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5000杯食べたマニアがオススメ!東京駅・日本橋周辺のイチオシ人気ラーメン20選
通算5,000杯以上のラーメンを食べた筆者が、東京駅・日本橋周辺のオススメラーメンを厳選してご紹介します。今回は東京駅・日本橋周辺にある膨大な数のラーメン店から、バラエティ豊かなラーメン店をピックアップしてみました。
常に賑わうラーメン激戦区、東京駅・日本橋
東京の中心街とも言える東京駅・日本橋エリアは、平日はビジネスマン、土日は観光客を中心に常に多くの人で賑わっています。そんな東京駅・日本橋エリアには、老舗から新店まで多くのラーメン店があり、実はかなりのラーメン激戦区。
それだけ多くのラーメン店があると、どこのラーメンを食べようか迷う人も多いと思うので、年間約900杯、通算5,000杯以上を食べている超ラーメンマニアの筆者が、実際に食べ歩いて選んだ本当においしいラーメン店をご紹介します。
1.定番ラーメンからビーガン向けまで豊富に揃う「ソラノイロ NIPPON」 東京駅
定番の醤油ラーメンから、まだまだ珍しいビーガンラーメンまで幅広いメニューを揃える「東京ラーメンストリート」内の人気ラーメン店が、この「ソラノイロ NIPPON」です。東京ラーメンストリートとは、東京駅構内・八重洲南口B1Fにあるラーメン店が集まるエリア。この店のオススメの1つが、醤油ラーメンにたっぷりチャーシューが入る、写真の「花びらチャーシューメン」(税込1,100円)。
スープは豚や鶏をメインに使い、そこに魚介を少し加えた構成です。醤油ダレによる味付けも比較的強めで、一般的なあっさり醤油ラーメンとは一味違う仕上がりになっています。たっぷり入るチャーシューは、その香ばしさが印象的な絶品で、これだけ入って1,100円は安すぎます。また、ビーガン向けには「ビーガンベジソバ」があります。
「ソラノイロ NIPPON」では8:30から朝営業もやっており、朝食として軽く食べられるラーメンを提供しています。東京駅は各地へ移動する際に利用することも多いと思うので、機会があればぜひ「ソラノイロ NIPPON」の朝ラーメンを食べてみてください。
2.煮干しラーメンにこだわる「東京煮干し らーめん玉」 東京駅
東京のお隣・神奈川県に本店を構える有名ラーメングループが、東京駅の東京ラーメンストリートにも進出してきました。すべてのラーメンで煮干しを使用しており、中でもオススメしたいのが、東京駅限定の「抜群煮干しらーめん」です(税込1,000円)。
スープは透明感がありながら煮干しが強烈に効いており、ラーメンマニアの筆者でも一口目で少し驚いたほど。歯応えの強い麺とも相性よく、シンプルな構成ながら実に素晴らしいラーメンに仕上がっています。魚介系のラーメンが苦手な人にはオススメしませんが、そうでなければぜひ食べてみてほしい。
店内で削ったかつお節を使った、「とろけるかつお節ごはん」もオススメなので、ぜひラーメンと一緒に注文してみてください。ラーメンだけではちょっと物足りないと感じる人も、それなら満足できるはず。
3.東京を代表するつけ麺の名店「六厘舎」 東京駅
東京はもちろん、全国にその名が知れ渡るつけ麺の名店が、東京駅にある東京ラーメンストリートにも出店しています。ラーメンもありますが、お客さんのほとんどは写真の「つけめん」を注文しています(写真は味玉などが追加される「特製つけめん」で、税込1,060円)。
濃厚な豚骨スープに魚介をあわせるのは、今やつけめんの定番スタイルとなっていますが、六厘舎はそのおいしさを日本中に知らしめた店の1つです。極太麺とスープの絡みもよく、つけ麺好きにはたまりません。トッピングの「豚ほぐし」(税込180円)を入れると、麺とスープの絡みがさらによくなってオススメです(特製には入っています)。
常に多くの人が行き交う東京駅という場所柄、ここでは7:30から朝営業もやっています。朝はラーメンはなくつけ麺のみの販売で、ややスープがあっさりで麺量も少なめ。朝食に食べるには、ピッタリなつけ麺となっているので、東京駅から各地へ移動する際には立ち寄ってみてください。
4.力強い味わいの絶品塩ラーメン「ひるがお 東京駅店」 東京駅
東京駅周辺で塩ラーメンが食べたくなったら、東京ラーメンストリート内にある「ひるがお 東京駅店」へ行くといいでしょう。ここで1番人気なのが、基本の塩ラーメンに色々トッピングが追加される、写真の「塩らーめん ひるがお盛り」です(税込1,080円)。
ホタテや貝柱をメインに使ったスープは、透き通っていながら旨味が非常に強く、塩ラーメンがあっさりした味と思っていた人は驚くはず。それでいて食べやすく上品さも感じられ、店主の自信作だというのもわかります。
個人的には味玉もオススメで、写真の「ひるがお盛り」のように味玉が付くメニューをぜひ注文してみてほしい。味玉は醤油ダレで仕上げるお店が多いのですが、ここではラーメンに合わせて味玉も塩味で仕上げており、そのさっぱりした味わいは醤油味とは少し違います。
5.臭みを抑えた食べやすい豚骨ラーメン「俺式 純」 東京駅
東京駅近辺で豚骨ラーメンを食べたくなったら、東京ラーメンストリートにあるこの「俺式 純」へ行くといいでしょう。1番人気は、基本の豚骨ラーメンに味玉やチャーシューなどが追加される、写真の「豚骨DX」です(税込1,030円)。
豚骨ラーメンは豚骨の独特なにおいによって好き嫌いが分かれやすいですが、ここの豚骨ラーメンは臭みを抑えた仕上がりが特徴的。誰でも食べやすい豚骨ラーメンとなっています。最後まで伸びにくい麺の出来栄えも素晴らしいです。
豚骨ラーメンでは定番となっている替え玉も用意されていますが、ここでオススメしたいのがオリジナルメニューの「すごい替え玉」(税込300円)。通常の替え玉は、残ったスープに茹で上がった麺を入れる“おかわり”のようなものですが、この替え玉は麺以外にもチャーシューやネギがたっぷり入り、タレもかかっています。そのため、そのまま食べたり、残った豚骨スープに入れたりと、色々な食べ方で楽しめます。
6.マイルドな味わいの味噌ラーメン「つじ田 味噌の章 東京駅店」 東京駅
東京駅周辺で味噌ラーメンが食べたくなったら、この「つじ田 味噌の章 東京駅店」へ行くといいでしょう。合計4種類の味噌ラーメンが用意されており、基本メニューは写真の「味噌らーめん」です(写真は味玉とチャーシュー1枚追加で、税込1,050円)。
札幌の味噌ラーメンに少しアレンジを加えたもので、やや油多めながらもスープ自体は適度な濃度で食べやすい味わい。山椒の香りが、いいアクセントになっています。このスープに合わせる黄色い縮れ麺は、札幌風の味噌ラーメンでは定番と言える組み合わせで、間違いないおいしさです。
卓上に生ニンニクや一味唐辛子などが置いてあり、後半はそれらを使って味の変化を楽しむのがオススメの食べ方。ご飯との相性もいいので、ご飯好きの人は最初からそれがついてくるセットにするのがいいでしょう。
7.札幌発の海老ラーメン「えびそば一幻 八重洲地下街店」 東京駅
札幌の本店では長蛇の行列ができる大人気ラーメン店が、東京駅の八重洲地下街にも出店しています。大量の海老を使った独特のラーメンは塩・醤油・味噌の3種類あり、さらに海老スープの濃さも2段階から選択可能。個人的なオススメは写真の「そのまましお」です(税込780円)。
スープは甘海老の頭を煮込んで抽出したもので、香味油にも海老を使うことで、味も香りもすべてに至るまで海老尽くしなラーメンに仕上がっています。海老が苦手な人にはオススメできませんが、逆に海老好きならハマること間違いなしのラーメンです。
店内はバリアフリーになっており、ベビーカーや車椅子などでも問題なく入店可能です。さらにテーブル席も用意されているので、なかなか行列しているラーメン店に行くのが難しいファミリー層などでも、ここなら問題なくラーメンを楽しめるはずです。
8.東京駅を代表する老舗ラーメン「旭川ラーメン 番外地 八重洲北口店」 東京駅
東京駅近辺では古くからあり、東京駅直結の八重洲地下街に店舗を構える老舗ラーメン店が、この「旭川ラーメン 番外地 八重洲北口店」です。北海道の旭川ラーメンでは醤油ラーメンがスタンダードなのですが、ここで人気のあるメニューは写真の「味噌ラーメン」です(税込700円)。
スープの表面には油膜がやや厚めに張っており、これは寒い時期でもラーメンのスープが冷めるのを防ぐための北海道らしい手法と言えるでしょう。同じ北海道の札幌味噌ラーメンと比べると、あっさりした感じで食べやすく、甘みのある味わいが特徴的です。
ラーメン以外に、17:00以降は野菜炒めや揚げ物などの一品料理なども豊富に提供されます。東京駅近隣のサラリーマンには知られた存在で、仕事帰りにお酒を飲みながらラーメンを食べているスーツ姿のお客さんもたくさん見かけます。
9.東京でも珍しいビーガンメニュー専門店「T’sたんたん 東京駅京葉ストリート店」 東京駅
東京駅構内にある、ラーメンも含むビーガン料理専門の人気店が、この「T’sたんたん 東京駅京葉ストリート店」です。メニューは多くありますが、オススメの1つが写真の「白ごまたんたん&ソイミートの甘酢唐揚げ」のAセットです(税込1,150円)。
植物性素材だけで作られているにもかかわらず、しっかりと満足感のある味わいに驚くことでしょう。何も言われなければ、豚や鶏が入っていると思ってしまうほどです。セットの唐揚げも、鶏肉で作ったものと全然変わらない仕上がりです。
すでにその存在が知られているのか、日本人よりも訪日旅行客がかなり多くて賑わっています。注意点として、店舗はJR東京駅構内にあるため、JRを利用しない場合は140円の入場券が必要になります。
10.海外にも進出するつけ麺の人気店「つじ田 日本橋八重洲店」 東京駅
東京都内に多数の系列店舗を構え、アメリカなどにも進出するつけ麺メインの人気ラーメン店が、ここ東京駅・日本橋エリアにも出店しています。ラーメンもありますが、やはりまず食べてほしいのは写真の「濃厚つけ麺」です(税込880円)。
地鶏・豚・魚介など厳選した多数の素材から作る自慢のスープは、旨味たっぷりで濃厚ながら上品さも感じる仕上がりが特徴的。この濃厚スープに太麺の組み合わせは、つけ麺では鉄板と言えるもので、誰が食べてもおいしいと思えるはず。つけ麺を食べたことがない人には、ぜひトライしてみてほしいです。
途中で麺の器に入っているスダチや、卓上の黒七味(※1)を麺にかけるのが、お店オススメの食べ方なのでお試しあれ。ただしスダチは少量で効果が非常に強いので、あまり搾りすぎないようにご注意ください。
※1:七味......唐辛子など数種類の香辛料をブレンドした、日本のミックススパイス。
11.日本一の有名店が遂に東京進出「松戸富田麺絆」 東京駅
千葉県に本店を構え、全国にその名を轟かす超有名ラーメン店が、東京の中心地・東京駅にも進出を果たしました。メニューは3種類ほどある中で、まずは代名詞とも言える写真の「濃厚つけめん」をぜひ(写真は麺の大盛りとチャーシュー追加で、税込1,670円)。
大量の豚骨や魚介などを使ったスープは、圧倒的濃度ながら上品さすら感じさせる極上かつ唯一無二の味わい。合わせる麺は自家製で、麺単体でも小麦由来の甘みと香りが強く、とにかく物凄くおいしい。追加したチャーシュー「柏幻霜ポーク」も600円と高めの値段ですが、それ以上の価値があります。
その知名度ゆえ、かなりの行列になっている場合が多いものの、回転も早いので待ち時間は意外と短いです。ラーメンやつけ麺のおいしさ以外にも、こういったオペレーションなども完璧なのが、名店たる所以です。
12.また食べたくなる醤油ラーメン「中華そば 福味 東京駅KITTE店」 東京駅
東京駅近くで醤油ラーメンが食べたくなったら、この「中華そば 福味 東京駅KITTE店」は絶対に外せない候補の1つ。ラーメンの種類はいくつかあるものの、看板メニューは、写真の「中華そば 贅の盛り」です(税込1,120円)。
醤油味のスープはラーメンとして珍しくないものの、芳醇な香りと旨味があって実においしく、思わず最後まで飲み干したくなります。麺は自家製で、適度な歯応えと小麦の甘みが感じられます。トッピングのチャーシューやメンマなども秀逸で、これは食べてみる価値が大いにあります。
サイドメニューの「よだれ鶏カレーライス」(税込580円)もここの名物となっています。辛味と痺れを効かせ中華風に味付けされた鶏肉と、カレーライスを融合させたオリジナルメニューで、お腹に余裕があればぜひラーメンと一緒に注文してみてください。
13.東京屈指の激ウマ担々麺「四川担担麺 阿吽 キッテグランシェ店」 東京駅
東京でもトップクラスの担々麺を味わえる有名店が、東京駅エリアにも進出してきました。白ゴマと黒ゴマ、さらにそれぞれ汁なしと汁ありが用意されており、オススメは白の「つゆ無し担担麺」です(写真は肉増しで、税込1,080円)。
汁なしは器の底の方にタレなどが溜まってしまうので、よく混ぜてから食べましょう。練りゴマの風味やラー油の辛味、そして山椒の痺れをしっかり感じられる絶品で素晴らしくおいしい。途中で温泉玉子(税込100円)を加えると、味がまろやかになってまた美味。
辛さや痺れは調節可能で、基本でも少々辛めとなっているものの、個人的にも辛めの方がおいしいと思います。また、汁なしの場合、麺を食べ終わるとどうしてもタレや具材が残ってしまうので、そこにライスを入れて残さず味わい尽くすのがいいでしょう。
14.豚骨ラーメンの本場からやってきた「博多屋台ラーメン一幸舎 キッテグランシェ店」 東京駅
豚骨ラーメンの本場・福岡県の博多に本店を構え、アジアなど海外にも進出する人気ラーメン店が、東京駅にも出店してきました。博多ラーメンの原点とも言える屋台のラーメンをモチーフにしており、1番人気は写真の「味玉ラーメン」です(税込900円)。
豚骨スープは薄すぎず濃すぎず適度な濃度で非常に食べやすく、それでいて深みもあります。豚骨ラーメンにありがちな臭みも抑えてあるので、豚骨ラーメンが苦手な人にも、ぜひトライしてみてほしいです。
博多ラーメンでは定番の替え玉(税込150円)もあり、替え玉を頼んだら卓上のニンニクなどを入れて味の変化を楽しむのがオススメの食べ方。そんなにたくさん食べられない人のために、麺量が半分の半替え玉(税込100円)も用意されているのがありがたいです。
15.老舗洋食店が繰り出す絶品ラーメン「たいめいけん らーめんコーナー」 日本橋
「たいめいけん」は元々、東京駅・日本橋周辺では洋食の名店として非常に有名なお店なのですが、実はここにはラーメン専門の立ち食いコーナーがあります。ラーメンは醤油味と味噌味の2種類あり、初めてなら醤油味の「ラーメン」を頼むといいでしょう(税込750円)。
構成としてはシンプルな醤油ラーメンですが、スープに野菜の甘みを強めに感じるところが洋食店らしい。決して侮れないレベルのラーメンで、ラーメン好きなら一度は食べてみる価値はあります。昼時は、東京駅・日本橋近隣のビジネスマンで混むので、少し時間をずらして行くのがオススメ。
ちなみに立ち食いが嫌な場合は、レストラン内で座って食べることも可能なのでご安心ください。また、日曜・祝日は立ち食いコーナーはやっていないそうで、同じくレストラン内に入って注文する形になります。
16.自家製麺のおいしさ際立つ「日本橋製麺庵 なな蓮」 日本橋・三越前
実はこの記事で紹介する東京駅・日本橋周辺のラーメン店の中で、個人的に1番好きなのがこの「日本橋製麺庵 なな蓮」です。あっさりラーメンから濃厚なつけ麺までメニューは揃い、イチオシは写真の「濃い出汁つけそば」です(写真は麺の大盛りとトッピングが追加される特製で、税込1,300円)。
鶏・豚・魚介をたっぷりと用いたスープは、無化調ながらしっかりと旨味があって濃厚。それに合わせるのは、数種類の国産小麦をブレンドした打ちたて自家製麺で、この麺が本当に絶品です。味わいや歯ごたえなどどこを取っても一級品で、麺をスープにつけてすすれば、至福の時が訪れるでしょう。
「なな蓮」では、夜営業で一品料理やアルコール類も提供しており、おつまみを肴にお酒を飲み、ラーメンで締める、など最後まで楽しめます。夜は極端に混雑することも少なく、ゆっくりラーメンやお酒を堪能できる点でもオススメです。
17.鶏白湯スープが絶品「麺 やまらぁ」 人形町
東京駅・日本橋周辺はもとより、東京全域で見てもハイレベルな鶏白湯ラーメンを味わえる人形町の人気ラーメン店が、この「麺 やまらぁ」 です。醤油・塩・味噌などメニューは豊富にあり、自慢の鶏白湯スープのよさをシンプルに堪能するなら写真の「しおらぁ」がオススメ(税込750円)。
「やまらぁ」の鶏白湯スープは、鶏に加えてたっぷりの野菜を用いることで、濃厚クリーミーながらくどくない仕上がりが特徴的。中太麺との相性も抜群で素晴らしい。鶏白湯ラーメン好きなら、絶対に好きになるはずです。
鶏白湯のラーメンやつけ麺以外に、名古屋発祥の新ご当地グルメ、台湾まぜそばも人気があるよう。ピリ辛の挽き肉と刻んだ野菜、卵黄などを麺とよく混ぜて食べるもので、非常に中毒性が高くクセになる味わいとなっています。
18.蟹を使った唯一無二のラーメン「crab台風。」 人形町
ラーメン業界でもまだまだ珍しい、蟹を使った個性派ラーメンで人気を博すのが、この「crab台風。」です。メニューはラーメンと油そばの2種類で、まずはラーメンの方である写真の「蟹そば」を食べてみてください(写真は肉増しで、税込1,200円)。
豚骨ベースに大量の蟹を合わせたスープは、非常に濃厚で両方の風味が強く出た仕上がりが特徴的。好みは分かれるかもしれませんが、好きな人はとことんハマるはず。他では味わえないここだけのラーメンで、一度は食べてみる価値があります。
ラーメンの麺を食べ終わった後は、プラス130円で注文できる雑炊セットがオススメ。残ったスープを渡すと、スタッフがそこにご飯を入れて熱々の状態に加熱して返してくれます。これがまた絶品で、個人的にはラーメンよりもおいしいと感じてしまうぐらいです。
19.食べたいラーメンが必ず見つかる「ラーメン雷鳥」 茅場町
日本橋の東、茅場町にある人気ラーメン店が、この「ラーメン雷鳥(サンダーバード)」です。あっさりラーメンから濃厚つけ麺・油そばなど多彩なメニューが揃い、好みのラーメンがきっと見つかるはず。個人的なオススメは、写真の「3号油そば」です(税込780円)。
構成としてはシンプルな油そばで、自慢の自家製麺のおいしさを醤油ダレが引き立てます。温泉玉子が別皿で提供され、途中でそれを入れるとまろやかな味わいになってまた実においしい。卓上に置いてある、ラー油や酢を入れるのもいいでしょう。
店内は明るく清潔感があり、東京都心部のラーメン店では珍しくテーブル席も複数設置されています。そのため、多少人数が多くてもゆったりとラーメンを楽しめるはずです。1つ注意点として、営業しているのは平日のみです。
20.作り立ての手打ち麺に驚き「麺や七彩 八丁堀店」 東京駅・八丁堀
素材や調味料を徹底的に吟味し、身体に優しい絶品無化調ラーメンを味わえるのが、この「麺や七彩 八丁堀店」です。東京駅からも歩いて行くことができ、アクセスも便利。まずは写真の、「喜多方らーめん(煮干)」をぜひ(写真は味玉とチャーシュー追加で、税込1,220円)。
最大のウリは、なんと注文を受けてから作る自家製手打ち麺。席によってはそれを目の前で見ることができ、ものの数分で麺が作られる様は圧巻です。ふんわりした食感に加えて麺自体に甘みがあり、強烈に煮干し(※2)が効いたスープとの相性も抜群。中盛り・大盛りが同料金なのも、ありがたいです。
「麺や七彩」では、個性的な限定ラーメンにも定評があり、中には毎年恒例のラーメンもあって、それを楽しみにしているファンも多いです。基本的にピーク時は行列ができているので、少し時間をずらして訪問した方がよいでしょう。
※2:煮干し......小魚を煮て乾燥させたもの。
東京駅・日本橋のラーメンを食べ尽くそう
東京駅・日本橋には、非常に多くのラーメン店があることが、お分かりいただけたと思います。東京駅・日本橋でラーメンを食べる際には、ぜひこの記事を参考にして、ご自身の好みのラーメンを見つけてみてください。
旅と音楽とラーメンをこよなく愛するエンジニア。 中学生のときにオーストラリアでホームステイしたことをきっかけに、学生時代はバックパッカーにハマる。そんな中で改めて日本の良さを実感し、それをもっと世界中に広めたいと思ってMATCHAのライターに。 マイブームはカメラで、最近はHDRとタイムラプスに挑戦中。