越前大仏までの行き方を徹底解説

福井県勝山市にある「大師山清大寺 越前大仏」は異世界的な雰囲気が味わえるとして近年人気急上昇中の観光スポットです。 本記事ではそんな越前大仏までの行き方を解説します。越前大仏を訪れる際の参考にしてみてくださいね。
大師山清大寺 越前大仏とは
「大師山清大寺 越前大仏」は、1987年に勝山市の実業家多田清氏が故郷を思い、私財を投じて建設したと言われている寺院と大仏様です。越前大仏は奈良の大仏より2mも大きい像高17mで、屋内座像として日本一の大きさを誇ります。また大仏殿の壁一面には1281体の大理石で作られた石物が並び、その様子が「まるで異世界に迷い込んだようだ」と近年Instagramを中心にSNSで話題となっているフォトスポットとしても人気が高い観光施設です。
福井駅から越前大仏に行くには?
福井駅から越前大仏への行き方は以下の方法があります。
福井駅~越前大仏まで(片道の場合)
- 自家用車 【所要時間】約50分~ 【料金】ガソリン代
- 電車+バス 【所要時間】約1時間20分~【料金】約770円+100円
- 電車+タクシー 【所要時間】約1時間10分~【料金】約770円+1500円
- 電車+徒歩 【所要時間】約1時間45分~【料金】約770円
- 電車+レンタサイクル【所要時間】約1時間15分~【料金】約770円+100~500円
自家用車やレンタカーで時間に追われず快適な旅を!

自家用車やレンタカーで越前大仏に行くには以下のようになります。
JR福井駅から出発する場合
♦所要時間:約50分
♦距離:37km
♦アクセス:中部縦貫道松岡ICから勝山IC下車約10分
♦料金:ガソリン代(中部縦貫道松岡ICー勝山ICまでの区間)
♦駐車場料金:無料(400台収容可能)
電車やバスなどは特定の時間を常に気にしなければなりませんが、自家用車やレンタカーだと自分達のペースで行けたり大量の手荷物になった場合に持ち運びやすいで
す。時間に追われずゆっくり観光したい方や荷物が多くなる方には、自家用車やレンタカーでの移動をおすすめします。
公共交通機関(電車+バス)を利用する場合

福井駅から電車やバスなど公共交通機関を利用していくには以下のようになります。
♦アクセス:JR福井駅からえちぜん鉄道永平寺勝山線に乗り換え、終点勝山駅で下車(約60分)。コミュニティバス(ぐるりん南部方面または平泉寺・猪野瀬便)乗車「越前大仏前」下車(10~20分)。
♦所要時間:約1時間20分
♦料金:約870円(電車:福井駅ー勝山駅大人770円+バス:勝山ー越前大仏前 大人100円(片道))
♦注意点:えちぜん鉄道の勝山駅の到着時刻により乗り換えバスがない可能性あり
土・日・祝日に旅行される方は、えちぜん鉄道が全線乗り放題になる1日フリー切符(1000円)の購入がオススメです。片道770円かかる鉄道料金が、往復1000円で乗車可能になります。土・日・祝日に日帰りで行く場合には、1日フリー切符をご利用いただくとお得です。
また恐竜博物館にも行かれる方は、恐竜博物館の入場券とえちぜん鉄道乗車券、さらに勝山市内のバスが乗り放題になるセット券がえちぜん鉄道福井駅にて販売されています。こちらをご利用いただくと大変お得です。
土日祝日は増便!観光バス「ダイナゴン」も運行!
土・日・祝日のみに運行する観光バス「ダイナゴン」は越前大仏や恐竜博物館、平泉寺白山神社などの主要な観光スポットを周遊できる観光バスです。恐竜博物館セット券をお持ちであれば、観光バス「ダイナゴン」に無料で乗車できます。ぜひ、観光バス「ダイナゴン」を利用して勝山市内の様々な観光スポットを巡ってみてくださいね。
♦料金:大人300円
※12月~3月中旬までは運休している為注意。
https://www.city.katsuyama.fukui.jp/site/koukyou-koutsu/8175.html
勝山駅でバスに乗り換えできないときはタクシーを利用!

都合のよいバスがない場合はタクシーを利用するのがおススメです。
勝山駅から越前大仏までタクシーを利用する場合は以下のようになります。
♦料金:約1500円前後(片道)
♦所要時間:約10分
♦タクシー会社:勝山タクシー(株)(℡0779-88-0534)または大福交通(有)(℡0779-88-1331)
日中は勝山駅前のタクシー乗り場に待機していますが、配車状況によって配車の手配が必要です。タクシー会社にお客様自身で連絡するか、勝山駅舎内にあるタクシー会社専用の公衆電話をご利用ください。
便利とお得の両取り!タクシー+バスで巡るルート
少しでも交通費を安くしたいが、訪問にちょうどいいバスの時間がなくお困りの方におすすめなのが、タクシーとバスの両方で行く方法です。
行きでタクシー帰りにバスを利用する場合も、行きにバス帰りにタクシーを利用する場合も料金と所要時間は下記のようになります。
勝山駅ー越前大仏までの場合
♦料金:タクシー1500円+バス100円=1600円(往復)
♦所要時間:タクシー10分+バス20分=30分(往復)
電車と連携できる時刻のバスがあれば、往路をバスで行き、復路でタクシーを利用する方法がおススメです。電車と連携できる時刻のバスがない場合は、往路でタクシーを使い、復路でバスを利用する方法がよいでしょう。帰路のバスの時刻を基準にして、出発時間や滞在時間などを計画してください。
景色を楽しみながら徒歩やレンタサイクルで勝山駅から越前大仏へ行こう!

天気が良くてお時間に余裕があるという方は、バスやタクシーを使わず最寄りの勝山駅から徒歩やレンタサイクルを利用してはいかがでしょうか。
勝山駅では有料でレンタサイクルの貸し出しをしていますので、ぜひご検討ください。
景色を楽しみながらゆっくりと越前大仏へ向かうのも良いですよ。
♦距離:3.5km
♦所要時間「徒歩の場合」約44分「レンタサイクルの場合」約16分
♦料金(レンタサイクル):普通自転車1回100円、電動アシスト自転車1回500円
♦注意点:雨天時や降雨が予想される時は貸し出しは行いませんのでご注意ください。
自分にあったアクセス方法を選んで、越前大仏を楽しもう!
今回は大師山清大寺 越前大仏への行き方をご紹介しました。
自分の旅程や予算、旅のスタイルにあった交通手段を見つけて、越前大仏を訪れてみてくださいね。
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勝山市は、福井県の東北部に位置しています。 市街地は九頭竜川の流れに沿って形成された川岸段丘に位置し、明治以来の地場産業である繊維産業を基幹産業とした商工業と、古くから農林業が盛んな水と緑の豊かな田園都市です。 春には雪化粧の残る山々を背景に咲き誇る弁天桜が楽しめ、市の無形民俗文化財に指定されている走りやんこではチームごとの真剣なリレーに見物客が盛り上がります。 夏には勝ち山夏物語の花火が夜空に美しく咲き誇ります。 うまいもん祭りには、勝山ならではの懐かしい味わいに舌鼓を打つ人々の笑顔があふれます。 「勝山みの市にないものは馬の角だけ」と言い伝えられてきた年の市では、木工品や民芸品など手作りの商品を会話を楽しみながら手に入れることができるとあって、朝早くから多くの人々で賑わいます。他にも祭りや踊りなど、各地区に伝統的な行事がいくつも残っています。 これらは人々の生活やコミュニケーションの場の中で成り立ってきたもので、それぞれの熱い思いの結晶として勝山にしかない独自の魅力をつくっています。