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日本全国のラーメンが京都で食べられる「京都拉麺小路」
日本と言えば"ラーメン"。訪日観光客の中には、おいしいラーメンを期待して日本を訪れる方も多いことでしょう。京都駅には日本中のラーメンを食べることのできる施設「京都拉麺小路」があります。
日本と言えば「ラーメン」。訪日観光客の中には、おいしいラーメンを期待して日本を訪れる方も多いことでしょう。
とはいえ人気の観光地で食べられるラーメンの種類は限られています。日本には各地方に個性豊かな“ご当地ラーメン”があるのですが、そういったラーメンはその土地にしかお店を出していないことが多いからです。
本来なら各地方でしかなかなかお目に掛かれない“ご当地ラーメン”ですが、京都駅には日本中のラーメンを食べることのできる施設があります。
全国のラーメンが集結!京都拉麺小路
それが、JR京都駅のすぐそばにある「京都拉麺小路(きょうとらーめんこうじ)」です。
京都拉麺小路には、全国8店舗(札幌・福島・東京・富山・大阪・京都・徳島・博多)のラーメン店がテナントとして入っており、京都にいながらにして各土地のラーメンを食べることができます。
京都駅の駅ビル(えきびる:駅舎を利用した商業ビル)内にあるため、京都に着いたらすぐに訪れることができます。
日本語が読めなくてもOK!
京都ラーメン小路のパンフレットは、日本語はもちろん、英語・簡体字・繁体字・ハングルに対応しています。
券売機で食べたいラーメンのチケットを購入し、店の方に渡しましょう。券売機には商品写真が貼られているので、日本語が読めなくても安心です。
どんなご当地ラーメンがあるのかお店に行ってみよう!
本記事では京都拉麺小路で食べられるラーメン店の内、3店舗を厳選してご紹介します。
1.徳島「ラーメン東大」
最初にご紹介するのは、日本の徳島県のラーメン店「ラーメン東大」です。
徳島ラーメンはスープの違いによって、大きく白系・黄系・茶系の3つに分類できます。ラーメン東大は全国的に有名な茶系のラーメン店。
豚骨をベースに醤油で味付けしたスープや、トッピングの生卵やネギなど、徳島ラーメン(茶系)らしいオーソドックスな味を楽しめます。
スープは少しとろみがあり、味は濃い目です。とろける生卵を乗せて食べてみましょう!
味付けはしつこくなく、子どもや女性にもオススメです。
店内では徳島県の民謡(みんよう:日本の各地方に残る民族音楽)である「よさこい節」がBGMとして流れていました。広々としているので大きな荷物を持っていても安心して入ることができました。
2.京都「ますたに」
京都のご当地ラーメン代表、「京都銀閣寺 ますたに」の特徴は、濃厚な味わいの鶏ガラスープと、スープにちりばめられた豚の背脂です。このスタイルのラーメンは「ますたに」から始まり、京都に広まりました。
今回はトッピングのチャーシュー(豚肉)が多めに盛られた「チャーシュー麺」(800円)を紹介したいと思います。
スープは唐辛子が効いて少し辛めでした。
背脂がスープのコクを増し、京都名物の九条ねぎが心地よい食感を加えます。チャーシューは赤身が多いため、脂身が苦手な女性でも食べやすいはず。
3.博多「一幸舎」
九州のラーメンといえば博多ラーメン。訪日観光客の方に人気の「一蘭(いちらん)」も、この博多ラーメンに分類されます。
博多ラーメンの特徴は白濁の豚骨スープと、脂身を含んだチャーシュー、辛子高菜(※1)やキクラゲなどのトッピングです。ほかのラーメンに比べ、麺が非常に細いことでも有名です。
※1…辛子高菜(からしたかな)とは、日本の漬物の一種。高菜と呼ばれる野菜を唐辛子と一緒に漬けたもの。
煮玉子がトッピングされた「味玉ラーメン」(800円)を購入します。
麺が細いため、こってりとしたスープがよく絡みます。
お好みで辛子高菜などのトッピングを無料で追加できます。
より濃厚な味を楽しみたい方は、こちらの器具でニンニクを丸ごと押しつぶし、スープに投入してみましょう。自分なりの味を探してみてください。
ほかにもまだまだある!
今回紹介した店舗以外にも、京都拉麺小路には各地のご当地ラーメン店が集結しています。さまざまなラーメンを食べてきた方やそうでない方も、京都にお越しの際は足を運んでみてください。
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関西在住のオタク。「わたしと みんなと 楽しめる記事を」 そんな記事を提供できればと思います。