旅の準備はじめよう
~歴史と自然が織り成す贅沢~ 割烹旅館二葉貸切、文化財の宿で日本の伝統を楽しむ至福の時間。
1748年創業の割烹旅館二葉を全館貸切の贅沢な滞在をお楽しみいただけます。登録有形文化財の離れや四季折々の日本庭園に包まれ、里山の恵みをふんだんに使った会席料理や、歴史ある「忠七めし」を味わう贅沢なひととき。さらに、職人による紙漉きや酒蔵体験、小川町の自然と文化を存分に堪能できる特別なプランです。この機会に、心から癒される贅沢な時間をお過ごしください。
1日目: 里山の自然美を巡るハイキングを楽しむ。
小川町の下里地区にて、地元ガイドと共に里山の自然美を巡るハイキングを楽しみます。
槻川流域に広がる小川町の里山は、豊かな自然と共に地域の文化が息づく場所です。ハイキングでは、地域の文化や自然とのつながりを感じながら、里山の恵みを全身で味わってください。
ハイキングの後には、自然の中に佇む旧小学校分校内で里山と幼少期のノスタルジーな気分をカフェで過ごし、リラックスしていただきます。
※里山でのハイキングがありますので、ズボンや帽子、リュックなど、手が空くような動きやすい服装でご参加ください。
松岡醸造株式会社 帝松(昼食)
日本人が祝いの場で伝統的に行う神事『鏡開き』を通じて、「ようこそ小川町へ」と温かいおもてなしの心を感じていただきます。
その後、レストラン「松風庵」で美味しい昼食をお楽しみいただき、蔵見学へと進みます。小川町の清らかな水を使った酒造りの歴史や工程を学ぶことで、地域の文化と風土に根ざした酒造りの魅力をより深く理解することができます。帝松の酒は、この清らかな水から生まれており、秩父山系の天然水が育んだミネラル豊富な仕込み水は、酒造りに欠かせない要素です。
午後:小川町和紙体験学習センター
ユネスコの無形文化遺産に登録された手すき和紙技術を受け継ぐ「細川紙技術者協会」の会員による特別な紙漉き体験をご用意しました。伝統的な技法を直接学びながら、和紙が持つ独特の美しさと質感を実感することができます。
また手すき和紙技術を駆使して、あなただけの和紙ラベルを自分の手で漉く体験をお楽しみいただけます。
※紙すき体験では手を濡らすことになります。腕まくりができる服装で参加ください。
割烹旅館 二葉(宿泊)
割烹旅館二葉では、「仙元」「万葉」「離れ田毎(たごと)」の3タイプの客室をご用意しています。お好みに合わせた快適な空間で、特別なひとときをお過ごしください。
※写真は離れ客室
2日目: 圓光寺での坐禅体験(朝食終了後)
里山の静寂に包まれた圓光寺で、「坐禅」を体験します。圓光寺は、鎌倉時代に北条時頼の招請で開かれ、歴史と深い静けさが息づく臨済宗妙心寺派のお寺です。この由緒ある場所で、澄んだ空気と心地よい静寂に身を委ねながら、心を静め、日本の精神文化に触れるひとときを過ごします。坐禅を通じて自分と向き合い、心身をリフレッシュさせることで、忙しい日常から心の平穏を取り戻しましょう。
※坐禅体験はズボンの方が適しています。スカートでのご参加はお控えください。
午前中:圓光寺での書道体験
「1日目に自分で漉いた和紙」を使って、オリジナルのお酒のラベルを作成する書道体験をご用意しています。手作りの和紙に筆を走らせることで、自分だけのラベルを完成させる達成感を味わえます。また、写経を通じて、書道が持つ深い意味や日本文化の奥深さに触れ、心を静める時間をお楽しみいただけます。
晴雲酒造株式会社(昼食)
地元野菜とお酒をテーマにしたレストラン「自然処 玉井屋」で昼食を楽しんだ後は、酒造見学に進みます。晴雲酒造は1902年に創業した老舗の酒蔵で、小川町の自然豊かな環境で育まれた無農薬米を使用し、伝統と技術を守りながら地域に根ざした酒造りを行っています。
見学では、酒造りの工程や職人のこだわりに触れながら、きき酒を通じてお好みの銘柄を見つける楽しさを味わっていただけます。旅の最後となる3日目には、自分で選んだお酒に和紙ラベルを貼ることで、世界に一つだけのオリジナルのお酒が完成します。
フレンチレストランatelico(夕食)
名前の由来は「atelier」と「agriculture」を組み合わせた造語で、まさに食材工房のような意味を込めています。ここでは、地域の食材を活かした料理を通じて、皆様に五感で地域を体験していただけることを大切にしています。
シェフの新島貴行氏は、在英国日本国大使館で料理長を務めた経験を持つ一流の腕前を誇り、同時に地域の伝統文化も尊重しています。小川町の伝統工芸士「富岡鬼瓦工房」の鬼板師、富岡さんによって制作された看板や小皿は、その卓越した技術と情熱が込められた作品です。これらの工芸品が店内を彩り、食事のひとときをさらに特別なものにしています。
3日目 (選択制)抹茶体験か里山サイクリング
庭園は、石や木々が時を語り合うように静かに佇んでいます。「さざれ石」や「下里青石」など、歴史を感じる石々が点在し、樹齢150年以上の黒松や板碑が庭の中に静かな存在感を放っています。この庭園には、多くの時代の積み重ねとストーリーが込められています。
抹茶体験では、そんな静かな庭園を眺めながら、日本の伝統を感じる特別なひとときをお楽しみください。着物で参加すれば、さらにその雰囲気を堪能できます。
※着物着付けは、男性 178cm 90kg 女性 身長168cm 60kg までを推奨しております。
里山サイクリング
里山と町並みを巡るサイクリングを通じて、自然と共生する小川町の風景を楽しんでいただけます。里山の豊かな恵みを感じながら、心地よい風を受けて走るひとときをお楽しみください。
午後:武蔵ワイナリー(昼食)
特別なワイン特区に位置する武蔵ワイナリーで、完全無農薬で育てられたブドウを使用したワイン造りの奥深い工程をじっくりと学びませんか?ここでは、自然の力と共生しながら醸造されるワインの魅力を存分に堪能できます。
ワイン造りを通じて、環境に優しい持続可能な農業の重要性や、地元の風土が生んだ特別な風味について知ることができるはず。
割烹旅館二葉旅館とは。
割烹旅館二葉は、1748年創業の歴史ある旅館で、埼玉県小川町に位置し、270年以上にわたり旅情あふれるおもてなしを提供しています。本館は昭和8年建築で、国の登録有形文化財に指定されており、美しい日本庭園と共に、四季折々の風情を楽しむことができます。
旅館自慢の料理には、日本五大名飯の一つ「忠七めし」や、旬の地元野菜を使用した会席料理が含まれ、贅沢なひとときを提供。山岡鉄舟ゆかりの宿としても知られ、彼の直筆の書が今も残されています。
バリアフリー対応の新館「梅香亭」も備え、全てのお客様に安心して利用していただける環境が整っています。
このツアーの楽しみ方
このツアーでは、東京から最も近い里山「小川町」で、歴史と風土が織りなす日本文化を存分に体感できます。地元の職人による紙漉きや酒造りの体験を通じて、手仕事の温もりと伝統の技に触れながら、里山の豊かな恵みをふんだんに使った美味しい料理を堪能できます。自然の美しさと文化の深さが融合した特別なひとときは心を豊かにしてくれるはず。あなたの感性を刺激する、忘れられないひとときをお楽しみください。
ツアー開催日程
1班:10月30日(水)~10月31日(木)~11月1日(金)
2班:11月6日(水)~11月7日(木)~11月8日(金)
3班:11月19日(火)~11月20日(水)~11月21(木)
4班:12月6日(金)~12月7日(土)~12月8日(日)
※各日程で、異なる季節の景色や体験を楽しむことができます。
※行程が多少変更になることもありますので、予めご了承ください。
食事条件
朝2回 昼3回 夕2回
東武東上線 小川町駅集合 10時30分
池袋駅からJR東武東上線で小川町駅で下車します。運賃は池袋駅から片道830円です。
※小川町駅までの交通費はお客様のご負担となりますので、予めご了承ください。
募集人数
各日程9名(最少催行人数1名)
※添乗員:あり 通訳:あり(中国語・英語)
ツアー詳細
主催:小川町観光協会
旅行企画・実施:観光庁長官登録旅行業第38号 東武トップツアーズ株式会社
〒131-0045 東京都墨田区押上一丁目1番2号 東京スカイツリーイーストタワー
協力:株式会社おいでなせえ
本ツアーは、特別な体験等によるインバウンド消費の拡大・質向上推進事業の一部補助を受けて実施しております。この支援により、外国人観光客の皆様に日本の伝統文化や自然をより深く体験していただける質の高い観光プログラムを提供しています。
観光庁 特別な体験公式サイト:https://tokubetsu.go.jp/
キャンセル料
旅行開始日の前日から起算してさかのぼって14日目にあたる日以降3日目にあたる日まで:旅行代金の20%
旅行開始日前々日から当日:旅行代金の50%
旅行開始後または無連絡不参加の場合:旅行代金の100%
東武東上線で池袋から直通、埼玉県のほぼ中央に位置する小川町は、歴史と文化が深く息づく美しい自然に囲まれたエリアです。清らかな槻川の流れに沿って、昔ながらの伝統産業や職人技が今なお大切に守られています。 「おいでなせえ小川町」では、小川町を中心に、ときがわ町、寄居町、嵐山町、東秩父村など、比企地域の観光・体験プログラム、お食事、宿泊の予約が可能です。手漉き和紙作りや里山ハイキング、地元の食材を使った特別料理など、自然と文化に触れながら心身を癒す体験が豊富に揃っています。 都会の喧騒を忘れて、四季折々の風景を楽しみながら、あなたの心をリフレッシュしに、ぜひ小川町へお越しください。ここでしか味わえない特別なひとときが、きっとあなたを待っています。