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5000杯食べたマニアがオススメ!福岡県・博多周辺の激ウマ人気ラーメン8選
通算5000杯以上のラーメンを食べた筆者が、福岡県・博多のオススメラーメンを厳選してご紹介します。この記事では、博多名物の豚骨ラーメンをはじめ、博多でも増えている豚骨以外のラーメンも紹介しています。博多のラーメン情報なら、MATCHAを見れば間違いない。
博多と言えば、豚骨ラーメン
福岡県・博多と聞くと、白濁したスープの豚骨ラーメンを思い浮かべる人は多いのではないでしょうか。
もちろん、博多ではまだまだ豚骨ラーメンが多いのですが、最近ではそれ以外のラーメンも見かけるようになりました。この記事では豚骨ラーメンに加えて、博多で最近増えている豚骨以外のラーメンも紹介しています。
1.博多No.1の行列ラーメン店「博多一双 博多駅東本店」 博多
博多と言えば、やはり豚骨ラーメンが有名。その中でも特に人気が高いのが、この「博多一双 博多駅東本店」です。ラーメンは豚骨ラーメン1種類のみで、あとはトッピングとサイドメニューだけというシンプルなメニュー構成(写真の「ラーメン」は、税込650円)。
カプチーノにも例えられる泡立った豚骨スープが特徴的で、味わいは力強く濃厚です。ただ決して脂っぽくはないため食べやすく、多くの人がこの味の虜(とりこ)になること間違いなし。博多に来たら、ここのラーメンは絶対に食べるべきだと、みなさんに自信を持ってオススメできる素晴らしいラーメンです。
店内は活気があり、おいしいラーメンに加えて丁寧な接客も好印象。博多駅からも近く、アクセスのよさは抜群です。唯一気になるのが待ち時間で、基本的にいつも行列ができているので、その点ご注意ください。遅めの時間に行くと、売切れ早仕舞いになっていることも時折あります。
2.世界に進出する有名ラーメン店「博多一幸舎 博多本店」 博多
博多に本店を構え、アジア各国やアメリカにも進出している有名ラーメン店の総本山が、この「博多一幸舎 博多本店」です。ラーメンは3種類ある中で、まずはやはり基本の豚骨ラーメンを食べてみてほしい(写真の「ラーメン」は、税込700円)。
クリーミーな豚骨スープは、たっぷりの旨味に溢れた絶品。それなりに濃厚ですが、くどくはありません。研究を重ねて編み出した自家製麺は、細くてもコシがあり、スープとの相性もいい。大判のチャーシューも素晴らしい出来栄えで、チャーシュー増しにするのもいいでしょう。
3種類の豚骨ラーメン以外にも、チャーハンや餃子などのサイドメニューも充実しており、特に餃子は個人的にオススメ。夜なら、ラーメンの前にビールと餃子の組み合わせは外せません。他にも、ラーメンとサイドメニューのお得なセットが多数あります。
3.濃いめで臭いも強めな豚骨ラーメン「ぶたや」 博多
博多周辺に数多くある豚骨ラーメンの店の中でも、特に豚骨らしい匂いの強いラーメンを味わえるのが、この「ぶたや」です(写真の「ラーメン」は、税込600円)。第一印象は小さくて地味な感じの店ですが、中は意外に広くてゆったりしています。
スープは少し透明感を残しつつも、旨味たっぷりで脂分もやや多めな仕上がり。博多ラーメンの中でも、特に細い麺を使うのも特徴的で、とろみのあるスープが麺にまとわりついてきます。食べ終わる頃には口の周りがベタベタになるほどで、豚骨ラーメン好きにはたまりません。
博多周辺の他のラーメン店と比べても、明らかに異なる独特なラーメンで、真の豚骨ラーメン好きならぜひ訪れてみてほしいです。注意点として、臨時休業が比較的多いので、ご了承ください。
4.お酒やおつまみも充実「博多麺屋台 た組」 博多
今回紹介する博多エリアのラーメン店の中でも、特に安心して誰にでもオススメできるラーメン店が、この「博多麺屋台 た組」です。(写真の「とんこつラーメン」は、税込600円)。
とてつもなく強い個性がある豚骨ラーメンというわけではありませんが、その代わりに誰にでも好かれそう。豚骨ラーメンに多い臭みなどもなく、シンプルにスープのおいしさを堪能できます。脂っぽさも感じず、麺の量もやや少なめなので、お酒を飲んだ後の〆には最適な豚骨ラーメンと言えるかもしれません。
博多周辺のラーメン店は、ラーメン以外にお酒やおつまみを用意しているところが多いですが、ここはその中でも特に種類が多く、餃子などの定番から魚の干物・ポテトサラダなど多岐に渡ります。たくさん食べて飲むのはもちろん、軽く飲んでラーメンを食べたい人向けのお得なセットもあり、客のさまざまな要望に対応しています。
5.博多以外にも複数の店舗あり「長浜ナンバーワン 祇園店」 祇園
創業からおよそ半世紀となる、博多周辺を代表する老舗ラーメン店が、この「長浜ナンバーワン」です(写真の「長浜らーめん」は、税込550円)。ここ博多エリア以外にも、福岡市内に複数の店舗があり、さらには東京にも進出しています。
博多周辺の一般的な豚骨ラーメンと比べると、やや濃厚でクリーミーなスープが特徴的です。かといってくどいわけではなく、まろやかで食べやすくておいしい。また、トッピング類が安いのもここの魅力の1つで、チャーシューや味玉・ワンタン(※1)などすべてのトッピングを追加しても1,000円程度で収まるコストパフォーマンスのよさも素晴らしいです。
「長浜ナンバーワン」は、どの店舗もアクセスがよく、福岡市内で手軽に豚骨ラーメンを食べたい場合にはぴったりだと思います。営業時間も長く、昼から通しで深夜まで営業しているのもありがたいところです。
※1:ワンタン......小麦粉で作った薄皮で挽き肉などを包んで茹でたもの。
6.屋台の雰囲気を感じる「KENZO cafe」 祇園
元々は屋台でラーメンを提供していた方が開いたのが、この「KENZO cafe」です(写真の「KENZOラーメン」は、税込540円)。昔の屋台の面影を感じられるような、雑然とした雰囲気の店舗。ローカルさを味わいたい方にはオススメです。
ラーメン自体は、博多周辺によくある豚骨ラーメンという印象で食べやすいです。しかしながら、福岡市内中心部でラーメン1杯540円の安い価格設定が何よりありがたい。博多周辺で、安くておいしい豚骨ラーメンを食べたい場合には最適でしょう。
通常の豚骨ラーメン以外に、麺を焼いて仕上げる「焼きラーメン」も、「KENZO cafe」の名物です。ここでしか味わえないオリジナルのラーメンで、有名人がそれ目当てに訪れることもあるそう。また、店舗の2Fには宴会スペースがあり、夜はそこでゆっくりとコース料理を楽しむこともできます。
7.博多周辺では貴重なあっさり醤油ラーメン「支那そば月や 本店」 呉服町
もし、博多周辺であっさりした醤油ラーメンが食べたくなったら、この「月や 本店」へ行くといいでしょう。博多では珍しい醤油ラーメン専門店で、基本メニューは店名にもなっている写真の「支那そば」です(税込600円)。
スープは甘めの味わいで、これは福岡をはじめとする九州に多い、甘口の醤油を使っているからです。そのおかげか、醤油ラーメンに馴染みの薄い地元民にも、問題なく受け入れられています。麺は醤油ラーメンに多い細麺ではなく、平たい形状のものを使用しており、スープとよく絡みます。
昼はサイドメニューとのお得なセットもあるので、お腹に余裕があればセットで注文するのがオススメ。また、夜はラーメン以外に一品料理や酒類も揃っており、居酒屋としても楽しめます。店内は、明るく清潔感があり、女性1人でも気軽に入れる雰囲気です。
8.福岡屈指の塩ラーメン「らぁめん シフク」 榎田
博多から少々離れた静かな場所にある人気ラーメン店が、この「らぁめん シフク」。豚骨ラーメンがまだまだ多い博多エリアにおいて、鶏と塩を使ったラーメンで勝負しており、店のイチオシが写真の「塩らぁめん」です(味玉入りで、税込700円)。
透き通ったその見た目通り、スープはあっさりした優しい味わい。それでいてしっかりとコクがあり、香りも豊かな絶品です。博多周辺以外からも多くの客が訪れるそうですが、それも食べて納得のおいしさ。麺は自家製の縮れ麺で、適度な歯応えが感じられ、スープともよく絡みます。
唐揚げ3個とご飯がつく「唐揚げセット」もここの名物で、ご飯はおかわり自由のありがたいサービス付きです。ただし、あくまでも自分が食べ切れる量にしておきましょう。それが、ラーメンに限らず飲食店における大切なマナーの1つです。
博多のラーメンを食べ尽くそう
博多には、豚骨ラーメンはもちろん、それ以外にもおいしいラーメンがあることが、お分かりいただけたかと思います。博多でラーメンを食べる際は、ぜひこの記事を参考にしてみてください。
また、博多周辺にはどんどん新しいラーメン店がオープンしているため、情報は適宜更新していきます。
旅と音楽とラーメンをこよなく愛するエンジニア。 中学生のときにオーストラリアでホームステイしたことをきっかけに、学生時代はバックパッカーにハマる。そんな中で改めて日本の良さを実感し、それをもっと世界中に広めたいと思ってMATCHAのライターに。 マイブームはカメラで、最近はHDRとタイムラプスに挑戦中。