらべ館」は、童謡、おもちゃの歴史を知ることができる博物館で、遊び場もあり、子どもに戻った気分で楽しめる施設です。
1Fでは日本の童謡の歴史が紹介されています。約100年前の小学校の教室を再現したコーナーもあり、机に向かって座ると、懐かしい気持ちになるはず。
2Fには遊び場が。おもちゃを手に取って自由に遊ぶことができるほか、子どものための遊び場もあります。珍しいおもちゃにも遭遇できるかもしれませんよ。
3Fには日本をはじめ世界中から集められたヴィンテージのおもちゃと現代的な玩具が展示されています。手に取って遊べるよう、テーブルに置かれているおもちゃもあるので楽しめますね。
訪問時には、ここで遊ぶための時間をゆっくりとることをオススメします。
3.鳥取城跡と仁風閣で鳥取の歴史を感じよう
鳥取城は藩主が藩内を見渡すことができるように高台に建てられました。現在は石垣の上に城跡が残されています。
敷地内には、仁風閣と呼ばれる、かつて外交会議や地元会合の会場として使われた建物もあります。1907年に建てられたフランスルネッサンス様式の建造物で、鳥取市で最初に電気設備が完備した、当時の最先端の住居でした。
鳥取の歴史を感じられる人気観光スポットです。
福部エリア
4.果樹園の「味果園」で好きなだけ新鮮な梨を食べよう
鳥取は高品質な梨と柿で有名です。日本の梨は形が丸く、みずみずしいのが特徴。初秋に鳥取を訪れるなら、ぜひ市内の果樹園で、採りたての梨を味わってください。
「味果園」は、鳥取市内で最も人気のある梨狩りスポットです。梨の収穫に最適な時期は8月から9月ですが、11月中旬まで収穫できる品種もあるそう。
「味果園」では化学薬品を使用せず、紙袋を使って梨を育て、埃や虫から梨を守っています。
入園料を払って果樹園に入ると、テーブルに案内されてお皿とナイフが渡されます。好きな梨を自分で採っていただいましょう。1時間以内であれば好きなだけ食べることができますよ。追加料金で梨を持ち帰ることもできます。
鳥取に行ったら、日本の梨をおなかいっぱい味わいましょう!
住所
鳥取県鳥取市福部町湯山1206
営業日・時間
9:00~17:00
WiFi環境
無
クレジットカードの有無と種類
無
アクセス
鳥取駅
アクセス
鳥取駅よりバスで21分程度。路線バス「岩井線」に乗って、浜湯山バス停で下車。
料金
梨狩り 大人 1000円、小人 400円~800円 (子どもの年齢によって若干異なります)
電話番号
0857-75-2175
Webサイト
http://www.mikaen.jp/index.php
青谷エリア
5.「あおや和紙工房」で伝統的な和紙を作ろう
「あおや和紙工房」は、自然に囲まれた山の上にあります。
和紙は伝統的な日本の紙です。「あおや和紙工房」は最も古くからある和紙の1つ、因州和紙を専門としており、和紙でつくられた人形などの展示もしています。
展示品は購入できませんが、ショップにも素敵な和紙製品がたくさん。和紙のはがきやイヤリングなどの既製品、またランプシェードなどの手作り製品はおみやげにぴったりです。
時間が許せば和紙作りに挑戦してみてください。体験料はサイズによって異なり300〜500円(税込)程度です。オプションで自分で作った和紙を使ってオリジナルランプシェードもできます。
自分だけのオリジナル和紙作り体験は、とても楽しい旅の思い出となりますよ。
河原エリア
6.「中井窯」で伝統的な鳥取の民衆的工芸を堪能
伝統的な鳥取の陶器を見たければ、「中井窯」を訪れてみてください。
「中井窯」は、鳥取市で最も歴史のある窯元の一つです。ここの陶器は数世紀前から変わらず、繊細な技法で作られています。
鳥取の伝統民芸陶器は、黒と緑、白の三色を使用しているのが特徴。 これらの三色を多種多様なパターンに組み合わせて、個性的な陶器が制作されます。
棚に並ぶ陶器のほとんどが販売品です。「中井窯」はとても人気が高く、日本中からこの伝統的陶器を求めて人々が訪れます。鳥取を訪れた記念の品にオススメです。
岩美エリア
7.「岩井窯」でおしゃれな鳥取の陶器を見つけよう
「岩井窯」は鳥取市の隣の岩美郡にあります。こちらの陶器も、鳥取が誇る伝統工芸品の1つで、オーナーは50年も陶器を制作し続けています。
展示室の1Fにはオーナーの所有するヨーロッパの陶器や家具が、2Fには陶器のコレクションが展示されています。
展示室の隣にはアトリエとお店があり、ここで陶器を購入することができます。
「岩井窯」の陶器は、現代風のデザインが多く日常的に使いやすいのが特徴。箸置きのような伝統的な日本の陶器と一緒に、小さなミルクピッチャーなどのユニークなものを見つけることができます。
お腹が空いたら、看板犬の名にちなんで名付けられた「喫茶 HANA」に立ち寄ってみては? 料理を「岩井窯」の陶器でいただけますよ。
帰る前に犬の「はな」に挨拶するのも忘れずに! 有名な忠犬ハチ公と同じ、秋田犬です。
鳥取市周辺で遊んで、いい思い出を作ろう!
鳥取市周辺にはまだまだたくさんの見どころがあります。砂丘観光などで鳥取市を訪れるなら、今回紹介したような鳥取市の魅力的なスポットもあわせて訪れてみてください!
鳥取県公式HPでは、他にも楽しい旅先が見つかります:http://www.tottori-tour.jp/en/
そして、MATCHAの鳥取特集もお忘れなく!
あわせて読みたい
Written by Chiara Mischke
Sponsored by Tottori Prefecture