旅の準備はじめよう

坂井市丸岡・竹田エリアは福井県坂井市の東部にあります。本記事では福井駅から京福バスで丸岡へ向かい、オススメの宿泊、周辺の観光地など、美しい観光地もお伝えします。
1泊2日
福井県坂井市にある丸岡エリアは、中心市街は丸岡城の城下町として発達してきました。古くは縄文中期(4,500年前)の竪穴式住居跡の舟寄遺跡なども発見されています。また竹田エリアは、自然豊かな環境に恵まれた山里です。四季折々の豊かな自然と温かな出会いが竹田にあります。
JR福井駅へ到着したら、京福バスへ乗り換えです。バスターミナルはJR福井駅を出てすぐの場所にありますので、乗り替えもスムーズです。
まずは、丸岡城へ向かいます。
丸岡城は、現存天守閣では最古の建築様式を持つ平山城で、霞ヶ城の別名の通り、春満開の桜の中に浮かぶ姿は幻想的でひときわ美しいお城です。
国の重要文化財で、外観は二層、内部は三層の望楼型天守閣で石垣は”野づら積み”という古い方式で、すき間が多く粗雑な印象ながら排水がよく大雨でも崩れる心配がないといわれています。
また、園内には400本のソメイヨシノが植えられ、日本のさくら名所100選に認定されており、4月には城下で丸岡城桜まつりが行われます。
わずか四十文字の短い文に込められた想い
徳川家康の功臣で鬼作左の勇名をとどろかせた本多作左衛門重次が陣中から妻にあてた手紙文は用件を簡潔明瞭に伝えた手紙の手本と言われています。簡潔明瞭な中にも妻や子を気遣う優しさが短い文の中に伺うことができます。
毎年多くの作品が寄せられる「日本一短い手紙 一筆啓上賞」は本多作左衛門重次の手紙をモチーフに始まりました。
そして、過去二十年以上にわたる多くの人々の想いが結集して「一筆啓上 日本一短い手紙の館」は誕生しました。
丸岡バスターミナルから舟寄バス停まではこちらを参照ください。
南北朝期に、南朝の忠臣だった「新田義貞」公の墓所。県指定史跡。
新田義貞は、合戦中に灯明寺畷(現福井市新田塚)で討たれ、その体はこの寺で葬られたといわれており、遺品は寺宝として保存されています。
逸品 イワナの骨酒、熊刺し
竹田川の渓谷のほとりにたたずむ当館。天然温泉の風呂からは春は桜、新緑、夏は避暑、秋は紅葉、冬は雪景色と四季折々の風景が楽しめます。夕食には竹田の伝統料理がならび、特にイワナの骨酒、熊刺しは一度食べてみたい逸品です。
もっと観光したい! という方は、たけくらべからタクシーで約5分の「千古の家」もオススメ。2日目に行ってみましょう。
江戸時代初期に建てられた福井県内最古の民家。柱や梁の仕上げに丸刃の手斧を使った跡がそのまま残っていることや、上屋を支える股柱が3本も使われていることなど、全国的に見ても貴重な民家の一つとされています。国指定重要文化財。
6月中頃には、隣接する菖蒲園できれいな菖蒲の花が咲き誇り、秋になると、国登録記念物の庭園が色鮮やかな景色を見せてくれるなど、四季折々の風情ある風景に見事にマッチする歴史ある民家です。
御休み処の地元丸岡産そば粉を使った十割そばも、隠れた人気があります。
上記の観光地以外にも、丸岡・竹田エリアには訪ねたい観光地があります。たとえば、漫画「蔵の宿」のモデルにもなった久保田酒造や、テレビでも取り上げられる竹田のあぶらあげ谷口屋など。ぜひ訪れてみてください。
DMOさかい観光局は、福井県坂井市の観光地域づくりを担う組織として、坂井市にある観光資源をさらに磨き上げ、地域の観光事業者や多種多様な関係者と協同しながら地域を牽引する役割を担っています。海から山まで自然あふれるまち、 坂井市のみどころを紹介!