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【2024】福岡市・博多でオススメの観光スポット11選&グルメ
九州で最大の都市・福岡市(博多)は、ラーメンやもつ鍋といったグルメから、ショッピングスポット、観光スポット、エンターテインメントまで充実した人気の観光地です。本記事では、福岡市(博多)でオススメの観光スポット12選とグルメ4選を紹介します。
観光もグルメもショッピングも楽しめる九州の福岡(博多)とは?
Photo by Pixta
福岡県は九州地方で一番大きな県です。その中心都市・福岡市は、九州旅行のハブとも言える大都市です。
那珂川の西側は「福岡」、那珂川の東側は「博多」と呼ばれます。博多ラーメン、もつ鍋といった人気のご当地グルメがあるほか、ショッピングスポットもたくさんあり、「海の中道海浜公園」のように美しい景勝地もあります
さらに近年は、「マリンワールド 海の中道」や「ガンダムパーク福岡」など、エンターテインメントの施設も充実してきました。
そんな福岡へは、東京から飛行機で2時間、新幹線では5時間ほどで行けます。市中心部から空港までの距離が近く、アクセスの良さも魅力です。
本記事では、福岡市・博多に来たらぜひ行ってほしい観光スポットや、オススメのグルメを紹介します!
1.日本一大きなお多福の仮面がある櫛田神社
博多の夏のおまつりとして全国的に有名な博多祇園山笠(はかたぎおんやまかさ)や博多おくんちの舞台となる櫛田神社。
飲むと長生きできるとされている霊泉・鶴の井戸水や、毎年造り変わる豪華な飾り山笠(祭具の一種)など、境内には多くの見どころがあります。
また、冬の時期は、日本一大きなお多福(日本の舞台芸能で用いられる、ふくよかな女性の顔をデザインした仮面)が飾られます。このお面をくぐると、幸運が訪れると言われています。
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2.海の中のような没入感が魅力の「マリンワールド 海の中道」
「福岡で家族旅行ならここ!忘れられない経験ができるレジャー施設3選」より
「マリンワールド 海の中道」は、自分も海の中に入って魚たちと一緒に過ごしているような、没入感が楽しめる水族館です。
「九州地方の海」をコンセプトにしたさまざまな展示や、アザラシやイルカなどの海の生き物、そして海洋生物をイメージしたスイーツなどが楽しめます。詳細はMATCHA記事でチェックしてみてくださいね。
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3.日本最大級のアスレチックタワーがあるシー・ドラグーン
Picture courtesy of PR times
「シー・ドラグーン」は、2022年3月に誕生したアスレチック施設です。「マリンワールド 海の中道」と同じく「海の中道海浜公園」にあるため、一緒に周遊するのがオススメです。
国内最大級となる高さ約17メートルのアスレチックタワーの展望デッキからは、博多湾と玄界灘を一望できます。
さらにここの魅力は、92種類のアスレチックアイテムが設置されており、空中散歩のような自転車、クライミング、空中ピクニックなどを楽しめること。家族でアクティビティを楽しみたいときにもぴったりです。
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4.歴史上の重要なスポット、志賀島
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博多湾に浮かぶ志賀島(しかのしま)は、砂州となっている「海の中道海浜公園」の先にあります。1周約10キロメートルほどの、小さな島です。
ここは、古代中国の漢王朝の皇帝が日本の女王「卑弥呼」に贈ったとされる金印が見つかった地で、日本の歴史上、重要な場所です。
島内には、歴史ある神社や石碑のほか、美しいビーチエリアがあり、気軽にドライブするのもオススメです。
5.四季の花を堪能できる「のこのしまアイランドパーク」
photo by Pixta
福岡からフェリーで10分で行ける離島、能古島(のこのしま)にある「のこのしまアイランドパーク」。ここでは、四季の花々を鑑賞できます。
そのほか、昔の日本の古い町並みを楽しめる「思ひ出通り」や、子どもにオススメの「ふれあい動物園」など、人気の施設がいっぱいです。
6.有名デパートにユニークな地下街も楽しめるショッピングスポット・天神
Photo by pixta
福岡市内には、九州最大級のショッピングスポットが複数あります。
そのひとつである天神は、PARCOや大丸百貨店、三越百貨店、岩田屋本店、SOLARIA STAGEなど、有名デパートを含む大小さまざまな店が集まる繁華街。
また、地下に広がる590メートルもの天神地下街には、手ごろな値段から高額のものまで、さまざまなブランドの商品がそろっています。
天神エリアの近くには、旧福岡県公会堂貴賓館や福岡市赤煉瓦文化館などもあり、近代日本の歴史を感じることもできます。
7.ラーメンスタジアムにイベントも楽しめるキャナルシティ博多
「キャナルシティ博多」も、天神と並ぶ福岡の人気ショッピングスポットです。250もの店舗が集まっており、その中には日本各地の人気ラーメンを網羅した「ラーメンスタジアム」があるなど、見どころがたくさんあります。
B1Fにあるサンプラザステージでは、ダイナミックな噴水ショーやイベントなどが連日のように行われています。
キャナルシティ博多周辺のおすすめホテル
このほか、市内にはアウトレットモールの「マリノアシティ福岡」や、人気のショッピングモール・イオンモールなどもあります。福岡のショッピングスポットについては、以下のMATCHA記事もご覧ください。
8.アニメの世界に浸れる「ガンダムパーク福岡」
2022年4月、「三井ショッピングパークららぽーと福岡」内に、人気アニメ『機動戦士ガンダム』の世界観を楽しめるエンターテインメント施設「ガンダムパーク福岡」がオープンしました。
中には、ショップエリア「GUNDAM SIDE-F」、スポーツエンターテインメントエリア「VS PARK WITH G」、アミューズメントエリア「namco」があり、ガンダムをテーマにしたさまざまな楽しみ方ができます。
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9.絶景が楽しめる大濠公園
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福岡市民の憩いの場となっている大濠公園。博多湾の入江であった場所を開発し、1929年にオープンしました。
中には、絶景スポットの「浮見堂」のほか、福岡市美術館、日本庭園、能楽堂、ボートハウスがあります。そのほか、スターバックスや、レストランと着物ショップが入った「大濠テラス」もあります。
大きな池の周りを歩いていると、ゆっくり犬と散歩をしている人やジョギング・ウォーキングをしている人など、思い思いに過ごす市民の姿を目にできます。
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10.夜景が楽しめる「福岡タワー」
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福岡のランドマークである「福岡タワー」。展望台からは、海と福岡市街を見渡すことができます。123メートルの高さから見渡す市街の夜景は、まさに絶景!
冬にはライトアップされる、人気のイルミネーションスポットでもあります。
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11.アクティビティが楽しめる「シーサイドももち海浜公園」
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「シーサイドももち海浜公園」は、都会的な雰囲気の中で海を楽しめる海浜公園。レストランやビーチスポーツ用のマリンスポーツショップなどがあり、バーベキューを楽しむこともできます。
周辺には、「福岡タワー」や福岡市博物館、野球や音楽コンサートの会場となる「福岡ドーム」などがあります。
【番外編】福岡市近くにある景勝地、糸島
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福岡市中心部から電車で30~40分ほどで行ける糸島は、福岡市と一緒に周遊したい景勝地です。
絶景の桜井二見ヶ浦や白糸の滝、アウトドア施設「フォレストアドベンチャー・糸島」といった見どころが複数あるほか、海辺におしゃれなカフェやレストランが点在しています。
さらに、窯元・家具などの工房やクラフトギャラリーを持つ作家が多く、例年10月にはクラフト関係のイベント「糸島クラフトフェス」が開催されています。
福岡で絶対に食べたいグルメ
1.屋台グルメ
photo by Pixta
福岡の名物といえば、博多の屋台です。
もともと第二次世界大戦後の食糧不足の中、道端で屋台が開かれたのがきっかけで、博多の屋台文化は発展していきました。現在も、100軒を超える屋台のお店があり、その大部分が中洲、天神、長浜の3エリアに集中しています。
カウンター越しに作られるラーメンや焼き鳥の味、隣に座った人ともすぐに打ち解けられる楽しい雰囲気が魅力です。
以下のMATCHA記事で、各エリアの回り方や、オススメのお店を紹介しているので、ぜひチェックしてくださいね。
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2.博多ラーメン
福岡市のグルメといえば、豚骨で出汁をとった「博多ラーメン」を外すことはできません。
市内には、アジア各国やアメリカにも進出している有名ラーメン店「博多一幸舎」の本店をはじめ、多くの人気店があり、味を競い合っています。
中でも特に人気なのが、「博多一双 博多駅東本店」です。カプチーノにも例えられる泡立った豚骨スープ(上の写真)が特徴で、味わいは力強く濃厚。多くの人の心をわしづかみにしています。
以下のMATCHA記事も参考に、ぜひ福岡でラーメンを食べ歩いてみてくださいね!
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3.もつ鍋
写真提供:福岡市
博多ラーメンと並んで人気の福岡グルメが、「もつ鍋」です。
「もつ鍋」とは、牛や豚のモツ(内臓)を主な材料とする鍋料理。一般的に、日本では寒い季節に鍋料理を食べることが多いですが、福岡・博多では一年を通して食べられており、福岡市内には数多くのもつ鍋専門店が点在しています。
モツはカロリーも少なく、野菜もたっぷり摂取できることから、女性にも人気です。店舗としては、博多駅や天神などに展開する「もつ鍋おおやま」や、火で炙ったモツが評判の「博多 もつ鍋 一慶」などが、地元住民からも人気を集めています。
このほか、福岡では、白濁した鶏ガラスープに、鶏のぶつ切りや野菜などを入れて煮込む鍋料理「水炊き」も人気があります。
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4.おみやげにもぴったりの明太子
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明太子は、スケトウダラの卵を唐辛子に漬け込んだ韓国の「辛子明太子」を、日本人の味覚に合うように開発されたもの。そのまま、もしくは軽く焼いて食べます。
明太子は現在、日本全国のスーパーで販売されています。しかし、日本版の明太子を初めて作ったのが、福岡市に拠点を置く「ふくや」だったことから、福岡市は明太子の聖地とみなされています。
明太子は市内各所で販売されていますが、興味のある人はぜひ「味の明太子ふくや 中州本店」や、さまざまな明太子料理が楽しめる「元祖博多めんたい重」に行ってみてくださいね。
福岡の気候や服装
福岡は比較的温暖ですが、夏は気温が30℃前後になり、猛暑日になることも多いです。9月ごろでも気温は高いので、半袖シャツやポロシャツなどの涼しい服装をしていきましょう。
その一方で、冬は平均気温が1桁とかなり寒いので、ジャケットやダウンなど暖かい服装を用意して下さい。
福岡の交通
Photo by Pixta
東京から福岡に行く際は飛行機が便利ですが、新幹線やレンタカーで行く方法もあります。詳細は、MATCHA記事をご覧ください。
福岡市内は交通機関が充実しており、移動にはバスや地下鉄が便利です。例えばバスなら西鉄バスや100円循環バスがあります。また、地下鉄西鉄電車、福岡市営地下鉄、JR線が利用できます。
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なお、福岡市からは、日本有数の温泉地である別府や黒川温泉まで車で2時間ほどで行けます。九州は電車だけでは行きづらいスポットが複数あることから、周遊をする際にはレンタカーを使うのもオススメです。
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宿泊、Wifi…そのほかの旅行の準備も進めよう!
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福岡での行先を決め、飛行機や鉄道のチケットも押さえたら、次は宿の準備ですよね。
福岡でお得な宿泊先を探す際は、Booking.comやAgodaもチェックしてみてください。
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このほか、日本ではフリーWifiを提供している場所が限られます。訪日観光客の方は、旅行時にポケットWi-fiをレンタルすると便利です。MATCHAでは、20%オフでお得に使えるNinja-Wifiのクーポン(英語)を発行しているので、ぜひ活用してくださいね。
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福岡の旅を楽しもう
福岡には、市内外に多くの見どころがあります。本記事を参照に、福岡への旅を満喫してくださいね!
本記事は、2016年8月15日に公開された記事をリライトしたものです。
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