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旧小國家「鐵十郎」国登録文化財が一棟貸し宿泊施設に!オープニングセレモニーに行ってきた/福崎町
旧小国家・・正しくは旧小國家 国登録文化財「旧小國家」(福崎町)主屋が、2月17日から宿泊施設としてグランドオープン。 オープンに先駆けて関係者を招いたセレモニーが開催されました。
宿の名前は「鐵十郎(てつじゅうろう)」
江戸時代には庄屋となり、1871(明治4)年の「播但一揆」で農民の身代わりとなり処刑された”小国鐵十郎”の名前が由来とのこと。
「思い返せば、20年ほど前に長屋門がですね、 台風で被害にあって瓦が吹き飛ばされて、これ(小國家)を潰そうかな、と考えたときに 教育委員会に相談して「登録文化財にしないか」と言われまして。遺すんだったら活用しないと。」と言うのは旧小國家のオーナー、山田さん。
宿のキャッチコピーは「姫路城の奥座敷」に決定。
インバウンドのお客さん、姫路城を見に来たお客さん向けに、お茶とか着物の着付けとかお華とか体験プログラムを充実させていきたい考えなのだそう。
その後は各部屋の説明を受けながら宿の中を見学。みなさんとても興味深く見学されていました。
キッチンでは軽食が楽しめます。黒を基調とした家電がおしゃれ。
これは使いたくなる!!
一通り見学を終えた後は全員で乾杯!
おいしい食事と会話で盛り上がりました。
内覧会・セレモニーの様子など
福崎町は、かつて「播州」や「播磨の国」と呼ばれた兵庫県南西部に位置し、昔は東西と南北を結ぶ街道が交わる交通の要所として栄えました。昭和31年(1956年)5月3日に、田原村、八千種村、旧福崎町が合併し、現在の形となりました。 今でも、南北にはJR播但線や播但連絡道路、国道312号線が通り、東西には中国自動車道と県道三木宍粟線が走り、交通の重要な拠点であることに変わりはありません。 さらに、福崎町は緑豊かな山々に囲まれ、町の中央を市川が流れる自然豊かな田園都市であり、歴史と文化の遺産にも恵まれた地域です。