旅の準備はじめよう
「ユニバーサル・ミュージアム さわる!"触"の大博覧会 直方巡回展2024」
来場者が多様な作品群に実際に触れ、触角(視覚以外の感覚)に集中することで感覚の多様性に気づきを与えていきます。視覚優位・視覚偏重の従来の展示のあり方を問い直したユニバーサルな展示は単なる障害者対応・弱者支援という枠組みを超えて国際的にも注目されており、展示会を通して「さわる」ことの無限の可能性を発信していきます。
「ユニバーサル・ミュージアム さわる!"触"の大博覧会 直方巡回展2024」
本展覧会は6つのゾーンから構成されています。
Section0 試触のゾーン
触学、触楽のためのウォーミングアップ
Section1 感じる 手ざわりのゾーン
触覚に集中できるよう暗くした会場で「視覚を使えない不自由」から「視覚を使わない解放感」へ
Section2 つながる 全身でさわるゾーン
多種多様な素材、手法によって制作された作品に全身で触れると作品と鑑賞者の距離が接近し、事態の境目が曖昧となる。
Section3 みる 目で触るゾーン 見る=視覚で情報を得る、見る=全身の触角(センサー)で情報を得る。そうすると、「見る」も「さわる」も「みる」に含まれることになる。
Section4 広がる耳でさわるゾーン
種々雑多な音は目に見えない世界の入り口となる。音の波動を触覚的に捉える試みる。
Section5 深める 心で触るゾーン
巡回展の仕上げとして、「読み咲かせ= 十人十色の方法」で絵本読んで心に花を咲かせる体験を楽しもう。
すべての作品に触れます!
すべての作品、写真撮影OK!SNSへの投稿ももちろんOK!
◆期間:2024年7月6日(土)~9月16日(月・祝)
◆時間:9:30~17:30(入館は17:00まで)
◆会場:直方谷尾美術館
◆入館料 一般800円(480円)、高大生400円(240円)、中学生以下無料
※障害者手帳提示の場合、ご本人と付き添い1名は無料
※( )内は20名以上の団体料金
※毎週土曜日は高校生無料
◆展覧会アウトリーチ制作発表展 直方市内4中学校の全2年生が、昨年土で作った鈴を5期に分けて、展示会場内に展示します。 (※直方第二中学校のクラスは1年生(制作当時)時のものです)
1期:7月 6日(土) ~7月21日(日) 直方第一中学校
2期:7月23日(火) ~8月 4日(日) 直方第二中学校 1~3組
3期:8月 6日(火) ~8月18日(日) 直方第二中学校 4~6組
4期:8月20日(火) ~9月 1日(日) 直方第三中学校
5期:9月3日(火) ~9月16日(月・祝) 植木中学校
会場:直方谷尾美術館 料金:入館料のみ必要
◆夜間特別開館ナイトミュージアム
7月15日(月・祝)、8月12日(月・祝)、9月16日(月・祝)は 開館時間を19:00まで延長いたします。(入館18:30まで)
出品作家・団体(50音順)
芦屋大学、植木中学校、大塚オーミ陶業株式会社、岡本高幸、片山博詞、株式会社三木製作所、北川太郎、桑田知明、島田清徳、高見直宏、田代雄一、日本点字図書館、直方第一中学校、直方第二中学校、直方第三中学校、戸坂明日香、冨長敦也、福岡県立北九州視覚特別支援学校、福岡県立直方特別支援学校、堀江武史、前川紘士、真下弥生、松井利夫、宮本ルリ子、守屋誠太郎、ユニバーサル・ミュージアム研究会+滋賀県立陶芸の森/世界にひとつの宝物づくり実行委員会、渡辺泰幸、わたる(石川智弥+古屋祥子)、わらべ館
若林孝典助成公益財団法人朝日新聞文化財団 公益財団法人西日本シティ財団
直方のまちにゆっくり滞在されたい方は 一棟貸し民泊で
福岡県直方市の商店街の一角にある元手芸屋さんの店舗・住宅をリノベーションしてできた空間 Bouton/忘覚庵です。 市の中央を流れる遠賀川河川敷と河川敷から眺められる福智山はとても美しいです。 穏やかな時間の流れる中心市街地は、ゆっくりと時間を過ごすことができます。 私は人の話を聞いたり、本を読んだり、写真を撮ったり、散歩が好きです。 忘覚庵の庭を手入れすることも私の大切な時間です。 ぜひゆっくりお話しして静かな時間を共有しましょう。