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「天井川」として全国的に知られていた草津川。川の跡地につくられた公園をはじめ、東海道と中山道の交わる草津宿のスポットを探訪します。
約3時間
草津市観光ボランティア協会が腕によりをかけて作ったコースをご紹介。草津をこよなく愛するガイドと一緒に巡ってみてはいかがでしょうか。
「天井川」として全国的に知られていた草津川。川の跡地につくられた公園をはじめ、東海道と中山道の交わる草津宿のスポットを探訪します。
草津駅はJR琵琶湖線(東海道本線)とJR草津線が乗り入れており、 滋賀県内で1・2を争う乗降客数の多い駅です。エスカレーター・エレベーターが設置されているバリアフリー構造の橋上駅舎で、路線バス、高速バスも多く乗り入れており、レンタサイクル(駅リンくん)も利用できます。構内には草津市観光案内所があり、市内の観光パンフレットも手に入ります。
草津駅から徒歩6分、草津川の跡地につくられた憩いの場。公園内には、レストランやカフェ、ホットヨガスタジオがあり、自然に人が集います。
典型的な天井川として全国的にも知られていた「草津川」。天井川とは川床が周辺の地面より高いところを流れる川で、常に水害の危険にさらされていました。
1982年より着手された工事により川が付け替えられ、2002年に新しい草津川が通水。2017年には、旧草津川の跡地の2区間に公園が作られ、市民や観光客の憩いの場になっています。そのうちの一つが「de愛ひろば」です。
日野出身の豪商中井氏の寄進により文化13(1816)年に建てられました。追分道標同様に火袋を有し、旅人の道先案内に大きな役割を果たしました。
草津市指定文化財となっています。
「右東海道いせみち 左中仙道美のぢ」と刻まれた道標が建つこの地は、東海道と中山道のまさに分岐・合流地点。
かつて草津宿の追分見付と呼ばれていたこの地に、街道を往来する諸国定飛脚の宰領中から寄進された火袋付きの常夜灯が今に残されています。草津市の指定文化財です。
江戸時代の主要な街道の東海道と中山道が分岐・合流する重要な宿場、草津宿。各宿場に置かれ大名や公家の休泊に利用されたのが「本陣」です。「草津宿本陣」は、建物が現存するなかで全国最大級の規模。宿帳である大福帳には、新選組や皇女和宮の名前も記されています。
草津宿本陣の近くにあり、江戸時代の「旅」と「街道」をテーマに、宿場町として栄えた草津の歴史や文化を紹介している歴史資料館。資料や模型の展示のほか、浮世絵摺りなどの体験コーナーも人気です。
735年創建。草津宿ではもっとも古い歴史を持つ名刹です。1600年、関ケ原の戦いに勝利した徳川家康が上洛の際に宿陣したと言われています。本尊の「阿弥陀如来坐像」は重要文化財に指定されています。
1階が店舗で2階がギャラリーになっており、太田家所蔵の掛け軸や道灌公ゆかりの品を見ることができます。太田酒造は滋賀県産の原料にこだわり、 日本酒を主力としながら焼酎やワインまで醸造する総合酒類メーカー。店の奥が酒蔵で、オフシーズンに限り事前予約をすれば見学することも可能です。
1200年以上の歴史を誇る神社。征夷大将軍の坂上田村麿が東北鎮圧に際して祈願したことから、厄除開運・交通安全の神社として信仰を集めてきました。東海道に面し、江戸時代に大名や旅人も道中安全を祈願したといわれています。
申し込み・お問い合わせ先
草津市観光ボランティアガイド協会
〒525-0034 滋賀県草津市草津2丁目10-21草津市まちなか交流施設くさつ夢本陣内
TEL077-563-3700 FAX077-563-3700 受付時間:9:30~18:00(12/29~1/3は休み)
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