旅の準備はじめよう
【3月3日はひなまつり】伝統的な「京雛」を間近に拝見。その美しさに感動!
毎年3月3日にひな人形を飾り、健やかな成長と健康を祈る「ひなまつり」。桃の節句とも言われ、今なお親しまれている日本の伝統行事です。京都ブライトンホテルのロビーでは、期間中、伝統的な京都のひな人形をお飾りしています。(この記事は2024年のものです)
ひな人形とは?
ひな人形とは、もともと人の姿をかたどったものに穢れを移し、難を逃れる厄除けに由来するもの。大切な子供を守ってくれるお守りのような存在でした。また、平安時代、貴族の子女の間で流行した「ひぃな遊び」という人形遊びが徐々に広まり、江戸時代~明治以降には、美しく飾り付け鑑賞するスタイルとして定着したと言われています。
飾り方や時期が地域によって異なる?
一般的なひなまつりは3月3日。厄払いの力をもつという言い伝えがある桃が咲くころでもあることから「桃の節句」とも言われます。農業が盛んな土地では繁忙期が過ぎた4月3日に行われたり、8月1日にひな人形を飾る地域もあるとのこと。また、お人形の表情や衣装にもそのまちごとに異なる特徴があり、全国各地で催される「ひなまつりイベント」に参加するのも楽しいかもしれませんね。
1200年の歴史とともに、京都で作られる「京雛」。
熟練した職人が全て手作業で制作、平安時代の装束を細部まで忠実に再現した芸術品が京雛です。その特徴は、やや目が細めで京頭と言われる独特のおっとりとしたお顔立ち。また、日本古来の風習、陽が昇る方向が上座とする日本古来の風習に則り、向かって右側に男雛を飾るのも京都ならでは。関東地方とは反対の飾り方です。
七段飾りにも意味がある?
京都ブライトンホテルのロビーにお飾りするのは立派な七段飾り。古来から七は縁起の良い数字とされており、一番上には、天皇・皇后のお姿をかたどった男女のひな人形を飾ります。その下には、女性3人のお世話係、子供5人の音楽隊、悪者を退治してくれるナイト役、表情豊かな3人の従者と、それぞれに役割を持ったお人形を並びます。その他、嫁入り道具など小さくとも精巧に作られたお道具もまた素晴らしい作品。ぜひ、間近でご覧になってみてください。(展示作品や期間は毎年異なります)
二条城や銀閣寺など多くの世界遺産にもアクセス抜群の立地にある京都ブライトンホテル。近隣には昔ながらの醬油や味噌を売るお店が多く、お買物も楽しめます。京都御所までは徒歩約5分、朝のウォーキングやランニングコースにもおすすめです。また、京都をよく知るコンシェルジュが常駐しており、観光や食事処、伝統工芸の体験などについても気軽に相談できます。桜や紅葉のシーズンには貸切で鑑賞できる特別なツアーも登場。客室は平均42㎡と大きなスーツケースがあっても余裕の広さ、ゆったりくつろげるソファも完備しています。洋食・鉄板焼・京懐石・中国料理・バーラウンジと館内のレストランも充実しており、中でも和牛を目の前で焼き上げるカウンタースタイルの鉄板焼が人気。グルメや京都らしい体験など、京都の全てをアレンジ出来るホテルです。