【ええやん！大阪商店街発】人々の生活を水路で繋いできた要所の面影が残る「浜屋敷(吹田歴史文化まちづくりセンター）」

JR京都線吹田駅から「吹田市旭通商店街」を進んでいくと、約20年前に江戸後期の旧庄屋屋敷を吹田市に寄贈、リニューアルされた「吹田歴史文化まちづくりセンター」があります。

ここでは、屋敷の主屋にある「へっつい」と呼ばれるかまどや土間、地域特有の室内井戸、当時の姿を残す柱など、日本の伝統的建築の特徴を随所に見ることができます。

蔵棟には、京都と大阪を結ぶ水運の要「吹田村」として発展してきた歴史物の展示や地域に伝わる民話を朗読付きの紙芝居風映像で楽しめます。

別棟には、江戸時代に建造され、吹田市指定有形民俗文化財に指定された「だんじり」が展示されています。牡丹や唐獅子、龍、鶴亀といったモチーフをひとつの木から彫り出した彫刻が美しく、躍動感が溢れています。これらの「だんじり」は、今もなお現役で「吹田だんじり祭」で曳き回しをされています。

浜屋敷周辺には、水運の要所だったことを物語る「吹田の渡し跡」をはじめ、神社仏閣も多く残っており、それらを巡るガイドツアーも行われています。

10人／1000円からの個別のガイド依頼も可能です。少人数の場合も相談に乗ってくれるので、お問い合わせください。

いにしえの歴史と人々の生活が刻み込まれた「浜屋敷」にぜひ訪れてみてください。

吹田市旭通商店街

浜屋敷(吹田歴史文化まちづくりセンター）

＊浜屋敷(吹田歴史文化まちづくりセンター）＊

【アクセス】JR京都線吹田駅から「吹田市旭通商店街」を通って徒歩約15分

【開館時間】9:00～21:00

【休館日】年末年始（12月29日～1月3日）

※その他、2ヶ月に1度、施設点検のため休館させていただきます。

（2024年度 休館日：4月15日、6月17日、8月19日、10月21日、12月16日、2月17日 ※いずれも月曜日)