旅の準備はじめよう
5,000杯食べたマニアがオススメ!新宿で本当においしいラーメン10選
通算5,000杯以上のラーメンを食べた筆者が、東京屈指のラーメン激戦区・新宿のオススメラーメンを厳選してご紹介します。今回は、新宿にある膨大な数のラーメン店から、絶対に外さない新宿のラーメン店をピックアップしてみました。新宿はラーメン店の数が多いだけあって、どのラーメンもレベルが高い。新宿のラーメン情報なら、MATCHAを見れば間違いない。
バラエティ豊かなラーメン店が集まる新宿
常に多くの人が集まる新宿。この町は東京でも随一のラーメン激戦区と言えるほど、ラーメン店の数が多く、また各ラーメン店のレベルも高いです。
それだけラーメン店の数があると、どの店に行こうか迷ってしまう方も多いと思います。そんな悩みを解決すべく、年間約900杯、通算5,000杯以上を食べている超ラーメンマニアの筆者が、実際に食べ歩いて選んだ本当においしいラーメン店をご紹介します。
1.唯一無二の濃厚海老つけ麺!「つけ麺 五ノ神製作所」
「海老トマトつけ麺」味玉と肉トッピング(税込1,180円)。
新宿ではもちろん、筆者が東京で1番好きなつけ麺がここ「五ノ神製作所」の「海老トマトつけ麺」(税込880円)。
化学調味料を使っていない店ですが、ベースの豚骨魚介スープに海老の香りを感じる海老油が加わり、濃厚で旨味たっぷり。海老をそのまま食べるよりも海老の味わいを強く感じました。これは、ほかのラーメン店も真似したくてもできないでしょう。
スープに海老を使ったラーメンは時折見かけるものの、「五ノ神製作所」は別格のおいしさ。海老好き・ラーメン好きなら絶対に食べておくべきでしょう。
今回紹介する新宿のラーメン店の中でもとくに行列が長い店ですが、待ってでも食べる価値ありです。
2.鶏ベースのスープが絶品!「麺屋 翔 本店」
新宿はもとより、東京全域で見てもとくに高い評価を受ける大人気ラーメン店が、ここ「麺屋 翔 本店」です。
写真の「香味鶏だし特製塩らーめん」(税込990円)は、透き通っていながら鶏の旨味が詰まったスープが絶品です。思わずその場で同じラーメンをお代わりしたくなりました。
駅から少し離れた場所ですが、わざわざ食べに行く価値あり。東京で絶対に行くべき名店の1つでしょう。またスタッフの接客はとてもフレンドリー。積極的にコミュニケーションをとってくれる方が多いです。
「麺屋 翔 本店」では時折出される限定ラーメンにも定評があり、それ目当ての常連さんも非常に多くいます。
とくに、水曜日限定の味噌ラーメンはオススメです。もし水曜日に新宿でラーメンを食べる際は、ぜひこの「麺屋 翔 本店」へ足を運んでみてください。
3.アメリカンな個性派つけ麺!「二丁目つけめん GACHI」
新宿周辺で、ボリュームあるメニューがウリの人気ラーメン店が、ここ「二丁目つけめん GACHI」です。自家製太麺と濃厚鶏白湯スープの鶏にこだわったつけ麺が看板メニューです。
さらに写真の「Sio DX」(税込990円)は、味玉やフライドメンマなど、トッピングがすでに乗っているラーメン。ラーメン店では珍しいフライドチキンなども入ります。
濃厚なスープやボリュームある麺に加え、フライドチキンなども一緒に食べれば、大食いの人でも満足できることでしょう。
「アメリカンなつけ麺店」をコンセプトに作り上げた店内は、インテリアとしてドラム缶も置いてありアメリカ映画に出てきそうな雰囲気。天井が高く広々とした造りとなっており、ゆっくりとラーメンやつけ麺を楽しめます。
基本の塩味以外にはテリヤキ味というものまであり、そんなラーメンが味わえるのは数ある新宿のラーメン店の中でも「二丁目つけめん GACHI」だけ。
訪日観光客も非常に多く訪れており、高い評価を受けているようです。
4.ラーメンブームの先駆者!「麺屋武蔵 新宿本店」
角煮と味玉入りの「武蔵ら〜麺」(トッピング含め税込1,150円)
ラーメンブームのパイオニアとも呼べる人気ラーメン店、「麺屋武蔵」の総本山。ラーメン店の数が増えた今でもその人気と実力は健在で、多くのお客さんで賑わっています。
豚や鶏から作る動物系スープと、鰹節や煮干しから作る和風スープを組み合わせた、ダブルスープのラーメンは絶対に外さないラーメンを食べたい場合にオススメ。
期間限定ラーメンなどの開発にも意欲的で、常に進化し続ける「麺屋武蔵」の風格は、まさにラーメン界の王者と呼ぶにふさわしい。
「麺屋武蔵」は、ここ新宿以外にも東京各地に多数の系列店があり、一部の店舗を除いて基本的に異なるコンセプトのラーメンを提供しています。新宿本店のラーメンが気に入ったら、ぜひそのほかの店舗にも足を運んでみてください。
5.東京屈指の濃厚魚介つけ麺!「風雲児」
濃厚な魚介をベースにしたつけ麺が食べたくなったら、絶対にここ「風雲児」がオススメ。
麺を食べ終わる頃にはスープがほとんど残らないほど濃厚で、写真の「得製つけ麺大盛り」(税込1,000円)のように、大盛り以上を注文する場合はスープの残量に気をつけた方がよいでしょう。
個人的には、麺を半分ぐらいスープにつけるようにすると、スープがきちんと残り麺とスープ両方のおいしさを堪能できてよいのではと思います。
「風雲児」ではスタッフの気配りが非常に細やかで丁寧。そのおかげで常に混雑している店内においても、ゆったりとラーメンやつけ麺を楽しめます。客の回転は早いため、行列の長さの割に待ち時間は短いと思います。
6.新・札幌名物を東京で味わう!「えびそば 一幻 新宿店」
本店は北海道札幌市にあり、ここ新宿にも進出している超有名ラーメン店が「えびそば 一幻」です。今でこそ海老を使ったラーメンは増えているものの、「えびそば 一幻」はその先駆者的存在と言える店。
大量の甘海老から抽出したスープは、海老の旨味が濃厚で海老好きにはたまらないおいしさ。さらに香味油にも海老油を使うことで、味や香りなどすべてに至るまで海老尽くしなラーメンに仕上がっています。
本店のある札幌では、すでに札幌の新たな名物グルメとして定着しており、そのラーメンが手軽に東京で食べられるとあって、常に多くのお客さんで賑わっています。
ラーメンの味は、醤油・塩・味噌の3種類あって、さらに海老スープの濃さも3段階から選べます。海老好きな方であれば、もっとも海老の風味が強くてなおかつ海老スープの味わいをストレートに堪能できる、写真の「えびしおそのまま」(税込780円)がオススメです。
7.飛び魚を使ったスープが絶品!「焼きあご塩らー麺 たかはし 本店」
店名に入っている「あご」とはトビウオのことで、それを焼いたものは日本では高級食材として知られています。
ここ「焼きあご塩らー麺 たかはし」では、贅沢にもそんな「焼きあご」をたっぷりと使ったラーメンを提供しており、看板メニューの「焼きあご塩らー麺」(税込800円)は、しっかりとコクがありつつ品のよさも感じるような味わいのスープが特徴的。
手打ちの麺の食感も含め、案外ありそうでなかったラーメンという印象で、おいしさとオリジナリティの両方を兼ね備えていています。
ラーメンの麺を食べ終わった後には、残ったスープをご飯にかけて、お茶漬け風にして食べるのがオススメ。
明るく清潔感のある店内や、店員さんの丁寧な接客なども行きたくなるポイント。また、「焼きあご塩らー麺 たかはし」は、2018年3月現在、新宿以外に銀座や上野にも出店しているため、観光や買い物のついでに足を運んでみるのもよいでしょう。
8.名店が手がける別ブランド!「味噌屋八郎商店 新宿店」
タイやシンガポールにも進出している有名ラーメン店、「なんつッ亭」が展開する味噌ラーメン専門店「味噌屋八郎商店」。
豚骨スープと味噌ダレ、さらにニンニクを使った秘伝の「黒マー油」が合わさった、写真の「味噌らーめん」(税込780円)は個性的かつ濃厚な味わい。
この濃厚なスープに負けないよう、麺は太めで食べ応えがあるものを合わせており、大盛り無料サービスとなっているのもありがたいです。さらに、もやしなどの野菜もたっぷり入って全体的にボリューミーなラーメンのため、主に男性客から高い支持を得ているようです。
「味噌屋八郎商店」では、基本の味噌ラーメン以外にも多彩な味噌ラーメンを用意しており、カレー味噌ラーメン・トマト味噌ラーメンなど個性派揃い。個人的には「カレー味噌ラーメン」(税込900円)がオススメ。最後にご飯を入れて食べてみてください。
9.オンリーワンの個性派煮干し!「すごい煮干ラーメン凪 新宿ゴールデン街店本館」
新宿にいくつかある煮干し(※1)ラーメン店でも、個人的にはここ「すごい煮干ラーメン凪」がオススメ。
店名にもなっている「すごい煮干ラーメン 」(税込820円)のスープには、日本中から厳選した20種類以上の煮干しを大量に用いており、さらに味付けも濃いめ。そのため非常にインパクトが強く、他店では真似できない濃厚で個性的な煮干ラーメンに仕上がっています。
煮干しの苦みなどは抑えられており、多くの人に受け入れられそうな味。個性と食べやすさを両立しています。魚は苦手、ふだんあまり食べないという方にも、ぜひ食べてみてほしいです。麺は自家製で太めの縮れ麺を合わせており、スープとの相性も抜群です。
この「すごい煮干ラーメン凪」は新宿だけで3店舗あり、とくにゴールデン街と歌舞伎町の2つは24時間営業となっているため、ランチや飲んだ後などどんな場面でも行きやすいです。
※1:煮干し……小魚を塩で煮て乾燥させたもの。
10.豚骨ラーメンの本場・福岡の味!「ラーメン 龍の家 新宿小滝橋通り店」
画像提供:ラーメン 龍の家
「ラーメン 龍の家」は、豚骨ラーメンの本場である福岡県から進出してきた人気ラーメン店で、しっかりとコクがありながらまろやかで飲みやすいスープが絶品。
写真の「とんこつ こく味」(税込800円)は、ニンニクなどを使った香味油や辛みそを加えており、それらが豚骨スープと合わさることで、さらに深みのある味わいになっています。
また、卓上にはトッピングの辛子高菜(※2)や辛しもやしなどが用意されているので、途中から入れてみて味の変化を楽しむのが、オススメの食べ方です。
東京の店舗限定メニューである「つけ麺 もつ」(税込850円)も人気があります。日本全国の有名ラーメン店が集まる「大つけ麺博」で、2位の実績を残しており、そのおいしさは折り紙付きです。
※2:辛子高菜……高菜という葉物野菜の漬物に唐辛子を効かせ、刻んで油で炒めたもの。
新宿でいつでもおいしいラーメンに出会おう
新宿は曜日や時間を問わず多くの人が集まるため、ラーメン店の数が非常に豊富で、そのバリエーションも多彩です。また、営業時間が長く無休となっているラーメン店が多いのも、新宿のラーメン事情の特徴と言えるでしょう。
新宿でラーメンを食べる際には、ぜひこの記事を参考にしてみてください。
旅と音楽とラーメンをこよなく愛するエンジニア。 中学生のときにオーストラリアでホームステイしたことをきっかけに、学生時代はバックパッカーにハマる。そんな中で改めて日本の良さを実感し、それをもっと世界中に広めたいと思ってMATCHAのライターに。 マイブームはカメラで、最近はHDRとタイムラプスに挑戦中。