旅の準備はじめよう
コンビニおにぎりの開け方1・2・3!
おにぎりの開け方を教えます!
日本のソウルフード、おにぎり。
コンビニでも買えて、しかも安い。最も手軽に味わえる日本食のひとつです。
でも、よく目にするのが、外国人旅行客が、買ったコンビニおにぎりを手に戸惑っている光景。
「どうしたらいいんだ…?」「どうやって食べるんだ…?」「この黒いシートは一体なんなんだ…?」
おにぎりは米、具、海苔が一体型になった日本式ファスト・フード。ごはんの中には梅、昆布、たらこ、鮭などの具が入っていて、ごはんとおかずを一緒に食べられるように工夫されています。まわりを包む黒いシート状のものは海苔という海藻です。
OK、では開け方をご紹介しましょう。これさえ読めば、コンビニおにぎりは怖くない!
①「 1 」と書いてあるところをつまんで、下にひっぱる
まずおにぎりを正面から見ます。三角形のてっぺんに、1と書いてある部分があります。
ここをつまんで、
まっすぐ底辺に向かってひっぱります。
②「 2 」のコーナーをひっぱる
そして、2と書いてある右の角をひっぱります。ひねったりせず、角が向いている方向に自然にひっぱるのがコツです。
すると、中のごはんと、外側の海苔が出てきます。海苔のぱりっとした食感を損なわないため、コンビニおにぎりのパッケージには海苔とごはんの間に仕切りがあるのです。
③「 3 」のコーナーをひっぱる
次に、3と書かれている左の角をひっぱりましょう。
右側と同じく、ぱりっとしたままの海苔が出てきて、自然にごはんを包みます。
完成!
海苔がないタイプ
種類豊富なコンビニおにぎり。赤飯や炊き込みごはん、おこわのおにぎりには、巻く海苔がついていません。
こちらも開け方は基本的に海苔付きと同じ。
こんなふうに、
下まで引っ張りましょう。ごはんが見えてきました。
ここでストップ!
海苔がないタイプのおにぎりは、全部むいてしまうと手にごはんがくっついてべたべたします。
左側をむかず、わざと残してそこを持つと、手を汚さず食べられます。
番外編・手巻き寿司
手巻き寿司は手軽に食べられるお寿司の一種です。海外ではスシロールなんて呼ばれています。
米、具、海苔…と、構成はおにぎりと一緒。形が違うだけ?いえいえ、手巻き寿司には、「酢飯」という、お寿司用のごはんが使われています。具によって、わさびが使われているものもあります。
開けてみましょう。
まずここの1と書いてある部分を、
上から下に向かってひっぱります。
開くと、棒状になったごはんと、薄いセロファンに包まれた海苔が見えてきます。
ごはんにかかっているセロファンを開いて、右手で持っている海苔の部分のビニールを外します。
ごはんを海苔が出ている部分まで転がしていきます。
海苔にごはんが乗ったら、海苔の部分を手に持って、海苔をビニールから引き抜きます。出てきた海苔でごはんを巻いて、
完成!
手軽に日本の味を
時間がない時、食事を安く済ませたい時、気軽に日本食を味わってみたい時に便利なコンビニおにぎり。開け方をマスターして、色んな具のおにぎりを味わってみてくださいね!